2013年発売の初号機『DPT-S1』、2017年の『DPT-RP1』は、研究者や医師などが多く扱うA4の文書に合わせたサイズですが、新モデルはA5にダウンサイズしたのが特徴となります。
↑背面
使い方に合わせてサイズを選べる様になりました。更に、スマホとの連携機能も追加。この連携機能はA4サイズの『DPT-RP1』でも利用可能となります。
外形寸法は243.5×174.2×5.9(縦×横×厚さ)mmで、重量は約240g。A5サイズの端末では最薄/最軽量としています。尚、A4サイズの既存モデル『DPT-RP1』は約224×302.6×5.9(同)mm、約349g。
↑厚さ5.9mmの薄型デザイン
↑使用例
E Inkの電子ペーパー「Carta」を搭載し、解像度は1,404×1,872pix(220dpi)で、DPT-RP1(13.3型/1,650×2,200pix)より約10%精細な表示が可能になっています。
本体を小型化/低価格化した事で、ターゲットユーザーは、大量の文献や資料を読み書きする大学教授や研究者、医師/研究職、弁護士、コンサルタントだけでなく、会議や外出先での商談メモなど一般のビジネスパーソンの利用も想定。
更に、プロを目指す大学院生/大学生、専門学校生などまで顧客層拡大を見込んでいるとの事です。
↑外出先での利用イメージ
サイズや解像度以外の主な機能は『DPT-RP1』と共通。「読む」と「書く」に特化し、必要な機能のみに絞り込む事で、「使う人の一部になるような道具」を目指したとしています。
文書を見比べる為の2画面表示や、専用スタイラスペンによる手書きのコピー&ペースト、重要な箇所に☆または*のマークを書いて、後から検索する事も可能となっています。
『DPT-RP1』と同じくPC用ソフト「Digital Paper App」でドキュメントの管理や、デジタルペーパーへのワイヤレス転送等が行なえる他、新たにiOS/Androidアプリ「Digital Paper App for mobile」も提供。従来モデルの電子ペーパーとも連携可能。但し、同アプリはタブレットでの利用はサポートしないとの事です。
スマホにアプリをインストールすると、デジタルペーパーとの間でPDFの出し入れを簡単な操作で行なう事が可能。NFC搭載スマホの場合、デジタルペーパーにかざして接続可能。デジタルペーパーで作成したPDFを、クラウドストレージのDropboxやGoogle Drive、OneDrive、boxに保存できる他、その場でメールや、LINEなどのSNSで送信する事も可能です。
↑スマホとアプリ経由で連携
また、上記クラウドストレージにあるファイルや、メールの添付ファイル、SafariやChromeなどWebブラウザからダウンロードしたファイルを、アプリ経由でデジタルペーパーに取り込む事も可能となっています。
↑スマホを介してクラウドストレージとデジタルペーパー間で文書を共有
充電時間は約3.5時間(ACアダプタ)/約5.5時間(USB)、バッテリ駆動時間は約3週間(Wi-Fi OFF)/約1週間(Wi-Fi ON)。スタイラスペンやUSBケーブル、替芯、芯抜きなどが付属する。
スタイラスペンの電池持続時間は約1カ月。別売で専用カバーも用意しています。
デジタルペーパーシリーズは法人向けにシステム込みの値段なので高額でも仕方ないと思っていたんですが、一般ユーザー向けにも販売するのにこのスペックで7万円というのは高いですね…。
3月に発売された第6世代iPadは32GBモデルで4万円程度、Apple Penilと合わせて購入しても5万円前後で買えてしまうので、ちょっとこの値段設定は厳しいんじゃないでしょうか？
確かに電子ペーパーなので、本体の充電頻度も少なく済み、スタイラスも1ヶ月バッテリーが持つ事や、端末が薄く軽いというのはiPadより優れていますが、タブレット端末であるiPadはアプリとの連携で色々と使えますし、絵も描けますから…。
機能をシンプルにしたというのであれば、価格ももっと安くしないと、一般ユーザーターゲットの場合iPadには敵わないと思うんですが…。
■プレスリリース
読みやすさと書き味を追求した、小型A5サイズのデジタルペーパー『DPT-CP1』を発売
スマートフォンとの連携で効率的なファイルの共有を実現
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201804/18-030/index.html
↑背面
使い方に合わせてサイズを選べる様になりました。更に、スマホとの連携機能も追加。この連携機能はA4サイズの『DPT-RP1』でも利用可能となります。
外形寸法は243.5×174.2×5.9(縦×横×厚さ)mmで、重量は約240g。A5サイズの端末では最薄/最軽量としています。尚、A4サイズの既存モデル『DPT-RP1』は約224×302.6×5.9(同)mm、約349g。
↑厚さ5.9mmの薄型デザイン
↑使用例
E Inkの電子ペーパー「Carta」を搭載し、解像度は1,404×1,872pix(220dpi)で、DPT-RP1(13.3型/1,650×2,200pix)より約10%精細な表示が可能になっています。
本体を小型化/低価格化した事で、ターゲットユーザーは、大量の文献や資料を読み書きする大学教授や研究者、医師/研究職、弁護士、コンサルタントだけでなく、会議や外出先での商談メモなど一般のビジネスパーソンの利用も想定。
更に、プロを目指す大学院生/大学生、専門学校生などまで顧客層拡大を見込んでいるとの事です。
↑外出先での利用イメージ
サイズや解像度以外の主な機能は『DPT-RP1』と共通。「読む」と「書く」に特化し、必要な機能のみに絞り込む事で、「使う人の一部になるような道具」を目指したとしています。
文書を見比べる為の2画面表示や、専用スタイラスペンによる手書きのコピー&ペースト、重要な箇所に☆または*のマークを書いて、後から検索する事も可能となっています。
『DPT-RP1』と同じくPC用ソフト「Digital Paper App」でドキュメントの管理や、デジタルペーパーへのワイヤレス転送等が行なえる他、新たにiOS/Androidアプリ「Digital Paper App for mobile」も提供。従来モデルの電子ペーパーとも連携可能。但し、同アプリはタブレットでの利用はサポートしないとの事です。
スマホにアプリをインストールすると、デジタルペーパーとの間でPDFの出し入れを簡単な操作で行なう事が可能。NFC搭載スマホの場合、デジタルペーパーにかざして接続可能。デジタルペーパーで作成したPDFを、クラウドストレージのDropboxやGoogle Drive、OneDrive、boxに保存できる他、その場でメールや、LINEなどのSNSで送信する事も可能です。
↑スマホとアプリ経由で連携
また、上記クラウドストレージにあるファイルや、メールの添付ファイル、SafariやChromeなどWebブラウザからダウンロードしたファイルを、アプリ経由でデジタルペーパーに取り込む事も可能となっています。
↑スマホを介してクラウドストレージとデジタルペーパー間で文書を共有
充電時間は約3.5時間(ACアダプタ)/約5.5時間(USB)、バッテリ駆動時間は約3週間(Wi-Fi OFF)/約1週間(Wi-Fi ON)。スタイラスペンやUSBケーブル、替芯、芯抜きなどが付属する。
スタイラスペンの電池持続時間は約1カ月。別売で専用カバーも用意しています。
デジタルペーパーシリーズは法人向けにシステム込みの値段なので高額でも仕方ないと思っていたんですが、一般ユーザー向けにも販売するのにこのスペックで7万円というのは高いですね…。
3月に発売された第6世代iPadは32GBモデルで4万円程度、Apple Penilと合わせて購入しても5万円前後で買えてしまうので、ちょっとこの値段設定は厳しいんじゃないでしょうか？
確かに電子ペーパーなので、本体の充電頻度も少なく済み、スタイラスも1ヶ月バッテリーが持つ事や、端末が薄く軽いというのはiPadより優れていますが、タブレット端末であるiPadはアプリとの連携で色々と使えますし、絵も描けますから…。
機能をシンプルにしたというのであれば、価格ももっと安くしないと、一般ユーザーターゲットの場合iPadには敵わないと思うんですが…。
■プレスリリース
読みやすさと書き味を追求した、小型A5サイズのデジタルペーパー『DPT-CP1』を発売
スマートフォンとの連携で効率的なファイルの共有を実現
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201804/18-030/index.html