↑前面
↑背面
↑左側面
↑右側面
↑上部
↑底部
テレビなどの外部ディスプレイにスマホを接続する事で、デスクトップ版のWindowsの様に利用出来る「Continuum for Phone」に対応しています。
↑「Continuum for Phone」に対応
↑Continuum使用時は本体をタッチパッドとして利用する事も可能
Continuumを利用する場合は、Miracast対応のワイヤレスディスプレイアダプターが必要となります。VAIOでは、Actiontec製のアダプター「ScreenBeam Mini2 Continuum」での動作確認を行っており、同アダプターと組み合わせての利用が推奨されています。
↑Actiontec製のワイヤレスディスプレイアダプター「ScreenBeam Mini2 Continuum」を推奨
ディスプレイは5.5インチ、1080×1920pixで、1300万画素のアウトカメラ、500万画素のインカメラ(いずれもCMOS)を装備。
チップセットはQualcomm Snapdragon 617(1.5GHz×4+1.2GHz×4)、メモリ(RAM)は3GB、ストレージ(ROM)は16GB。外部ストレージはmicroSDカード(64GBまで)に対応。IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0もサポートされます。
対応する通信方式と対応バンドは、W-CDMAが1/6/8/11/19、LTEが1/3/8/19/21。キャリアアグリゲーションで最大225Mbpsでの通信が可能なLTE Advancedにも対応。
SIMカードスロットはmicroSIM×1、nanoSIM×1のデュアルSIM対応となりますが、nanoSIMスロットはmicroSDカードとの排他利用となる為、VAIOではmicroSIMの使用を推奨しています。
↑SIMスロット
本体はアルミからの削り出しボディで、VAIO Z Canvasのデザインコンセプトを持ち込んで仕上げられています。
↑削り出しのアルミボディ
また、製造自体は中国で行われますが、日本の工場に持込み1台ずつ専任の技術者の手で全体検査を実施して出荷する「安曇野FINISH」をPC同様実施するとの事です。
SoCはSnapdragon617とミドルレンジになりますが、Xperiaの様に4K動画撮影や高解像度静止画撮影など負荷がかかる事を前提とした端末では無く、ビジネス用途がターゲットの為、スペック的に充分だと思います。
また、SIMフリーと言いつつ、対応帯域がBand1/3/6/19/21と5帯域に渡り(内LTEは4帯域)、キャリアアグリゲーション対応、しかもドコモと相互接続性テストを行っている上、法人契約ではドコモが販売チャンネルになっているんで、ほぼドコモ端末として利用が可能です。
Snapdragon617のお陰で有線Continuumが非対応というのも残念ですが、せめて古巣SONYのBRAVIAのスクリーンミラーリング(miracast)の接続保証はして欲しかったですね。
iOSやAndroid版Officeアプリもリリースされていますが、やはり親和性が悪く、表示互換が甘かったり、編集作業の制限が有ったりと使い辛いんで、これはビジネス用途としてはかなり使えそうです。デザインもスタイリッシュですし、ちょっと欲しくなって来ました…。
■プレスリリース(VAIO/PDF)
https://vaio.com/news/pdfdata/pr29.pdf