ソニーPCL、8K4K/440型Crystal LEDディスプレイの世界初となるレンタルサービス開始

ソニーPCLは、SONYが開発した「Crystal LEDディスプレイシステム」を導入し、8K(7,680×4,320pix)に対応した440型大型ディスプレイシステムの、世界初となるレンタルサービスを開始すると発表しました。



サービスインは4月1日。

Crystal LEDは、微細なLED素子を配列した画素を、画素ごとに駆動させる自発光のディスプレイ方式。高コントラスト、広色域が特徴。高速動画応答性能にも優れて、最大120fpsでの表示が可能となります。

ディスプレイユニットとディスプレイコントローラーを組み合わせ、設置スペースや演出意図に応じた任意のサイズを構成できるのも特徴となっています。

ソニーPCLのCrystal LEDディスプレイシステムは、8K4K(7,680×4,320pix)の440型構成を基本とし、ワイド8K(7,680×2,160pix)/400型、4K(3,840×2,160pix)/220 型の3タイプを軸に展開。イベントやプロモーション、ショールームや展示施設等への導入を想定しているとの事です。

8K4K/440型の場合、画面サイズは横約9.7m、縦約5.4mとなります。輝度は最大1,000nits。視野角は約180度。sRGB比約140%の色域を実現。映像の入力ビット長は8/10/12bitで、RGB 4:4:4/YCbCr 4:4:4迄対応しています。

尚、4月9日からラスベガスで開催されるNAB(National Association of Broadcasters)2018に、440型構成を出展予定との事です。

これって、Crystal LED Display技術ベースのディスプレイ「CLEDIS」とは違うんですかね？

ディスプレイユニットとコントロールユニットが別な点とかから同一のものの気がするんですが、単純に「CREDIS」をCrystal LED Displayに戻したのか、また別なものなのか気になります…。

「Crystal LED Display」はディスプレイユニットの数でいろいろなアスペクトや解像度の構成が可能と自由度が高いのがウリですが、逆にPCLの様なセッティング迄やってくれる様なサービスが無いと、常設では無いイベント等の導入のハードル高そうですし、良いサービスかもしれませんね。