NW-MS70D(SONYの遺伝子) [WALKMAN]
この製品は2003年2月10日に発売されたネットワークウォークマンです。
この製品が発売される迄、ネットワークウォークマンはメモステに録音するタイプ(旧称メモリスティックウォークマン)か、本体にメモリーが内蔵されているかのどちらかのタイプしか有りませんでした。
しかし、この製品では、本体に256MBのメモリーを内蔵し、且つメモステDuoスロットを搭載しているのが特長でした。
↑メモステDuoスロットは底部に装備
本体はチタン製で薬莢等の整形にも使用される深絞り加工が行われている為、繋ぎ目が有りません。また、高硬度な金属膜を形成するイオンプレーティング処理が行われている為、傷がつきにくくなっています。
チタン製では有りますが、ボディサイズが36.4×18×48.5(幅×奥行×高さ)mmとコンパクトな事も有り、重量は54gと非常に軽量となっている事も特長のひとつとなっています。
また、軽量には訳が有ります。MS70Dは付属のネックストラップを使って、首から吊り下げて使うようにデザインされているのですが、付属のヘッドホンにネックストラップを装着すると、ヘッドホンのコードがそのままネックストラップとして使えるようになっています。
その為、ネックストラップとヘッドホンのケーブルが絡まってしまうといったことは起きません。ヘッドホンコードそのものがネックストラップになる為、コードが邪魔でになるといったことは起きない様に配慮されているのです。
更に、ヘッドホンプラグをプラグカバーでガードして、プラグカバーと本体ががっちりと固定される形状になっている為、首から下げている際、本体がヘッドホンコードから抜け落ちてしまうという事が無い様にデザインされています。
操作に関しては、首かけスタイルを採用しているため、MDウォークマン等の様にリモコンは付属していません。本体上部に、バックライト付きの液晶を装備し、更に液晶の両サイドにボリュームコントロールとシャトルスイッチが装備されています。
シャトルスイッチは外側に引っ張って回したり、内側に押し込んで回したりするという操作も可能で、再生、停止、巻き戻しや曲送りや曲戻しだけではなく、再生するフォルダ(プレイリスト)の選択等色々な機能を備えていて、シャトルスイッチだけで簡単にコントロールする事が可能となっています。
↑MS70Dの操作例
楽曲を本機に転送するには、PCからSonicStageを使用する必要が有ります。PCとの接続には付属のUSBクレードルを使用するのですが、このクレードルもなかなかオシャレなデザインでした。
↑クレードルにMS70Dを装着したところ
クレードルには充電機能もついており、USBケーブルをPCに接続する事で、USBバスパワーを使用して本機の充電も可能となっています。
更に、本機はウォークマンとして初めてATRAC3plusコーデックに対応した製品でも有りました。当時のATRAC3plus規格は、ビットレートが48kbpsと64kbpsしか無かった為、音質的にはイマイチでしたが、本機に内蔵されているメモリーは256MB、当時発売されていた一番容量が大きいメモステは128MBだった為、圧縮率の高いATRAC3plusの採用は、かなり重宝されました。
この製品も、発売当時購入を検討しました。欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、内蔵メモリー256MBとメモステ128MBを足しても384MBにしかならず、結局、ATRACコーデック対応のCDウォークマンの購入を検討する事になりました。
まぁ何にせよ、今のウォークマンには見られない、サイバーなデザイン且つユーザーフレンドリーな操作性や、ハイエンドな仕様等は、非常にSONYらしい製品だと思います。
この製品が発売される迄、ネットワークウォークマンはメモステに録音するタイプ(旧称メモリスティックウォークマン)か、本体にメモリーが内蔵されているかのどちらかのタイプしか有りませんでした。
しかし、この製品では、本体に256MBのメモリーを内蔵し、且つメモステDuoスロットを搭載しているのが特長でした。
↑メモステDuoスロットは底部に装備
本体はチタン製で薬莢等の整形にも使用される深絞り加工が行われている為、繋ぎ目が有りません。また、高硬度な金属膜を形成するイオンプレーティング処理が行われている為、傷がつきにくくなっています。
チタン製では有りますが、ボディサイズが36.4×18×48.5(幅×奥行×高さ)mmとコンパクトな事も有り、重量は54gと非常に軽量となっている事も特長のひとつとなっています。
また、軽量には訳が有ります。MS70Dは付属のネックストラップを使って、首から吊り下げて使うようにデザインされているのですが、付属のヘッドホンにネックストラップを装着すると、ヘッドホンのコードがそのままネックストラップとして使えるようになっています。
その為、ネックストラップとヘッドホンのケーブルが絡まってしまうといったことは起きません。ヘッドホンコードそのものがネックストラップになる為、コードが邪魔でになるといったことは起きない様に配慮されているのです。
更に、ヘッドホンプラグをプラグカバーでガードして、プラグカバーと本体ががっちりと固定される形状になっている為、首から下げている際、本体がヘッドホンコードから抜け落ちてしまうという事が無い様にデザインされています。
操作に関しては、首かけスタイルを採用しているため、MDウォークマン等の様にリモコンは付属していません。本体上部に、バックライト付きの液晶を装備し、更に液晶の両サイドにボリュームコントロールとシャトルスイッチが装備されています。
シャトルスイッチは外側に引っ張って回したり、内側に押し込んで回したりするという操作も可能で、再生、停止、巻き戻しや曲送りや曲戻しだけではなく、再生するフォルダ(プレイリスト)の選択等色々な機能を備えていて、シャトルスイッチだけで簡単にコントロールする事が可能となっています。
↑MS70Dの操作例
楽曲を本機に転送するには、PCからSonicStageを使用する必要が有ります。PCとの接続には付属のUSBクレードルを使用するのですが、このクレードルもなかなかオシャレなデザインでした。
↑クレードルにMS70Dを装着したところ
クレードルには充電機能もついており、USBケーブルをPCに接続する事で、USBバスパワーを使用して本機の充電も可能となっています。
更に、本機はウォークマンとして初めてATRAC3plusコーデックに対応した製品でも有りました。当時のATRAC3plus規格は、ビットレートが48kbpsと64kbpsしか無かった為、音質的にはイマイチでしたが、本機に内蔵されているメモリーは256MB、当時発売されていた一番容量が大きいメモステは128MBだった為、圧縮率の高いATRAC3plusの採用は、かなり重宝されました。
この製品も、発売当時購入を検討しました。欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、内蔵メモリー256MBとメモステ128MBを足しても384MBにしかならず、結局、ATRACコーデック対応のCDウォークマンの購入を検討する事になりました。
まぁ何にせよ、今のウォークマンには見られない、サイバーなデザイン且つユーザーフレンドリーな操作性や、ハイエンドな仕様等は、非常にSONYらしい製品だと思います。
2010-07-30 22:23
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コメント(2)
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お初…だと思います。よろしくお願いします。
この年の秋に、640MBまで拡張できる「NW-MS90D」が出ましたね。
もっとも、現在のAシリーズ64GBより高額だったそうですが…
by メークボーイ (2012-09-16 20:33)
> メークボーイさん
はじめまして。2003年9月んきMS90D発売されました。
内蔵メモリ512MB+MS128で640MB迄録音可能となっていた製品ですが、おっしゃる通りSony Styleでの価格が44,800円。半導体がまだ高価だったとはいえ、低コストモデルのホームシアターが購入出来る金額でしたから、当時のワタシには高嶺の花でした。
すごい欲しかったですけどね…。
BRAVIAやBDレコなら別ですが、さすがに小物に5万以上は辛いですよね…。
by そぬす (2012-09-26 02:37)