BD Remote対応のBDプレイヤー"BDP-S370"が国内でも発売

今年の1月に開催されたCESの特集記事でご紹介した、XperiaやiPhoneから操作可能なBD Reote対応のBDプレイヤー”BDP-S370"が国内でも9月17日に発売すると発表しました。販売予想価格は25,000円との事。



昨年発売された"BDP-S360"の後継モデルで、ディスク読み込み時間を従来比約50%に短縮。電源OFF状態から約3秒でトレイがオープンする「高速起動モード」も搭載しています。

また、本体の高さがS360に比べ約35%減となる36㎜を実現、業界最薄としています。BRAVIA等と統一したデザインの「モノリシックデザイン」を採用しています。

新たに、BD Remoteに対応したことも特長。Xperia等のAndroid端末やiPhoneに専用のアプリをインストールする事で、無線LAN経由でのリモコンとして利用可能となります。


↑BD RemoteのGUIも日本語表示対応に

スマホのタッチパネルを活かし、キーボード入力やタップ、スクロールなどの直感的な操作が可能となっています。また、プレーヤー側でGracenoteのデータベースから取得したディスク情報をスマホに表示、関連した動画をYouTubeで検索することも可能との事です。

再生可能なディスクはBDビデオ、BD-R/RE、DVDビデオ、DVD±R/RW、DVD±R DL、音楽CD、SACD、DTS-CD、CD-R/RW等。USB端子も2系統(前面1/背面1)備え、USBメモリやHDD内の動画/音楽/静止画ファイルも再生が可能となっています（HDDはFAT32フォーマットのみ対応）。

対応フォーマットは動画がAVCHD、MPEG-1/2、MPEG-4 AVC/H.264、VC-1、WMV、音楽がリニアPCM、MP3、AAC、WMA、静止画がJPEGとの事。

DVDなど全ての映像信号をプログレッシブHD出力できるアップスケール技術「プレシジョンシネマHDアップスケール」をS360から引き続き採用。独自のアルゴリズムを用いて、上下の画素補間だけでなく、斜め方向の画素も認識し、補間しつつSD映像をハイビジョン化します。

尚、著作権保護されたDVDのアップスケーリングはS360やPS3同様、HDMIでの接続が必要となります。

HDMI出力は1系統で、1080 60p/24pに対応。Deep Colorもサポートしています。当然ブラビアリンクにも対応。HDオーディオのデコード、ビットストリーム出力の両対応。Ethernetを備え、BD-Liveにも対応しています。

また、別売のUSB無線LANアダプタ”UWA-BR100”により、無線LAN接続も可能となります。

HDMI以外の出力端子はコンポーネント/コンポジット映像と、光/同軸デジタル音声、アナログ音声(RCA 2ch)を各1系統搭載との事。


背面

消費電力は22W。待機時消費電力は0.1W(高速起動/HDMI機器制御「切」時)。無操作で30分経過(ディスク再生時除く)した場合の自動電源オフ機能も搭載しています。

外形寸法は約430×219×36(幅×奥行き×高さ)mm、重量は約2kgとなっています。

以前『国内ではS770とS370の発売を睨んでいます？ひょっとしたらHZ970Wも出るかも…。ただ、BD Remote搭載か否かは微妙だと思います。国内ではウォークマンの販売台数伸ばしたがってますし…。 』と書きましたが、結局S370だけの発売でした…。

でも、まぁBD Remote機能はオミットされなかったので、良しとします。

しかも、販売予想価格25,000と、S360より5,000円も安くなっている為、PS3と価格競合しなくて良いかもです。

個人的には、やっぱりS770は国内で発売しても良いと思うんですけどね。

■プレスリリース
ローディング（ディスク読み込み）時間を従来比約50％に短縮業界最薄の高さ約36mmを実現したブルーレイディスクプレーヤー発売
～Gracenote®やスマートフォン連携などのネットワーク機能も搭載～
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201008/10-0803/