マスターモニターと同一色域の液晶パネルを使う事で、映像制作ワークフローにおける一貫した色再現が可能としています。
全白時1,000cd/m2の高輝度を実現。HDR制作に適した様々な機能も搭載する。「ダイナミックコントラストドライブ」は、シーンに応じて動的にコントラストを変動させる新開発のバックライト駆動システム。
明るいシーンと暗いシーンが混在するコンテンツで、各シーンの明部から暗部の全体のコントラストのバランスを確認する用途に使用可能。白く輝度が高い映像では最大輝度を生かした表示ができる一方、暗く影の多い映像では輝度を抑えて暗部の再現性を優先する等、動的にコントラストを広げて表示出来ます。
低輝度領域の再現を重視したブラックディテール表示機能により、バックライトの輝度を三段階で下げる事で低輝度領域の正しい色と階調を再現。例えば、月明かりや暗闇等、全体の輝度が低い映像において、画面全体を一定の輝度に抑えながら、信号レベルを調整し、低輝度領域の色と階調を忠実に再現出来るとしています。モニターのダイナミックレンジを上回る高輝度領域は、クリップもしくはゼブラパターンで表示します。
HDR/SDRに対応した波形モニター機能も搭載。HDR/SDRの各種EOTF(Electro-Optical Transfer Function)に対応した輝度レベルに加え、RGB/YCbCrパレード表示にも対応。入力信号レベルに加え、表示輝度のスケールにも対応し、EOTF設定に合わせて自動で選択可能。ベクトルスコープやオーディオレベルメーターとの同時表示も可能となっています。
モニターを4分割して表示できるQuad View(クアッドビュー)モードも用意。4種類迄の映像を一度に確認出来ます。HD×4の非同期信号入力にも対応し、4画面に異なるEOTF、色域、伝送マトリクス、ユーザー3D LUT、色温度等を個別に設定出来、4台のHDモニターとしても使用可能です。
ユーザー3D LUTは、33格子点と17格子点の.cube形式に対応。USBメモリーから本体に直接読み込む事が可能。また、SDIだけでなく、HDMI接続時にも適用が可能。カメラ4台のモニタリング、HDRとSDR比較、映画・放送・パッケージの比較等に活用出来ます。
ユーザーインターフェースとメニュー表示も刷新。小型で使い易いサイズとデザインを追求。AC電源に加えて24V DC駆動に対応し、電源確保が難しい撮影現場でも機動力を発揮。特にX1800は、19インチラックマウントに収まる対角18.4型の画面サイズにする事で、オプション品のラックマウントアダプターにより縦7ユニット(7U)に収まり、スペースが限られる中継車でも4K解像度を活かせるとしています。
他にも、ビデオペイロードIDによるモニターの自動設定、カメラフォーカスを補助する拡大表示、入力設定変更が素早くできる内部設定コピー機能も搭載。高音圧ステレオスピーカーも前面に搭載しています。
マスモニ『BVM-HX310』のピクモニバージョンといったところでしょうか？恐らく、昨年のInterBEEに参考展示されていたものと同一だと思われますが、ようやく詳細スペックが開示されました。
HX310は価格が400万円前後しますから、なかなか台数を揃える事が出来ませんでしたが、HX310の1/3以下で購入できる今回の製品であれば複数台のモニターが必要な撮影現場等でも揃え易くなります。
ただ、大きくても24型だとポスプロの編集室で使用するにはちょっと小さいので、30型の4K HDR対応ピクモニも発売してくれませんかね？
■プレスリリース
4K HDR対応ピクチャーモニター PVMシリーズ (24型・18型)を発売
マスターモニターと一貫した色再現と、全白時1,000cd/m2を独自仕様の液晶パネルで実現
https://www.sony.jp/professional/News/info/pb20200129.html
全白時1,000cd/m2の高輝度を実現。HDR制作に適した様々な機能も搭載する。「ダイナミックコントラストドライブ」は、シーンに応じて動的にコントラストを変動させる新開発のバックライト駆動システム。
明るいシーンと暗いシーンが混在するコンテンツで、各シーンの明部から暗部の全体のコントラストのバランスを確認する用途に使用可能。白く輝度が高い映像では最大輝度を生かした表示ができる一方、暗く影の多い映像では輝度を抑えて暗部の再現性を優先する等、動的にコントラストを広げて表示出来ます。
低輝度領域の再現を重視したブラックディテール表示機能により、バックライトの輝度を三段階で下げる事で低輝度領域の正しい色と階調を再現。例えば、月明かりや暗闇等、全体の輝度が低い映像において、画面全体を一定の輝度に抑えながら、信号レベルを調整し、低輝度領域の色と階調を忠実に再現出来るとしています。モニターのダイナミックレンジを上回る高輝度領域は、クリップもしくはゼブラパターンで表示します。
HDR/SDRに対応した波形モニター機能も搭載。HDR/SDRの各種EOTF(Electro-Optical Transfer Function)に対応した輝度レベルに加え、RGB/YCbCrパレード表示にも対応。入力信号レベルに加え、表示輝度のスケールにも対応し、EOTF設定に合わせて自動で選択可能。ベクトルスコープやオーディオレベルメーターとの同時表示も可能となっています。
モニターを4分割して表示できるQuad View(クアッドビュー)モードも用意。4種類迄の映像を一度に確認出来ます。HD×4の非同期信号入力にも対応し、4画面に異なるEOTF、色域、伝送マトリクス、ユーザー3D LUT、色温度等を個別に設定出来、4台のHDモニターとしても使用可能です。
ユーザー3D LUTは、33格子点と17格子点の.cube形式に対応。USBメモリーから本体に直接読み込む事が可能。また、SDIだけでなく、HDMI接続時にも適用が可能。カメラ4台のモニタリング、HDRとSDR比較、映画・放送・パッケージの比較等に活用出来ます。
ユーザーインターフェースとメニュー表示も刷新。小型で使い易いサイズとデザインを追求。AC電源に加えて24V DC駆動に対応し、電源確保が難しい撮影現場でも機動力を発揮。特にX1800は、19インチラックマウントに収まる対角18.4型の画面サイズにする事で、オプション品のラックマウントアダプターにより縦7ユニット(7U)に収まり、スペースが限られる中継車でも4K解像度を活かせるとしています。
他にも、ビデオペイロードIDによるモニターの自動設定、カメラフォーカスを補助する拡大表示、入力設定変更が素早くできる内部設定コピー機能も搭載。高音圧ステレオスピーカーも前面に搭載しています。
マスモニ『BVM-HX310』のピクモニバージョンといったところでしょうか？恐らく、昨年のInterBEEに参考展示されていたものと同一だと思われますが、ようやく詳細スペックが開示されました。
HX310は価格が400万円前後しますから、なかなか台数を揃える事が出来ませんでしたが、HX310の1/3以下で購入できる今回の製品であれば複数台のモニターが必要な撮影現場等でも揃え易くなります。
ただ、大きくても24型だとポスプロの編集室で使用するにはちょっと小さいので、30型の4K HDR対応ピクモニも発売してくれませんかね？
■プレスリリース
4K HDR対応ピクチャーモニター PVMシリーズ (24型・18型)を発売
マスターモニターと一貫した色再現と、全白時1,000cd/m2を独自仕様の液晶パネルで実現
https://www.sony.jp/professional/News/info/pb20200129.html