『SBH82D』は、耳を塞がず、周囲の音を聞きながら音楽や会話を楽しめるオープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセット。初夏以降に一部の国/地域で発売するとしています。
オープンイヤースタイルのリスニング体験をワイヤレスで楽しめるネックバンド型Bluetoothヘッドセットで、耳装着部が小型軽量で、長時間使用しても疲れにくく、快適な装用感を実現します。
ネックバンドに搭載したリモコンで通話や音楽再生の操作ができる他、GoogleやSiriを起動可能となっています。
また、MWC 2019」のSMCブースでは、新発表のXperia 1の他にも5Gスマホのプロトタイプモデルが展示されています。
そのプロトタイプは、「Xperia 1」をベースとして5Gで使われる周波数帯の一部「ミリ波帯」をサポートで通信出来る様に改造されたものとなります。
モバイル通信は特定の周波数の電波を流して、信号をやり取りする技術です。現在主流となっている4G LTEまでの世代では、6GHz以下の「低い周波数」が主に中心に利用されてきましたが、5Gでの進化の1つとしてミリ波帯と言われる『今までよりも高い周波数』の利用が注目されています。
今迄、低い周波数帯のみを使っていたのは、低い周波数帯は障害物に強く、遠くまで届く為となります。一方、高い周波数帯は、多くの帯域を使える(一度に多くのデータを伝送可能)というメリットがある一方で、障害物に極端に弱いというデメリットがあります。
5Gで実用化が検討されているミリ波帯は24GHz~100GHzまでとなっていますが、SMCは28GHz帯で700MHzという帯域幅で実験を行っています。会場の説明員によると、その条件では最大で3Gbps程の速度を出せるとの事で、固定回線並みの速度のモバイル通信が実現できる事になります。
但し、ミリ波帯はやはり障害物に弱く、スマホと基地局アンテナの間に、例えばば人の手のような障害物が入っただけで通信が難しくなるといいます。また、展示されていたプロトタイプモデルでは上下にミリ波帯用のアンテナを追加された上で、放熱対策のために厚みも増しているとの事でした。
ミリ波帯5Gを実用化するには、基地局側の配置の工夫や効率的に電波を飛ばす工夫に加え、端末側のアンテナ設計や発熱対策といった工夫も必要になって来る事が予想されます。
但し、数年前にキャリアと基地局装置メーカーが行っていた実証実験と比べれば、基地局も端末(スマホ)もかなり小型化し、ほぼ現在の4Gスマホと同じサイズに近づいています。
耳を塞がないイヤフォンは、外音が聞こえるというメリットが有る反面、試聴した限りは低音がスカスカで音楽をちゃんと楽しむには厳しいと思います。ポッドキャストとか語学学習用には良いかもしれませんが…。
また、ミリ波対応端末展示との事ですが、欧米では5Gのサービスインがアナウンスされ、今年中に正式サービススタート、対応端末もGalaxy 10 5Gが用意されていますが、国内はまだ5Gのキャリへの帯域割り当てのアナウンスもまだですし、サービスインは2020年ですかね…。
是非ともサービスインには5G対応Xperiaを投入して欲しいものです。
■プレスリリース(SMC)
https://www.sonymobile.co.jp/company/press/entry/2019/0225_1_mwc19.html
オープンイヤースタイルのリスニング体験をワイヤレスで楽しめるネックバンド型Bluetoothヘッドセットで、耳装着部が小型軽量で、長時間使用しても疲れにくく、快適な装用感を実現します。
ネックバンドに搭載したリモコンで通話や音楽再生の操作ができる他、GoogleやSiriを起動可能となっています。
また、MWC 2019」のSMCブースでは、新発表のXperia 1の他にも5Gスマホのプロトタイプモデルが展示されています。
そのプロトタイプは、「Xperia 1」をベースとして5Gで使われる周波数帯の一部「ミリ波帯」をサポートで通信出来る様に改造されたものとなります。
モバイル通信は特定の周波数の電波を流して、信号をやり取りする技術です。現在主流となっている4G LTEまでの世代では、6GHz以下の「低い周波数」が主に中心に利用されてきましたが、5Gでの進化の1つとしてミリ波帯と言われる『今までよりも高い周波数』の利用が注目されています。
今迄、低い周波数帯のみを使っていたのは、低い周波数帯は障害物に強く、遠くまで届く為となります。一方、高い周波数帯は、多くの帯域を使える(一度に多くのデータを伝送可能)というメリットがある一方で、障害物に極端に弱いというデメリットがあります。
5Gで実用化が検討されているミリ波帯は24GHz~100GHzまでとなっていますが、SMCは28GHz帯で700MHzという帯域幅で実験を行っています。会場の説明員によると、その条件では最大で3Gbps程の速度を出せるとの事で、固定回線並みの速度のモバイル通信が実現できる事になります。
但し、ミリ波帯はやはり障害物に弱く、スマホと基地局アンテナの間に、例えばば人の手のような障害物が入っただけで通信が難しくなるといいます。また、展示されていたプロトタイプモデルでは上下にミリ波帯用のアンテナを追加された上で、放熱対策のために厚みも増しているとの事でした。
ミリ波帯5Gを実用化するには、基地局側の配置の工夫や効率的に電波を飛ばす工夫に加え、端末側のアンテナ設計や発熱対策といった工夫も必要になって来る事が予想されます。
但し、数年前にキャリアと基地局装置メーカーが行っていた実証実験と比べれば、基地局も端末(スマホ)もかなり小型化し、ほぼ現在の4Gスマホと同じサイズに近づいています。
耳を塞がないイヤフォンは、外音が聞こえるというメリットが有る反面、試聴した限りは低音がスカスカで音楽をちゃんと楽しむには厳しいと思います。ポッドキャストとか語学学習用には良いかもしれませんが…。
また、ミリ波対応端末展示との事ですが、欧米では5Gのサービスインがアナウンスされ、今年中に正式サービススタート、対応端末もGalaxy 10 5Gが用意されていますが、国内はまだ5Gのキャリへの帯域割り当てのアナウンスもまだですし、サービスインは2020年ですかね…。
是非ともサービスインには5G対応Xperiaを投入して欲しいものです。
■プレスリリース(SMC)
https://www.sonymobile.co.jp/company/press/entry/2019/0225_1_mwc19.html