独自開発のモーターやプロペラ、制御システム、センシング技術などを搭載し、高い敏捷性を備え、ダイナミックかつ緻密な飛行が可能。「機体を意のままに操れる」という送信機と、センシングによる障害物検知や自動飛行機能、機体や飛行情報のクラウド管理による安全な飛行が可能としています。
最高速度は時速90km、最大角速度180度/s、最大傾斜角度55度を実現。独自開発のキーデバイスを組み合わせた推進デバイスと飛行制御で最大20m/sの耐風性能を持ち、強風下でも安定飛行が可能としています。
外形寸法は591.9×511.8×526.8(幅×奥行き×高さ)mmで、重量はバッテリーパックを除いた状態で約3.1kg。
軽量で高効率、高強度、高応答性のある独自開発17インチのプロペラや、ブラシレスモーターに加え、これらを最適に制御するESC(Electric Speed Controller)を搭載。推進デバイスと全てのセンサー情報を統合し、安定した飛行と高い操縦応答性を実現する、独自の飛行制御システムを構築しています。
SONY製イメージセンサーが内蔵されたステレオカメラを機体5方向(前後左右下)に配置。それらのカメラ情報を同時に高速処理できるSONY製ビジョンセンシングプロセッサと独自アルゴリズムを搭載。
↑左：SONY製イメージセンサーを搭載したステレオカメラ、右：SONY製ビジョンセンシングプロセッサ
それら視界情報とIMU(Inertial Measurement Unit)、コンパス、気圧、赤外線測距等のセンサー情報を統合し、自己位置・姿勢を高精度に推定して周囲の空間をリアルタイムに認識が可能。これにより、屋内や橋梁下などGNSSを受信しづらい条件下でも安定した飛行が可能となっています。
用途に合わせたαシステムの選択により映像制作の幅も広がります。α7SシリーズやFX3搭載時はノイズを抑えた高い描写力、またα7Rシリーズ搭載時は高精細に、そしてα9シリーズなどでは歪の少ない映像の撮影が可能。8K動画撮影が可能な「α1」も搭載可能となっています。
高い操作性を実現した送信機と、機体と機材を一元的に操作できるモバイルアプリ「Airpeak Flight」も用意。αの映像をリアルタイムに確認しながら機体やカメラ、ジンバルを操作可能。アプリでは、機体と送信機、カメラ、ジンバルを統合し、画面上で飛行距離やバッテリー残量などの状態確認や、各種操作、設定変更が可能となっています。
↑モバイルアプリ「Airpeak Flight」
Webアプリ「Airpeak Base」によるクラウドでの統合管理にも対応。機材管理や飛行プラン作成、フライトログ管理が出来ます。
高度な飛行プランを作成し、空中にレールを設置したかの様に自動的に何度も機体を飛行させる事も可能。タイムラインに沿って機体の位置(緯度・経度・高度)や速度を設定し、ジンバルの向きや動画・静止画撮影のタイミングを指定可能。地図上で滑らかな曲線を描く事も可能となっています。
↑Airpeakシステム
CES2021で発表されたまんまの外観ですが、今回初めて機能面の発表やコントロールソフトウェアが発表されました。
ドローン後発ながら、独自のセンサーや映像処理技術を活用した、SONYらしいドローンに仕上がっているかと思います。
また、αマウント用のジンバルはGremsy社製のものをラインナップしていたりと、痒いところに手が届いた仕様になっています。
このスペックで110万円なら、既存の安い撮影用ドローンに太刀打ち出来るレベルだと思います。
■プレスリリース
プロフェッショナル向けドローン Airpeak S1を発売
かつてない自由な視点を生み出す飛行性能と撮影性能で空撮映像制作の可能性を拡張
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/News/Press/202106/21-040/
最高速度は時速90km、最大角速度180度/s、最大傾斜角度55度を実現。独自開発のキーデバイスを組み合わせた推進デバイスと飛行制御で最大20m/sの耐風性能を持ち、強風下でも安定飛行が可能としています。
外形寸法は591.9×511.8×526.8(幅×奥行き×高さ)mmで、重量はバッテリーパックを除いた状態で約3.1kg。
軽量で高効率、高強度、高応答性のある独自開発17インチのプロペラや、ブラシレスモーターに加え、これらを最適に制御するESC(Electric Speed Controller)を搭載。推進デバイスと全てのセンサー情報を統合し、安定した飛行と高い操縦応答性を実現する、独自の飛行制御システムを構築しています。
SONY製イメージセンサーが内蔵されたステレオカメラを機体5方向(前後左右下)に配置。それらのカメラ情報を同時に高速処理できるSONY製ビジョンセンシングプロセッサと独自アルゴリズムを搭載。
↑左：SONY製イメージセンサーを搭載したステレオカメラ、右：SONY製ビジョンセンシングプロセッサ
それら視界情報とIMU(Inertial Measurement Unit)、コンパス、気圧、赤外線測距等のセンサー情報を統合し、自己位置・姿勢を高精度に推定して周囲の空間をリアルタイムに認識が可能。これにより、屋内や橋梁下などGNSSを受信しづらい条件下でも安定した飛行が可能となっています。
用途に合わせたαシステムの選択により映像制作の幅も広がります。α7SシリーズやFX3搭載時はノイズを抑えた高い描写力、またα7Rシリーズ搭載時は高精細に、そしてα9シリーズなどでは歪の少ない映像の撮影が可能。8K動画撮影が可能な「α1」も搭載可能となっています。
高い操作性を実現した送信機と、機体と機材を一元的に操作できるモバイルアプリ「Airpeak Flight」も用意。αの映像をリアルタイムに確認しながら機体やカメラ、ジンバルを操作可能。アプリでは、機体と送信機、カメラ、ジンバルを統合し、画面上で飛行距離やバッテリー残量などの状態確認や、各種操作、設定変更が可能となっています。
↑モバイルアプリ「Airpeak Flight」
Webアプリ「Airpeak Base」によるクラウドでの統合管理にも対応。機材管理や飛行プラン作成、フライトログ管理が出来ます。
高度な飛行プランを作成し、空中にレールを設置したかの様に自動的に何度も機体を飛行させる事も可能。タイムラインに沿って機体の位置(緯度・経度・高度)や速度を設定し、ジンバルの向きや動画・静止画撮影のタイミングを指定可能。地図上で滑らかな曲線を描く事も可能となっています。
↑Airpeakシステム
CES2021で発表されたまんまの外観ですが、今回初めて機能面の発表やコントロールソフトウェアが発表されました。
ドローン後発ながら、独自のセンサーや映像処理技術を活用した、SONYらしいドローンに仕上がっているかと思います。
また、αマウント用のジンバルはGremsy社製のものをラインナップしていたりと、痒いところに手が届いた仕様になっています。
このスペックで110万円なら、既存の安い撮影用ドローンに太刀打ち出来るレベルだと思います。
■プレスリリース
プロフェッショナル向けドローン Airpeak S1を発売
かつてない自由な視点を生み出す飛行性能と撮影性能で空撮映像制作の可能性を拡張
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/News/Press/202106/21-040/