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欧SONY、新シリーズ「Fシリーズ」など、WALKMAN新モデル発売 [WALKMAN]

Sony Europeは18日(現地時間)、ウォークマンの新機種4モデルを発表しました。この内、上位モデルF800シリーズはAndroid 4.0を搭載し、FLACの再生にも対応。欧州では18日より発売を開始しています。

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↑AndroidOS4.0搭載のF800シリーズ

発表されたのは、F800シリーズ(8/16/32GB)と、S770BTシリーズ(8GB)、E570シリーズ(8/16GB)、E470シリーズ(8GB)で、いずれもMusic Unlimitedを利用可能となっています。

尚、ドイツのソニーストアでは、F800シリーズの16GBモデル"NWZ-F805"が249ユーロで販売されています。

●F800シリーズ

3.5型のマルチタッチ液晶を備えたAndroid 4.0搭載ウォークマンで動画/音楽プレーヤーの他、Google playからダウンロードしたAndroidアプリも利用可能。

音楽再生は、MP3/WMA/AAC-LC/HE-AAC/リニアPCMに加え、FLACにも対応。動画はMPEG-4 AVC/H.264とWMV 9に対応しています。

S-Masterデジタルアンプや、xLOUDスピーカー技術により高音質化。Bluetoothも搭載。連続再生時間は音楽が20時間、動画が4.5時間。尚、アクティブノイズキャンセリングは非搭載となっています。また、イヤフォン"MDR-EX300E"が付属するとの事です。

●S770BT/E570/E470シリーズ

S770BTシリーズはBluetooth搭載モデル。E570シリーズはBluetooth非搭載ですが、デジタルノイズキャンセリング機能を備えています。

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↑Bluetooth搭載S770BTシリーズ

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↑デジタルノイズキャンセリング機能搭載E570シリーズ

E470シリーズは豊富なカラーバリエーションが特徴のエントリー機で、スピーカー付属のE473Kも用意されています。

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↑カラバリが豊富なエントリーモデルE470シリーズ

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↑E470シリーズにスピーカーを付属したE473K

いずれも2型QVGA液晶を装備し、再生対応フォーマットは音楽がMP3/WMA/AAC-LC/HE-AAC/リニアPCMで、FLAC再生には非対応となっています。

動画はMPEG-4 AVC/H.264とWMV 9に対応。連続再生時間は音楽が36時間、動画が6時間。付属イヤフォンは、NC搭載のE570のみ"MDR-NC033E"で、それ以外は"MDR-EX083E"となります。

AndroidOS搭載の廉価版モデルの発売は予想していたので、それほど驚きでは有りませんでしたが、FシリーズのFLAC コーデック対応には驚きました。

FLACは日本ではあまり普及していませんが、Free Lossless Audio Codecの略でフリーのコーデックです。MP3などと異なり非可逆圧縮の為、デコードソフトを使用すれば、元のPCMファイルに戻りますが、圧縮率が1/2程度しか無い為、データは結構大きくなります。

海外などでは、アルバムなどのダウンロード販売の際、PCMではデータが大きすぎるという事で、FLACエンコードを行なって販売するなどの例が多くなっていますが、これってそもそもFLACのまま試聴するというよりは、FLACでダウンロードして、デコードして非圧縮PCMに戻した上で、CD-Rなどに焼いて保管という用途だと思うんですが…。

そんな訳で、個人的にはFシリーズは是非とも国内で発売して欲しいんですが、FLAC対応は微妙ですね…。

■プレスリリース(英文)
http://presscentre.sony.eu/content/Detail.aspx?ReleaseID=7712&NewsAreaID=2




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