SONY、矩形ウーファで大音圧のワイヤレススピーカー2モデル発売

SONYは、バランスのとれた音質とパワフルなサウンドを特徴とした大型のワイヤレススピーカー2モデルを発売すると発表しました。


↑SRS-XG500

5月28日に発売。

販売予想価格は『SRS-XG500』が44,000円前後、『RS-XP500』が4万円前後となっています。

『SRS-XG500』は新シリーズ。『SRS-XP500』は2017年10月に発売された『SRS-XB60』の後継モデルで、ウーファーに矩形の振動板を採用した「X-Balanced Speaker Unit」を採用し、大音圧と力強い低域を実現したとするワイヤレススピーカーとなります。

共にツイーター2基も備えた2ウェイで、中音域とのバランスの取れた高音質と大音圧が特徴としています。


↑矩形振動板の「X-Balanced Speaker Unit」のイメージ

XG500は、25mm径ツイーター×2、約110mm×110mmのX-Balanced Speaker Unit×2で構成。両サイドにパッシブラジエーターを備え、低域を効果的に増強し、クリアで豊かな低音域を実現したとしています。表面にファブリック素材に採用する事で、室内に設置してもインテリアとの調和するとしています。IP66の防塵防水対応でアウトドアでも楽しめます。


↑防塵防水対応でアウトドアでの利用も可能


XG500のドライバユニット構成イメージ

XP500は、50mmツイーター×2、約140mm×140mmのX-Balanced Speaker Unit×2で構成されています。


↑SRS-XP500

従来機が屋内使用だけでなく、学校などの団体が屋外で使用する需要があったとし、XP500ではマイク端子を2系統搭載。IPX4の防滴対応で、運動会などの行事でも活躍するとしています。縦置きと横置きの両方で使用可能。


↑XP500のドライバユニット構成イメージ




↑横置きでも利用可能

「EXTRA BASE」から名称を変更した、低域を強化の「MEGA BASE」モードをともに搭載。オンにする事でクラブやライブ、フェスにいる様な臨場感のある低域を楽しめるとしています。DSP処理により、完成や拍手などの余韻成分を効果的に拡散して臨場感を実現する「LIVE SOUNDモード」も搭載。LIVE SOUNDモードは、Music Centerアプリから設定可能。


↑XG500の操作ボタン部。左端が「MEGA BASE」のボタン


↑XP500の操作ボタン部。左端が「MEGA BASE」のボタン

ライティング機能を搭載し、XG500はパッシブラジエーター裏、XP500はハンドル部分にLEDライトを配置。間接照明を意識したというインダイレクトライティングで、落ち着いた空間を演出するとしています。


↑XG500はパッシブラジエーター部が光る


↑XP500はハンドル部が光る

BluetoothのコーデックはSBC、AAC、LDACに対応。最大100台迄のスピーカーと連携して広い会場でも大音量で盛り上がれるパーティコネクトに対応します。

USB端子を備えており、USB機器からの再生にも対応する他、外部機器への充電も可能。

音声入力は3.5mmステレオミニで、XG500が1系統、XP500が2系統搭載。マイクを接続する事で曲を再生しながら歌う声も同時にスピーカーから出力できるカラオケ機能も備えています。XP500ではデュエットも楽すむ事が可能。


XG500の端子部


XP500の端子部

バッテリー駆動時の連続駆動時間は、MEGA BASEオンの状態でXG500が約30時間、XP500が約20時間。

外形寸法/重量はXG500が460×215×256(幅×奥行き×高さ)mm/約5.6kg、XP500が275×295×572(同)mm/約11.2kgとなっています。

XG500はデザイン性も高いですし、そこまで重く無いので、アウトドアのお供にはうってつけだと思います。XPはハンドルはついていますが、さすがにこのサイズと重量は据え置き利用か、学校、企業等向けですよね…。

■プレスリリース
大音圧でクリアな高音質と豊かな重低音を楽しめるXシリーズ
ワイヤレスポータブルスピーカー『SRS-XG500』・『SRS-XP500』発売
～併せて、5色展開の小型筐体で広がりのある音を実現する『SRS-XB13』も発売～
https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202104/21-0426/