AP通信、報道用スチル/ビデオカメラをSONY製に統一

AP通信は、スチルカメラマン、ビデオジャーナリス用機材をSONY製で統一すると発表しました。



AP通信のプレスリリースによると、AP通信のジャーナリスは250の地域、100の国家に展開しているとの事。

また、毎日3,000枚の写真と200本のビデオが撮影されているとの事です。

それらの取材を行う為の機材として、フルサイズミラーレスαを含むSONY製スチルカメラ、4K XDCAMカムコーダ、G Masterシリーズを含むEマウントレンズ57種類を直ちに導入するとしています。

米SONYのイメージング・プロダクツ・アンド・ソリューションズの副社長Neal Manowitz氏は、AP通信の今回の決定に対して「ジャーナリズムの信じられないほどの歴史を持つ組織であるAPとのコラボレーションを発表でき、大変光栄です。AP通信は、世界中のニュース情報で広く信頼されているブランドです。 APのジャーナリストにテクノロジーとサポートを提供できる事を光栄に思います。これにより、これ迄に無い方法で撮影、送信、配信する事が出来るでしょう」と述べています。

ビデオカメラに関しては、SONYはENGが開始された頃からの雄ですし、社内でビデオフォーマットが統一されていた方がシステム構築のコスト削減にも繋がるので驚きはありませんでしたが、スチルカメラ迄SONY製で統一というのは正直驚きました。

報道カメラと言えば、古くはライカ、今でもキャノン、ニコンがスチルカメラマンに好まれている中、AP通信が報道カメラにαを採用するとは…。

これで一般ユーザーの人気が高いだけでなく、SONYがスチルカメラメーカーとして認められたという事ではないでしょうか？

スチルカメラ史上、歴史的な出来事だと思います。