米SONY、USB 2.0/microUSB両対応の"2-in-1"フラッシュドライブ発売

米SONYは、「2-in-1のUSBフラッシュドライブ」の発売を発表しました。USB 2.0とmicroUSBの2種類のインターフェイスを同時搭載し、USBフラッシュ単体で手軽に運用可能。



これにより、スマホ/タブレットのデータのバックアップを取得したり、PCとの間でファイル共有が手軽に行えるようになります。

通常、AndroidデバイスのUSB端子はペリフェラルモード、つまり親と子でいう子の状態で動作しており、周辺機器接続には対応していません。

しかし、Android 4.0.3以降で搭載されたUSB On-The-Go (OTG)機構を用いることでホストとして動作させる事で、USBフラッシュの読み書きが可能となります。

同デバイスを用いて簡単にファイル操作を可能にする為、File Managerアプリが用意されており、これを用いて最近の多くのAndroidデバイスの他、WindowsやMacの間でのファイルのやり取りが可能となります。単純にファイルをバックアップする用途で利用するも良し、外部ドライブとして共有ファイルを保存しておき、PCでもスマホでも好きなデバイスで写真や動画コンテンツを楽しめます。

8GBモデル”USM-8SA1/B”、16GBモデル”USM-16SA1/B”、32GBモデル”USM-32SA1/B”の3種類が用意され、価格はそれぞれ19.99ドル、29.99ドル、62.99ドルとなっています。米国では2014年1月よりソニーストアでの販売が開始されます。

Andoroid OS 4.0.3のUSB OTG機構の採用で、この手の製品の発売は予想されていましたが、意外にも他メーカーの製品は殆ど有りませんでした。SONYが主要メーカーとして先んじた形というのはSONYファンとしては望ましいですね…。