SONY、84型4K BRAVIAは”KD-84X9000”は無償基板交換でHDMI 2.0対応

SONYは、'12年11月発売の84型4K BRAVIA”KD-84X9000”のHDMI 2.0/4K 60p入力対応アップデートについての情報を公開しました。



84X9000でHDMI 2.0に対応する為には、ソフトウェアアップデートに加え、一部基板交換が必要となります。詳細については2014年1月14日に案内予定との事。

ソフトウェアアップデートと基板交換は、商品の設置の場所に修理技術者が訪ねて実施、費用は無償。申し込み方法などの、詳細については1月14日に案内し、”KD-84X9000”の4K/60p信号伝送アップデートを希望するユーザーは、同日以降に申し込み可能となります。

アップデート後は、HDMIの入力端子2が、4K/60p信号に対応。入力可能になる信号は、3,840×2,160pix(59.94/60Hz、YCbCr 4:2:0 8bit)と4,096×2,160pix(59.94/60Hz、YCbCr 4:2:0 8bit)。

まぁ、HDMI2.0規格が全く定まっていない時期に開発された機種ですし、基板の無償交換というのも良心的ですが、製品自体がフライングしすぎた気がします…。

ちなみにHDMI2.0規格では18Gbpsの帯域が確保されているので、色差信号4：4：4にも対応出来るんですが、BRAVIAは4：2：0なんですね…。4k本放送は4：2：0でしょうが、今後4ｋコンテンツ配信とかを考えると次期モデルは少なくとも4：2：2迄の対応はして欲しいですね…。

■プレスリリース
4K対応液晶テレビ ブラビア KD-84X9000 HDMIバージョン2.0準拠の4K/60p※信号伝送対応のためのアップデートのお知らせ
http://www.sony.jp/bravia/info2/20131217.html