映画やCM、ドキュメンタリーなどの現場で使われている「FS7 II」の上位機種で、CINEALTA VENICEに次いで、SONYのカムコーダーとしては2機種目のフルサイズセンサー搭載機種で、XDCAMメモリーカムコーダーとして初めて搭載となります。6Kの画素を活かした高精細な4K収録を実現するとしています。
フルサイズ（横約36mm×縦19mm相当）の裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R（有効画素数約1900万画素）は新たに開発されたもの。
Dual Base ISO（ISO800/4000）機能を含む画像処理システムも併せて開発しており、光量の少ない環境下でも自然な印象でノイズの少ない映像を実現。また、15ストップを超える広いダイナミックレンジを実現し、野外の明るい環境から夜景まで様々なシーンで、白とびや黒つぶれの少ないなめらかな階調で再現するとしています。
記録解像度はUHD（3840ｘ2160）ですが、画像処理においては、フルサイセンサーから画素加算のない全画素読出しを行った上でDCI-4K（4096×2160）の映像に必要な画素数の約2.15倍（6K相当）の情報量を凝縮します。尚、4096×2160映像記録や最大約7.5倍の印象的なスローモーション映像を可能にするフルHD（180fps：23.98p記録時）の撮影には、2020年夏以降のファームウェアアップデートで順次対応予定。記録メディアにはXQDメモリーカードを採用しています。
また、VENICEのスキントーンの画作りを継承したS-Cinetoneを搭載しており、映画、ドラマ、CMなどで人物を美しく描写するとしています。
AFには位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用したファストハイブリッドAFシステムを採用。浅い被写界深度を保ちながら動きの速い被写体にフォーカスを合わせ続ける事が可能。
イメージセンサーには、撮像エリアの水平方向約94％、垂直方向約96％をカバーする、561点の像面位相差検出AFセンサーを高密度に配置し、被写体をより高精度に捉えるとの事。また、AFの駆動速度を7段階に、被写体の乗り移り感度を5段階に設定できる為、撮影シーンや撮影者の表現や意図に合わせて、滑らかに被写体にフォーカスして撮影可能となっています。
無段階に光量調整が可能な電子式可変NDフィルターをフルサイズセンサーに合わせて新たに搭載。アプリケーションソフトウェアCatalyst Browse（無償）やPrepare（有償）を使用する事で、強力かつ高精度な手振れ補正を加えた映像を書き出す事が可能だとしています。
デジタルオーディオインターフェースを追加したマルチインターフェースシュー（MIシュー）を搭載しており、「UWP-D」シリーズのワイヤレスマイクロホンシステムと組み合わせ、ケーブル接続無しでデジタル音声をカメラに直接伝送し、録音可能。
また、キャリア回線を2本束ねる事で安定したストリーミングを実現するDual Linkを搭載（別売の拡張ユニット『XDCA-FX9』使用時）。4K 120fps RAWの外部機器への出力にも対応（スーパー35mmによる撮像。『XDCA-FX9』使用時）。その他にも、放送局で使用されているスロットインタイプのワイヤレスオーディオレシーバーへの接続にも対応しています。
本体のみの重量は約2kgとなっています。
以前から噂が出ていた「PX9」がやっと登場です。前モデルの「FS7II」は2017年1月発売なので、妥当なペースでの発売ですかね。フルサイズのセンサー搭載も規定路線とはいえ、ショルダーカムだと移動撮影が多くなりますから、AF性能はかなり気をつかったのではないでしょうか？
あと、Dual Base ISOは良いんですが、基準感度が800と4000ってどいうい事でしょうか？VENICEは500と2500で使い辛さを感じましたが、FX9はISO800は良いとして、4000ってホントに使えるんですかね？
SONYのカメラ毎に基準感度が異なるのは、非常に分かり辛いですし、複数種類のカメラ混在の時等、困るんですよね…。
ところで、VENICEの「S-Cinetone」って何ですかね？VENICE撮影の作品を何作か担当しましたが、初耳です…。
■プレスリリース
新開発フルサイズイメージセンサーによる豊かな映像表現力と
決定的瞬間を捉え続ける高性能AFを両立したメモリーカムコーダー『FX9』発売
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201909/19-090/
フルサイズ（横約36mm×縦19mm相当）の裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R（有効画素数約1900万画素）は新たに開発されたもの。
Dual Base ISO（ISO800/4000）機能を含む画像処理システムも併せて開発しており、光量の少ない環境下でも自然な印象でノイズの少ない映像を実現。また、15ストップを超える広いダイナミックレンジを実現し、野外の明るい環境から夜景まで様々なシーンで、白とびや黒つぶれの少ないなめらかな階調で再現するとしています。
記録解像度はUHD（3840ｘ2160）ですが、画像処理においては、フルサイセンサーから画素加算のない全画素読出しを行った上でDCI-4K（4096×2160）の映像に必要な画素数の約2.15倍（6K相当）の情報量を凝縮します。尚、4096×2160映像記録や最大約7.5倍の印象的なスローモーション映像を可能にするフルHD（180fps：23.98p記録時）の撮影には、2020年夏以降のファームウェアアップデートで順次対応予定。記録メディアにはXQDメモリーカードを採用しています。
また、VENICEのスキントーンの画作りを継承したS-Cinetoneを搭載しており、映画、ドラマ、CMなどで人物を美しく描写するとしています。
AFには位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用したファストハイブリッドAFシステムを採用。浅い被写界深度を保ちながら動きの速い被写体にフォーカスを合わせ続ける事が可能。
イメージセンサーには、撮像エリアの水平方向約94％、垂直方向約96％をカバーする、561点の像面位相差検出AFセンサーを高密度に配置し、被写体をより高精度に捉えるとの事。また、AFの駆動速度を7段階に、被写体の乗り移り感度を5段階に設定できる為、撮影シーンや撮影者の表現や意図に合わせて、滑らかに被写体にフォーカスして撮影可能となっています。
無段階に光量調整が可能な電子式可変NDフィルターをフルサイズセンサーに合わせて新たに搭載。アプリケーションソフトウェアCatalyst Browse（無償）やPrepare（有償）を使用する事で、強力かつ高精度な手振れ補正を加えた映像を書き出す事が可能だとしています。
デジタルオーディオインターフェースを追加したマルチインターフェースシュー（MIシュー）を搭載しており、「UWP-D」シリーズのワイヤレスマイクロホンシステムと組み合わせ、ケーブル接続無しでデジタル音声をカメラに直接伝送し、録音可能。
また、キャリア回線を2本束ねる事で安定したストリーミングを実現するDual Linkを搭載（別売の拡張ユニット『XDCA-FX9』使用時）。4K 120fps RAWの外部機器への出力にも対応（スーパー35mmによる撮像。『XDCA-FX9』使用時）。その他にも、放送局で使用されているスロットインタイプのワイヤレスオーディオレシーバーへの接続にも対応しています。
本体のみの重量は約2kgとなっています。
以前から噂が出ていた「PX9」がやっと登場です。前モデルの「FS7II」は2017年1月発売なので、妥当なペースでの発売ですかね。フルサイズのセンサー搭載も規定路線とはいえ、ショルダーカムだと移動撮影が多くなりますから、AF性能はかなり気をつかったのではないでしょうか？
あと、Dual Base ISOは良いんですが、基準感度が800と4000ってどいうい事でしょうか？VENICEは500と2500で使い辛さを感じましたが、FX9はISO800は良いとして、4000ってホントに使えるんですかね？
SONYのカメラ毎に基準感度が異なるのは、非常に分かり辛いですし、複数種類のカメラ混在の時等、困るんですよね…。
ところで、VENICEの「S-Cinetone」って何ですかね？VENICE撮影の作品を何作か担当しましたが、初耳です…。
■プレスリリース
新開発フルサイズイメージセンサーによる豊かな映像表現力と
決定的瞬間を捉え続ける高性能AFを両立したメモリーカムコーダー『FX9』発売
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201909/19-090/