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W52S(SONYの遺伝子) [フィーチャーフォン]

この製品は、2007年6月にauから発売されたSony Ericsson製のCDMA 1x WIN方式の携帯電話となります。

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以前ご紹介した"W42S"に継いで国内での「ウォークマン」ブランドを冠した第2世代の機種となり、スライド式の端末となります。

約2GBの内蔵メモリとミュージックプレーヤー機能を備える他、ウォークマン向けに開発された、高音質化機能「クリアオーディオテクノロジー」を搭載し、音質の向上を図っていました。

音楽専用操作キー「ミュージックキー」を搭載し、メール作成中やWeb閲覧中でも音楽再生の開始が可能となっています。再生/停止や曲の早送り/巻戻し、音量操作なども片手で行なえます。また、BGMモード時にミュージックキーを長押しする事で、再生中のプレイリストを切り替えることも可能となっています。

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↑端末側面に「ミュージックキー」を搭載

また、FMトランスミッタも装備しており、「au Music Player」等の音声をFM電波で送信し、ミニコンポやカーステレオなどで再生する事が可能。

高音質化機能「クリアオーディオテクノロジー」も搭載。同技術は、13.5mm径のドライバユニットを採用した「インナーイヤー型SONY製高音質ステレオイヤフォン」と、チャンネルセパレーションを抑える「クリアステレオ」技術を組み合わせた高音質技術の総称で、ウォークマンA/Eシリーズなどでも採用されていたものとなります。

また、音質向上機能「DBEX」も備え、音響効果の変更も可能となっている他、背面には3Dサラウンドスピーカーを2基搭載していました。

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↑背面に大口径3Dサラウンドスピーカーを搭載

尚、「クリアオーディオテクノロジー」と「DBEX」は排他利用。メモスマイクロ(M2)スロットの他、microSDカードスロットも装備し、外部メモリの拡張も可能となっています。音楽再生時の連続駆動時間は前モデルの"W42S"の30時間から大幅に延び、最大110時間となっていました。

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↑スライド式ボディを採用

当時、デザインに一目惚れして、購入を検討したんですが、当時のソニエリ端末はBRAVIAケータイはワンセグ機能重視、ウォークマンケータイはウォークマン機能を重視で互いを補完した製品が無かった為、購入は見送りました。

ただ、国内初の”W42S”から音楽再生機能を増強しつつ、SONY特有の省電力機能を付加する等、非常にSONYらしい製品だと思います。

また、「ミュージックキー」は現在のウォークマンZやウォークマンFシリーズに搭載されている「ウォークマンボタン」に通じるものですし、5年も前からこうしたボタンを装備した先見性の有る製品だと言えるんじゃないでしょうか?




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