「New sound experiences.」と題したティザー画像が公開されていた製品。「着けていることを忘れる、完全ワイヤレス」と謳い、完全ワイヤレスの“常時装着”という新しいスタイルを提案。SONYの立体音響「360 Reality Audio」認定モデルでもあります。
振動板の中心部が開放されている12mm径のリング型ダイナミックドライバーユニットを採用。ドライバーをリング型にする事で、周囲のあらゆる音が自然に聴こえる他、自分の声が籠もって聴こえない、咀嚼音が気にならない、耳穴が蒸れにくく、カナル型よりも負担がかからない、圧迫感が少ないといったメリットがあるとしています。
↑振動板の中央が開放されているリング型ダイナミックドライバーユニットを採用
↑装着例
↑装着時のイメージ
開発担当者によれば、耳を塞がない開放型で、常時装着の為に耳の中に収まる小型サイズ、更に音楽を楽しみながら外音を自然に取り込む……といった条件は、「ドライバーユニットに穴が空いていればどちらも達成できる」というのがコンセプトのスタートで、同じく開放型で耳を塞がない音導管設計を採用した『SBH82D』や『STH40D』などとは異なるまったく新しいコンセプトから誕生したとしています。
また、ドライバーユニットの中央に穴を開けると「空気を振動させる面積が減るので音圧が減ってしまう」と言うが、「ポリウレタン系の素材を使うことで振幅量を取れるように設計しており、音圧をできる限り確保した」との事。開放型イヤフォンは、どうしても音圧が足りずボリュームを上げがちですが
普段と変わらない音量でも十分に音楽を楽しむ事が可能となっています。
イヤフォンは丸を2つつなげたような形状で、人間工学に基づいたデザイン。『WF-1000XM4』と比べて本体サイズが51%、ケースサイズが26%小型化されており、SONYの完全ワイヤレス史上最小最軽量を実現しています。本体デザインと5種類のフィッティングサポーターにより、高い装着安定性も実現しています。
『WF-1000XM4』にも使用されている総合プロセッサー「V1」を搭載し、クリアな高音質を実現。DSEEも搭載しており、圧縮音源もクリアに再現します。アプリ「Headphones Connect」を使ったイコライザー調整も可能。Bluetoothの対応コーデックはSBCとAACとなります。
通話時には、AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーを利用可能。5億サンプルを超えるAI機械学習により、AIがノイズを除去して声だけを相手に届けるとしています。また開放型イヤフォンの為、自分の声が聴こえて、話し声が大きくなりすぎないのも特徴となります。
イヤフォン単体の連続再生時間は約5.5時間。ケースと合わせると合計で最大17.5時間の連続再生が可能。ケースの充電にはUSB Type-Cを使用します。ケースはワイヤレス充電非対応です。
↑カラバリ「グレー」
↑カラバリ「ホワイト」
Bluetooth信号を左右のイヤフォンに同時に伝送する左右同時伝送方式により、接続安定性が向上。動画視聴時の遅延も低減しています。総合プロセッサー「V1」による通信アルゴリズムの最適化も行なわれます。リングドライバーユニットを除くイヤフォン本体はIPX4の防滴仕様。
アプリから設定する事で、イヤフォン内蔵のモーションセンサーを活用して、本体または耳周りの顔を2回または3回素早くタップすることで各種操作ができる「ワイドエリアタップ」を利用可能。「Quick Access」により、スマホ操作不要で、イヤフォン本体の操作でSpotifyの楽曲を再生したり、プレイリストを切り替えられるSpotify TapにもSONY製品で初めて対応しています。
その他、アプリからは周囲の騒音レベルにあわせて自動で再生音量を調整する「アダプティブボリュームコントロール」、声を発する事で自動で再生中の音楽を停止・消音する「スピーク・トゥ・チャット」なども有効に出来ます。
360 Reality Audio認定モデルの為、耳の形やヘッドフォンの特性に最適化する事で、よりリアルな臨場感を楽しめます。ヘッドトラッキングに対応しており、SONYの音声AR「Sound AR」を使った位置情報に連動して自動的に音声や音楽が聴こえるエンタメアプリ「Locatone」では、より臨場感の高い立体音響体験ができるとしています。
↑「Locatone」では、より臨場感の高い立体音響体験ができる
更にマイクロソフトが、16日に日本語版をリリースした3Dオーディオマップアプリ「Microsoft Soundscape」と連携し、本体に内蔵するコンパス/ジャイロセンサーを使用して頭の向きを認識できる機能も備えています。
その他、Android端末との接続時に便利なGoogle Fast Pairや、万が一の紛失時に活用できるAndroid端末の「デバイスを探す」機能にも対応。本体をペアリングモードにし、Windows 10に近づけるとペアリングのガイダンスがポップアップで出現する「クイックペアリング」などを利用出来ます。イヤフォンは最大8台までの機器とペアリングできるマルチペアリング対応。
ソニーストアでは限定サービスの「紛失あんしんサービス」対象機器にLinkBudsも追加されています。通常のソニーストア長期保証で対応できない片耳紛失時でも、通常の修理価格よりもリーズナブルな定額で購入出来ます。加入料は有効期限1年で1,100円、2年で1,650円。利用可能回数は1回となっています。
また、SONYのイヤフォン製品としては初めて、本体とケースの外装部分などに、工場から回収した樹脂を使った再生プラスチックを採用して環境に配慮。包装にもプラスチックを一切使用せず、同梱の訴求紙も最小限にしています。
↑包装にはプラスチックを一切使用せず、環境にも配慮
イヤフォンの重さは約4.1g。USB Type-Cケーブルやフィッテイングサポーター(XS/S/M/L/XL 各2)などが付属します。
↑付属品一式
ドーナッツ型のドライバを作ろうというアイディアは面白いですね。確かに今までの外音取り込み可能なイヤフォンはちょっと大ぶりな製品になってしまう為、カナル型にこだわると、ドライバの真ん中に穴が空いているというのは良いと思います。
外音取り込み可能なんで、ノイズキャンセリング機能は無くて当たり前ですが、ハイレゾ対応もしていないんですね…。これで23,000円はちょっとお高い気がします…。
また、本体が小さく、操作はどうするのかと思いましたが、L700装着した耳の付近の顔をタップして操作可能というのも面白いですね。人前で操作するのちょっと恥ずかしいかもしれませんが笑
■プレスリリース
オンラインとリアルをつなぐ新たな音体験を提案する 完全ワイヤレス型ヘッドホン『LinkBuds』を発売
～耳をふさがない新開発のリング型ドライバーユニット搭載で常時装着を実現～
https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202202/22-0216/
振動板の中心部が開放されている12mm径のリング型ダイナミックドライバーユニットを採用。ドライバーをリング型にする事で、周囲のあらゆる音が自然に聴こえる他、自分の声が籠もって聴こえない、咀嚼音が気にならない、耳穴が蒸れにくく、カナル型よりも負担がかからない、圧迫感が少ないといったメリットがあるとしています。
↑振動板の中央が開放されているリング型ダイナミックドライバーユニットを採用
↑装着例
↑装着時のイメージ
開発担当者によれば、耳を塞がない開放型で、常時装着の為に耳の中に収まる小型サイズ、更に音楽を楽しみながら外音を自然に取り込む……といった条件は、「ドライバーユニットに穴が空いていればどちらも達成できる」というのがコンセプトのスタートで、同じく開放型で耳を塞がない音導管設計を採用した『SBH82D』や『STH40D』などとは異なるまったく新しいコンセプトから誕生したとしています。
また、ドライバーユニットの中央に穴を開けると「空気を振動させる面積が減るので音圧が減ってしまう」と言うが、「ポリウレタン系の素材を使うことで振幅量を取れるように設計しており、音圧をできる限り確保した」との事。開放型イヤフォンは、どうしても音圧が足りずボリュームを上げがちですが
普段と変わらない音量でも十分に音楽を楽しむ事が可能となっています。
イヤフォンは丸を2つつなげたような形状で、人間工学に基づいたデザイン。『WF-1000XM4』と比べて本体サイズが51%、ケースサイズが26%小型化されており、SONYの完全ワイヤレス史上最小最軽量を実現しています。本体デザインと5種類のフィッティングサポーターにより、高い装着安定性も実現しています。
『WF-1000XM4』にも使用されている総合プロセッサー「V1」を搭載し、クリアな高音質を実現。DSEEも搭載しており、圧縮音源もクリアに再現します。アプリ「Headphones Connect」を使ったイコライザー調整も可能。Bluetoothの対応コーデックはSBCとAACとなります。
通話時には、AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーを利用可能。5億サンプルを超えるAI機械学習により、AIがノイズを除去して声だけを相手に届けるとしています。また開放型イヤフォンの為、自分の声が聴こえて、話し声が大きくなりすぎないのも特徴となります。
イヤフォン単体の連続再生時間は約5.5時間。ケースと合わせると合計で最大17.5時間の連続再生が可能。ケースの充電にはUSB Type-Cを使用します。ケースはワイヤレス充電非対応です。
↑カラバリ「グレー」
↑カラバリ「ホワイト」
Bluetooth信号を左右のイヤフォンに同時に伝送する左右同時伝送方式により、接続安定性が向上。動画視聴時の遅延も低減しています。総合プロセッサー「V1」による通信アルゴリズムの最適化も行なわれます。リングドライバーユニットを除くイヤフォン本体はIPX4の防滴仕様。
アプリから設定する事で、イヤフォン内蔵のモーションセンサーを活用して、本体または耳周りの顔を2回または3回素早くタップすることで各種操作ができる「ワイドエリアタップ」を利用可能。「Quick Access」により、スマホ操作不要で、イヤフォン本体の操作でSpotifyの楽曲を再生したり、プレイリストを切り替えられるSpotify TapにもSONY製品で初めて対応しています。
その他、アプリからは周囲の騒音レベルにあわせて自動で再生音量を調整する「アダプティブボリュームコントロール」、声を発する事で自動で再生中の音楽を停止・消音する「スピーク・トゥ・チャット」なども有効に出来ます。
360 Reality Audio認定モデルの為、耳の形やヘッドフォンの特性に最適化する事で、よりリアルな臨場感を楽しめます。ヘッドトラッキングに対応しており、SONYの音声AR「Sound AR」を使った位置情報に連動して自動的に音声や音楽が聴こえるエンタメアプリ「Locatone」では、より臨場感の高い立体音響体験ができるとしています。
↑「Locatone」では、より臨場感の高い立体音響体験ができる
更にマイクロソフトが、16日に日本語版をリリースした3Dオーディオマップアプリ「Microsoft Soundscape」と連携し、本体に内蔵するコンパス/ジャイロセンサーを使用して頭の向きを認識できる機能も備えています。
その他、Android端末との接続時に便利なGoogle Fast Pairや、万が一の紛失時に活用できるAndroid端末の「デバイスを探す」機能にも対応。本体をペアリングモードにし、Windows 10に近づけるとペアリングのガイダンスがポップアップで出現する「クイックペアリング」などを利用出来ます。イヤフォンは最大8台までの機器とペアリングできるマルチペアリング対応。
ソニーストアでは限定サービスの「紛失あんしんサービス」対象機器にLinkBudsも追加されています。通常のソニーストア長期保証で対応できない片耳紛失時でも、通常の修理価格よりもリーズナブルな定額で購入出来ます。加入料は有効期限1年で1,100円、2年で1,650円。利用可能回数は1回となっています。
また、SONYのイヤフォン製品としては初めて、本体とケースの外装部分などに、工場から回収した樹脂を使った再生プラスチックを採用して環境に配慮。包装にもプラスチックを一切使用せず、同梱の訴求紙も最小限にしています。
↑包装にはプラスチックを一切使用せず、環境にも配慮
イヤフォンの重さは約4.1g。USB Type-Cケーブルやフィッテイングサポーター(XS/S/M/L/XL 各2)などが付属します。
↑付属品一式
ドーナッツ型のドライバを作ろうというアイディアは面白いですね。確かに今までの外音取り込み可能なイヤフォンはちょっと大ぶりな製品になってしまう為、カナル型にこだわると、ドライバの真ん中に穴が空いているというのは良いと思います。
外音取り込み可能なんで、ノイズキャンセリング機能は無くて当たり前ですが、ハイレゾ対応もしていないんですね…。これで23,000円はちょっとお高い気がします…。
また、本体が小さく、操作はどうするのかと思いましたが、L700装着した耳の付近の顔をタップして操作可能というのも面白いですね。人前で操作するのちょっと恥ずかしいかもしれませんが笑
■プレスリリース
オンラインとリアルをつなぐ新たな音体験を提案する 完全ワイヤレス型ヘッドホン『LinkBuds』を発売
～耳をふさがない新開発のリング型ドライバーユニット搭載で常時装着を実現～
https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202202/22-0216/