VAIO、Andoroid OS搭載VAIO Phone A『VPA0511S』発売 [その他VAIO関連機器]
株式会社VAIOは、「VAIO Phone Biz」のOSをAndroidに変更したスマホ「VAIO Phone A（VPA0511S）」を4月7日に発売すると発表しました。
予約開始は3月30日から。販売予想価格は2万4800円（税抜）となります。
家電量販店やMVNO各社、ソニーストア、VAIOストアなどで販売されるとの事です。
VAIO Phone A『VPA0511S』は、VAIO Phone Bizと同じハードウェアを使いながら、OSをAndroid 6.0に変更したスマホとなります。
VAIO Phone Bizは、OSにWindows 10 Mobileを搭載し、2016年4月に発売されたスマホですが、今後も販売は継続されるとの事。
OSが変更された事により、DSDS（デュアルSIM・デュアルスタンバイ）をサポートする他、ドコモ網でVoLTEを利用できる様になりました。3Gの音声通話は2番号同時待受に対応。
SIMカードスロットはスロット1がmicroSIM、スロット2がnanoSIMで、どちらも4G（LTE）に対応します。スロット2はmicroSDXCカードとの排他利用。
↑デュアルSIMだが、nanoSIMのスロット2はmicroSDXCとの排他利用
また実際の利用はサポート対象外ながら、海外のW-CDMA網で利用される850MHz帯（Band 5）も利用できる様になっています。尚、VAIO Phone Bizでも、W-CDMAのBand 5への対応は、最新のファームウェアアップデートで対応されています。
VAIOでは、キャリアアグリゲーションへの対応や11acまで対応したWi-Fiなどの仕様を継承しながら、DSDSやVoLTEに対応した事で、Androidスマホとしての競争力を高めたとしています。その上で、VAIO Phone Bizの2万9800円（発売時は5万4800円）よりも更に価格を抑えた、戦略的でインパクトのあるものにしたとしています。
ドコモの相互接続試験（IOT、Inter-Operability Testing）は通されていませんが、IOTをクリアしたVAIO Phone Bizとハードウェアが同じである事から、IOTクリア相当であると位置づけています。
この他、アルミ削り出しのボディやデザイン、耐久試験、長野県の安曇野工場で生産する日本製への取り組みなどもVAIO Phone Bizと同様となっています。
発表時点で取り扱いを表明しているMVNOは、「IIJmio」「DMM Mobile」「BIGLOBE」「LINEモバイル」「イオンモバイル」。
OSはAndroid 6.0.1。ディスプレイは5.5インチ、1920×1080ドットのフルHD液晶ディスプレイ。チップセットはSnapdragon 617で、1.5GHz×4と1.2GHz×4のオクタコア。メモリ（RAM）は3GB、ストレージは16GBで、最大64GBまでのmicroSDXCカードを利用できる。メインカメラは約1300万画素、インカメラは約500万画素。
通信速度はLTEで下り最大225Mbps、上り最大150Mbpsに対応。3Gは下り42.2Mbps。対応バンドはLTEがバンド1/3/8/19/21、W-CDMAがバンド1/5/6/8/11/19。LTEのキャリアアグリゲーションはバンド1+19、1+21、3+19の3種類。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acをサポート。Bluetooth 4.2、GPSを搭載し、地磁気、ジャイロ、加速度の各センサーを搭載する。外部端子はmicroUSB（USB 2.0）。なおNFC、FeliCa、防水・防塵、赤外線通信は非対応となります。
バッテリー容量は2800mAh。連続待受時間は約500時間、3Gの連続通話時間は約660分。大きさは約77×156.1×8.3（幅ｘ高さｘ厚さ）mmで、重さは約167g。ボディカラーはシルバーとなります。
VAIO Phone Bizは発売当時からハードウェア的にはハイエンドでは有りませんでしたが、Windows 10 mobile端末だから成立していたところが大きいと思うんですが…。
Windows 10 mobileはAndoroid程バッテリーを食いませんし、敢えてのWindows 10 mobileという選択で他メーカーのスマホよりアドバンテージが有りました。
いくら価格が安くても、1年前に発売されたハードにAndoroid OSを乗せたところで、ファーウェイ等の売れ筋SIMフリースマホと争える程競争力が有るとは思えないんですよね…。
■プレスリリース（VAIO株式会社）
https://vaio.com/products/phone_a051/
予約開始は3月30日から。販売予想価格は2万4800円（税抜）となります。
家電量販店やMVNO各社、ソニーストア、VAIOストアなどで販売されるとの事です。
VAIO Phone A『VPA0511S』は、VAIO Phone Bizと同じハードウェアを使いながら、OSをAndroid 6.0に変更したスマホとなります。
VAIO Phone Bizは、OSにWindows 10 Mobileを搭載し、2016年4月に発売されたスマホですが、今後も販売は継続されるとの事。
OSが変更された事により、DSDS（デュアルSIM・デュアルスタンバイ）をサポートする他、ドコモ網でVoLTEを利用できる様になりました。3Gの音声通話は2番号同時待受に対応。
SIMカードスロットはスロット1がmicroSIM、スロット2がnanoSIMで、どちらも4G（LTE）に対応します。スロット2はmicroSDXCカードとの排他利用。
↑デュアルSIMだが、nanoSIMのスロット2はmicroSDXCとの排他利用
また実際の利用はサポート対象外ながら、海外のW-CDMA網で利用される850MHz帯（Band 5）も利用できる様になっています。尚、VAIO Phone Bizでも、W-CDMAのBand 5への対応は、最新のファームウェアアップデートで対応されています。
VAIOでは、キャリアアグリゲーションへの対応や11acまで対応したWi-Fiなどの仕様を継承しながら、DSDSやVoLTEに対応した事で、Androidスマホとしての競争力を高めたとしています。その上で、VAIO Phone Bizの2万9800円（発売時は5万4800円）よりも更に価格を抑えた、戦略的でインパクトのあるものにしたとしています。
ドコモの相互接続試験（IOT、Inter-Operability Testing）は通されていませんが、IOTをクリアしたVAIO Phone Bizとハードウェアが同じである事から、IOTクリア相当であると位置づけています。
この他、アルミ削り出しのボディやデザイン、耐久試験、長野県の安曇野工場で生産する日本製への取り組みなどもVAIO Phone Bizと同様となっています。
発表時点で取り扱いを表明しているMVNOは、「IIJmio」「DMM Mobile」「BIGLOBE」「LINEモバイル」「イオンモバイル」。
OSはAndroid 6.0.1。ディスプレイは5.5インチ、1920×1080ドットのフルHD液晶ディスプレイ。チップセットはSnapdragon 617で、1.5GHz×4と1.2GHz×4のオクタコア。メモリ（RAM）は3GB、ストレージは16GBで、最大64GBまでのmicroSDXCカードを利用できる。メインカメラは約1300万画素、インカメラは約500万画素。
通信速度はLTEで下り最大225Mbps、上り最大150Mbpsに対応。3Gは下り42.2Mbps。対応バンドはLTEがバンド1/3/8/19/21、W-CDMAがバンド1/5/6/8/11/19。LTEのキャリアアグリゲーションはバンド1+19、1+21、3+19の3種類。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acをサポート。Bluetooth 4.2、GPSを搭載し、地磁気、ジャイロ、加速度の各センサーを搭載する。外部端子はmicroUSB（USB 2.0）。なおNFC、FeliCa、防水・防塵、赤外線通信は非対応となります。
バッテリー容量は2800mAh。連続待受時間は約500時間、3Gの連続通話時間は約660分。大きさは約77×156.1×8.3（幅ｘ高さｘ厚さ）mmで、重さは約167g。ボディカラーはシルバーとなります。
VAIO Phone Bizは発売当時からハードウェア的にはハイエンドでは有りませんでしたが、Windows 10 mobile端末だから成立していたところが大きいと思うんですが…。
Windows 10 mobileはAndoroid程バッテリーを食いませんし、敢えてのWindows 10 mobileという選択で他メーカーのスマホよりアドバンテージが有りました。
いくら価格が安くても、1年前に発売されたハードにAndoroid OSを乗せたところで、ファーウェイ等の売れ筋SIMフリースマホと争える程競争力が有るとは思えないんですよね…。
■プレスリリース（VAIO株式会社）
https://vaio.com/products/phone_a051/
2017-03-23 13:15
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