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InterBEE2019に行ってきたVol.2(ディスプレイ・モニター編) [プロフェッショナル映像機器]

前回、「InterBEE2019に行ってきたVol.1(カメラ編)」と銘打ち、カメラ周りのご紹介を行ったInterBEE2019のレポート記事ですが、今回は第2回となります。

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今回は、ディスプレイ・モニター周りのご紹介となります。

●Crystal LEDディスプレイ

今年もSONYブースの正面には、昨年に引き続き440インチ相当のCrystal LEDディスプレイシステムを展示。8Kx4K解像度のHDR映像をエンドレス再生していました。

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尚、例年はスポーツ映像等が多くなっていましたが、今年はリトグリのライブ映像も流れていました。これがスポーツ映像等よりも遥かに8KHDR映像の効果が高く、解像度が高い上に広色域、ハイダナミックレンジのお陰で、実物大サイズで映るとまるでリトグリがそこにいるかの様です。

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8Kディスプレイはご家庭用というよりはパブリックビューイング等でその力を発揮すると思われます。

●マスターモニター/ピクチャーモニター

マスモニ『BVM-HX310』をリファレンスとして新たに(『PVM-X550』とは異なる)ピクチャーモニターが参考展示。

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↑『BVM-HX310』(左)と参考展示のピクモニ(右)

また、HD有機ELマスモニ『BVM-E171』がオプションライセンス『BVML-E171』を購入する事でHDRに対応する事をアナウンス。

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↑『BVM-E171』はオプションライセンスでHDR対応に

尚、解像度はHD~2Kではありますが、ピクモニの『LMD-A240』、『LMD-A220』、『LMD-A170』もファームのアップデートでHDRに対応している事を紹介していました。

ただ、LMD-Aシリーズに限っては、モニターのピーク輝度は明かされていませんでしたが…。

●BRAVIA Z9Gシリーズ

また、ブースには参考出展として、国内未発売の8K液晶BRAVIA『KJ-85Z9G』が展示されていました。

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↑85型の8K液晶BRAVIA

私の知る限り、Z9Gの国内展示は7月に開催された「4K・8K映像技術展」のSony PCLブースでの展示のみですので、貴重な体験です。

シェーディングは無いかとか、色ズレは無いか等を細かく見ましたが、かなり綺麗です。

と、こんな感じで第2回は終了です。

BS/CS4K放送が開始され、4K映像技術もこなれて来た事から、いよいよSONYも8K技術に本腰を入れている感が出ていました。

まぁ、NHKとかシャープとか、アストロデザインの全面8K押しでは無いですが、世界中で日本しか8K放送予定が無い訳ですから、SONYは比較的バランスの良い力の入れ具合だったと思います。

次回は第3回にして最終回予定の「その他」編です。IP伝送等をご紹介したいと思います。




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