システムカメラながら、スーパー35mmのラージサイズイメージセンサーを搭載しているのが特徴。浅い被写界深度の映像撮影を実現しつつ、グローバルシャッター機能や高感度・低ノイズにより、高品位なライブ映像収録が可能。多彩な映像表現を用いた音楽ライブや、ドラマ制作などへの利用を見込むとしています。
スーパー35mm CMOSセンサーにより、従来のHDCシリーズと比べて被写界深度が浅く、人物のみにフォーカスが当たりながら背景はしっかりとぼける、印象的なぼけ描写が可能。
更にグローバルシャッター機能の搭載により、動きの速い被写体を撮影した際に発生するローリングシャッターひずみや、フラッシュバンド現象のない映像表現を実現しています。
また高感度(T10:UHD/59.94p)、低ノイズ(SN -62dB以上)性能を備えており、音楽ライブやスポーツ、ドラマなどの暗い環境下での撮影に適しているとしています。
HDRとSDRの同時出力が可能、HDR/SDRサイマル制作(同時制作)ワークフロー「SR Live for HDR」をサポート。4K/HDRに加え、従来のHD/SDRとの同時制作が可能となり、映像のトーンなどを保つ事が可能となっています。
BT.2020、S-Gamut3、S-Gamut3.Cineの広色域にも対応しており、撮影者や編集者の意図に沿った色表現も行なえるとしています。
4K 59.94P/29.97P/23.98Pといった各種フォーマットに加え、23.98P時の2-3プルダウンしたHD59.94iの同時出力、4K 120Pの撮影も標準対応しており、HS撮影(59.94P時2倍速、29.97P時4倍速、23.98P時5倍速)も可能となっています。
映画制作などで活用されているCineAlta VENICEと同様の、8ポジションのサーボNDフィルターをカメラ内部に搭載。0.3(1/2=1ストップ)から2.4(1/256=8ストップ)迄、1ストップ刻みで8段階の調整でき、制作意図に合わせて、ぼけ描写と組み合わせて焦点深度を細かく調整出来ます。
明るい環境下で素早く動く被写体を撮影する際にも有効としています。フィルターの調整は、撮影者が直接行なえるだけでなく、リモートコントロールパネルやマスターセットアップユニットからの遠隔制御にも対応します。
大型ビューファインダーのスライド機構を搭載しており、任意のポジションでビューファインダーを固定することが可能。ビューファインダーを三脚の回転軸に近づけて固定すると、操作の安定性が向上するだけでなく、撮影者が広い視野角で撮影出来ます。ビューファインダーを前にずらして固定すれば、撮影者の立ち位置が狭くなる様な場所での撮影に便利としています。
↑ビューファインダーのスライド可能範囲のイメージ
被写界深度を浅くしたい場合、レンズのアイリス開放端付近でズームすると、急速な光量低下(Fドロップ)や、画面中心に対して周辺部分が暗くなってしまうレンズ周辺光量落ちが生じますが、同時に自動補正するARIA機能を搭載。ドラマやコンサート撮影でズームレンズを運用する際の効率化を実現しています。
UHB伝送に対応。カメラコントロールユニット(CCU)の『HDCU-5000』『HDCU-5500』、IPカメラエクステンションアダプター『HDCE-TX50』と組み合わせる事で、映像だけでなく音声やメタデータ、同期・制御などの信号をリアルタイムにIP伝送するIP Liveプロダクションシステムとして運用できます。
CCUレコーディングオプションを搭載した『HDCU-5000』『HDCU-5500』と接続する事で、カメラで撮影した映像・音声データを、CCU内部に記録する事も可能。記録したファイルは、CCUに接続したUSB外付けストレージへの転送、ネットワークによるFTPファイル転送で外部に取り出すことも出来ます。
システムカメラでセンサーサイズが大きくて深度が浅いって使いづらいと思うんですが…。スポーツやライブなど、被写体が高速移動するものはなかなかフォーカス送り難しいと思います。また、ドラマ制作にはサイズ的に大きすぎると思うんですが…。
■プレスリリース
システムカメラとしての優れた操作性と、被写界深度の浅い印象的なぼけ描写を実現する
マルチフォーマットポータブルカメラ『HDC-F5500』発売
https://www.sony.jp/professional/News/Press/20211013/
スーパー35mm CMOSセンサーにより、従来のHDCシリーズと比べて被写界深度が浅く、人物のみにフォーカスが当たりながら背景はしっかりとぼける、印象的なぼけ描写が可能。
更にグローバルシャッター機能の搭載により、動きの速い被写体を撮影した際に発生するローリングシャッターひずみや、フラッシュバンド現象のない映像表現を実現しています。
また高感度(T10:UHD/59.94p)、低ノイズ(SN -62dB以上)性能を備えており、音楽ライブやスポーツ、ドラマなどの暗い環境下での撮影に適しているとしています。
HDRとSDRの同時出力が可能、HDR/SDRサイマル制作(同時制作)ワークフロー「SR Live for HDR」をサポート。4K/HDRに加え、従来のHD/SDRとの同時制作が可能となり、映像のトーンなどを保つ事が可能となっています。
BT.2020、S-Gamut3、S-Gamut3.Cineの広色域にも対応しており、撮影者や編集者の意図に沿った色表現も行なえるとしています。
4K 59.94P/29.97P/23.98Pといった各種フォーマットに加え、23.98P時の2-3プルダウンしたHD59.94iの同時出力、4K 120Pの撮影も標準対応しており、HS撮影(59.94P時2倍速、29.97P時4倍速、23.98P時5倍速)も可能となっています。
映画制作などで活用されているCineAlta VENICEと同様の、8ポジションのサーボNDフィルターをカメラ内部に搭載。0.3(1/2=1ストップ)から2.4(1/256=8ストップ)迄、1ストップ刻みで8段階の調整でき、制作意図に合わせて、ぼけ描写と組み合わせて焦点深度を細かく調整出来ます。
明るい環境下で素早く動く被写体を撮影する際にも有効としています。フィルターの調整は、撮影者が直接行なえるだけでなく、リモートコントロールパネルやマスターセットアップユニットからの遠隔制御にも対応します。
大型ビューファインダーのスライド機構を搭載しており、任意のポジションでビューファインダーを固定することが可能。ビューファインダーを三脚の回転軸に近づけて固定すると、操作の安定性が向上するだけでなく、撮影者が広い視野角で撮影出来ます。ビューファインダーを前にずらして固定すれば、撮影者の立ち位置が狭くなる様な場所での撮影に便利としています。
↑ビューファインダーのスライド可能範囲のイメージ
被写界深度を浅くしたい場合、レンズのアイリス開放端付近でズームすると、急速な光量低下(Fドロップ)や、画面中心に対して周辺部分が暗くなってしまうレンズ周辺光量落ちが生じますが、同時に自動補正するARIA機能を搭載。ドラマやコンサート撮影でズームレンズを運用する際の効率化を実現しています。
UHB伝送に対応。カメラコントロールユニット(CCU)の『HDCU-5000』『HDCU-5500』、IPカメラエクステンションアダプター『HDCE-TX50』と組み合わせる事で、映像だけでなく音声やメタデータ、同期・制御などの信号をリアルタイムにIP伝送するIP Liveプロダクションシステムとして運用できます。
CCUレコーディングオプションを搭載した『HDCU-5000』『HDCU-5500』と接続する事で、カメラで撮影した映像・音声データを、CCU内部に記録する事も可能。記録したファイルは、CCUに接続したUSB外付けストレージへの転送、ネットワークによるFTPファイル転送で外部に取り出すことも出来ます。
システムカメラでセンサーサイズが大きくて深度が浅いって使いづらいと思うんですが…。スポーツやライブなど、被写体が高速移動するものはなかなかフォーカス送り難しいと思います。また、ドラマ制作にはサイズ的に大きすぎると思うんですが…。
■プレスリリース
システムカメラとしての優れた操作性と、被写界深度の浅い印象的なぼけ描写を実現する
マルチフォーマットポータブルカメラ『HDC-F5500』発売
https://www.sony.jp/professional/News/Press/20211013/