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SONY、高容量6.0kWhの業務用蓄電池を発売 [バッテリー関連]

SONYは、商用電源のない環境でも太陽光発電と組み合わせる事で「自立型蓄電システム」を実現できる、高容量6.0kWhの業務用蓄電池"ESSP-3005/18P"を発表しました。

ESSP-3005_18P.jpg

3月1日より販売を開始で、販売予想価格は300万円前後との事です。

SONYの業務用蓄電池は、オリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池を搭載し、10年以上の長寿命と高い安全性を実現したのが特徴となっています。

また、ブレーカー(配電盤)工事やパワーコンディショナー(交流変換器)の取り付けなど、太陽光発電システム設営時の複雑な電気工事が必要なく、太陽光パネルと直接接続可能。これにより、建設現場や農業用ハウス、ロッジ、災害発生時の仮設住宅などでの電源用途として活用できます。

"ESSP-3005/18P"も、AC100V商用電源との接続だけでなく、太陽光パネルからの直接接続に対応。搭載している二次電池から蓄電池本体の起動が可能な為、商用電源に頼らない無電化地域での起動も可能となっています。

更に太陽光発電と組み合わせる事で、「自立型蓄電システム」を実現する事も出来ます。無瞬断機能(UPS)にも対応するとの事。

PCやタブレットからは、エネルギー管理アプリケーションを利用可能。蓄電池本体の充放電状況、各種設定や消費電力履歴の確認可能。尚、商品には、「UPSモード」「ピークカットモード」「ピークシフトモード」の3つの運転モードがプリセットされており、用途に合わせた運転モードをボタン1つで選択できるそうです。

ESSP-3005_18P_2.jpg
↑エネルギー管理アプリケーション

以前ご紹介した"ESSP-2000"はUPS的な使い方をターゲットとした上に容量2.4kwhでしたが、本製品はそれより容量2.5倍でしかも商用電源が無い場所でも自力で起動可能っていうのは凄いですね。

しかも、太陽パネルからの電力供給が可能な訳ですから、どれだけエコかって話です…。

SONYが得意とする蓄電池分野ですが、震災後の電力問題やクリーンエネルギーブームに上手く乗っかった製品だと言えますね。頑張れ、SONY!

■プレスリリース
太陽光発電との組み合わせで“自立型蓄電システム”を実現する
高容量6.0kWhの業務用蓄電池を発売
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201301/13-011/




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