2010年内に動画撮影対応デジイチα発売

昨日、レンズ交換式ミラーレスαの開発、年内発売をご紹介しましたが、MPA2010にて既存のデジイチαの新ラインナップの発表されていました。



年内に発売されるのは「Mainstream models」と「Advanced model」の2ラインで、「Mainstream models」は同クラス最速のレスポンスを、「Advanced model」は表現力をウリにするとの事です。

PMAの会場には2モデルのモックアップが展示されており、昨日ご紹介したミラーレスα同様、撮像素子に"Exmor APS HD CMOS"を搭載、AVCHD動画撮影対応が明示されていたとの事です。






↑「Advanced model」のモックアップ。装着レンズはツァイスのVario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

α700の後継機と思われる、「Advanced model」はグリップ前後のコマンドダイヤルや、右手側上面に液晶表示パネルを搭載しています。また、現行のα900やα700に通じるマルチセレクターやFnボタンの存在も確認できます。

デザインはα700より全体的に丸みを帯びた印象を受けます。


↑「Mainstream models」のモックアップ。装着レンズはDT 18-55mm F3.5-5.6 SAM

「Mainstream models」もAVCHDに対応するものの、デザインは液晶表示パネル非搭載など全体的に安っぽさを感じるものとなっています。

尚、α用交換レンズにも新製品の発表も有り。どちらも35mm判フルサイズに対応する製品となっており、カールツァイスブランドからはDistagon T* 24mm F2 ZA SSM、Gレンズからは500mm F4 Gの登場を予告しています。


Distagon T* 24mm F2 ZA SSM


Gレンズからは500mm F4 G

SONYも遂にデジイチでHD動画撮影対応ですか…。サイバーショットみたいに1クリップの撮影時間や容量に上限が有ったら使いものになりませんね…。

また、CanonのEOS 5Dの動画撮影の凄いところは、デジイチなのに撮像素子が35mmサイズ有る事による、深度の深さが動画にも適用できるという点であって、今回発表されたラインナップの様にAPS-Cサイズの素子で動画が撮れますって言われても、「はぁ、そうですか」といったレベルでしょうか？

今回の2ラインは恐らく、α700、α380の後継機だと思いますが、望むべくは、α900の後継機にHD動画撮影機能を付加してくれる事です。

またもや、α購入は見送りになりそうです…。