どちらのモデルも、イメージセンサーを3板式で搭載する事で、RGBそれぞれに1センサーを対応させる、色分離に優れた高精細な4K映像の収録が可能となります。
Z280のセンサーは4K対応ながら感度F12を実現した新開発1/2型イメージセンサーを3板式で搭載。4K収録に対応しながら従来機種『PXW-X200』と同じF12の高感度を実現。Z190は1/3型の4K CMOS 3板式となります。
両モデルとも4K/60P内部収録が可能で、動きの速い被写体もくっきりと滑らかに捉えられるとしています。また、4:2:2 10bit記録もサポートし、色彩と諧調豊かな描写を実現。尚、4:2:2 10bit記録は『PXW-Z280』は4K/HDの両方で、『PXW-Z190』はHDのみの対応となります。Z280の4:2:2 10bit記録は、4K XAVC-Intraに対応。4K/60P収録時も4KとHDの同時記録が可能です。
XAVC-LongからMPEG HD422、MPEG HD、 DVCAMに加え、最大9MbpsのXAVC Proxy等、多彩な記録フォーマットに対応。Z280はSxSカード、Z190はSDカードの2つのメモリーカードスロットを搭載し、同時記録やリレー記録、バックアップ記録に対応します。
正、Z190は60P記録時の4K+MPEG HD同時記録は非対応。4K(30P以下)+MPEG HDの同時記録には別途有償ライセンス『CBKZ-SLMP』が必要となり、2018年12月のバージョンアップで対応予定との事です。
↑Z280の利用イメージ
Z280は、35mm換算で、30.3mm~515mmの光学17倍ズームレンズを搭載。フォーカス/ズーム/アイリスの各操作リングには「フルマニュアルリング」を採用し、一般的なハンディタイプのカムコーダーのマニュアルリングの様なズーミングやフォーカシングの遅れがなく、操作に対するダイレクトなレスポンスと回転角度による直感的な操作が可能としています。
Z190は、4K高画質を実現しながら、従来機種の『PXW-X180』、『PXW-X160』よりも小型・軽量化。ズーム応答性が向上した光学25倍レンズを搭載します。
↑PXW-Z190
どちらのモデルも、x2デジタルエクステンダーを搭載。HDモード時に、4K解像度を利用した解像度劣化のない2倍のデジタルエクステンダーと光学ズームレンズを併用する事で、Z280で34倍、Z190では50倍の高倍率ズームを実現しています。
ポストプロダクションの時間短縮が可能なHDR映像制作を実現する、インスタントHDRワークフローに対応。撮影後にカラーグレーディングを必要とせず、効率的なHDR映像の制作が可能としています。Z280はS-Log3にも対応、カラーグレーディングを前提としたドキュメンタリー等のアプリケーションにも適応します。
顔優先AFに加え、新たに「顔限定AF」にも対応。顔を登録した人物を自動で検出、追尾してオートフォーカスする事が可能。電子式可変NDフィルターも搭載します。
↑フェイス・ディテクションAF機能は、顔にフォーカスを合わせる技術
内蔵Wi-FiモジュールやEthernetコネクタ、市販の4G/LTEモデムを利用したフレキシブルなネットワーク運用が可能。独自のQoS技術を用い、業務用カムコーダーとして初めて、2本のモバイルネットワークを束ねるDual Linkによる、高品質なストリーミングもサポートします。
モバイルアプリ「Content Browser Mobile」を利用した、タブレットやスマホからのリモートコントロール、遠隔再生、モニタリングも可能。PCのWebブラウザからの機器の遠隔操作、メディア残量などのステータス確認にも対応。
REC状態でのFTP転送もサポートし、録画状態のまま運用を止めずに、撮影したファイルを転送できます。
このクラスのXDCAMカムコーダーも遂に4K/60P/HDR対応になりましたね。「顔限定AF」は一見民生っぽい機能ですが、4K撮影になると、解像度の低いファインダーやビューモニターではフォーカスが分かり辛い為、業務用でも結構重宝するかもしれませんね。
■プレスリリース
世界初4K 3板式CMOSイメージセンサー搭載のXDCAMメモリーカムコーダー2機種発売
4K60p収録とHDRに対応、番組収録や取材撮影などで役立つ顔検出AF機能がさらに進化
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201804/18-026b/index.html
Z280のセンサーは4K対応ながら感度F12を実現した新開発1/2型イメージセンサーを3板式で搭載。4K収録に対応しながら従来機種『PXW-X200』と同じF12の高感度を実現。Z190は1/3型の4K CMOS 3板式となります。
両モデルとも4K/60P内部収録が可能で、動きの速い被写体もくっきりと滑らかに捉えられるとしています。また、4:2:2 10bit記録もサポートし、色彩と諧調豊かな描写を実現。尚、4:2:2 10bit記録は『PXW-Z280』は4K/HDの両方で、『PXW-Z190』はHDのみの対応となります。Z280の4:2:2 10bit記録は、4K XAVC-Intraに対応。4K/60P収録時も4KとHDの同時記録が可能です。
XAVC-LongからMPEG HD422、MPEG HD、 DVCAMに加え、最大9MbpsのXAVC Proxy等、多彩な記録フォーマットに対応。Z280はSxSカード、Z190はSDカードの2つのメモリーカードスロットを搭載し、同時記録やリレー記録、バックアップ記録に対応します。
正、Z190は60P記録時の4K+MPEG HD同時記録は非対応。4K(30P以下)+MPEG HDの同時記録には別途有償ライセンス『CBKZ-SLMP』が必要となり、2018年12月のバージョンアップで対応予定との事です。
↑Z280の利用イメージ
Z280は、35mm換算で、30.3mm~515mmの光学17倍ズームレンズを搭載。フォーカス/ズーム/アイリスの各操作リングには「フルマニュアルリング」を採用し、一般的なハンディタイプのカムコーダーのマニュアルリングの様なズーミングやフォーカシングの遅れがなく、操作に対するダイレクトなレスポンスと回転角度による直感的な操作が可能としています。
Z190は、4K高画質を実現しながら、従来機種の『PXW-X180』、『PXW-X160』よりも小型・軽量化。ズーム応答性が向上した光学25倍レンズを搭載します。
↑PXW-Z190
どちらのモデルも、x2デジタルエクステンダーを搭載。HDモード時に、4K解像度を利用した解像度劣化のない2倍のデジタルエクステンダーと光学ズームレンズを併用する事で、Z280で34倍、Z190では50倍の高倍率ズームを実現しています。
ポストプロダクションの時間短縮が可能なHDR映像制作を実現する、インスタントHDRワークフローに対応。撮影後にカラーグレーディングを必要とせず、効率的なHDR映像の制作が可能としています。Z280はS-Log3にも対応、カラーグレーディングを前提としたドキュメンタリー等のアプリケーションにも適応します。
顔優先AFに加え、新たに「顔限定AF」にも対応。顔を登録した人物を自動で検出、追尾してオートフォーカスする事が可能。電子式可変NDフィルターも搭載します。
↑フェイス・ディテクションAF機能は、顔にフォーカスを合わせる技術
内蔵Wi-FiモジュールやEthernetコネクタ、市販の4G/LTEモデムを利用したフレキシブルなネットワーク運用が可能。独自のQoS技術を用い、業務用カムコーダーとして初めて、2本のモバイルネットワークを束ねるDual Linkによる、高品質なストリーミングもサポートします。
モバイルアプリ「Content Browser Mobile」を利用した、タブレットやスマホからのリモートコントロール、遠隔再生、モニタリングも可能。PCのWebブラウザからの機器の遠隔操作、メディア残量などのステータス確認にも対応。
REC状態でのFTP転送もサポートし、録画状態のまま運用を止めずに、撮影したファイルを転送できます。
このクラスのXDCAMカムコーダーも遂に4K/60P/HDR対応になりましたね。「顔限定AF」は一見民生っぽい機能ですが、4K撮影になると、解像度の低いファインダーやビューモニターではフォーカスが分かり辛い為、業務用でも結構重宝するかもしれませんね。
■プレスリリース
世界初4K 3板式CMOSイメージセンサー搭載のXDCAMメモリーカムコーダー2機種発売
4K60p収録とHDRに対応、番組収録や取材撮影などで役立つ顔検出AF機能がさらに進化
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201804/18-026b/index.html