SONY、2台同時に充電対応10000mAhのポータブル電源など2製品を発売

SONYは、リチウムイオンポリマー充電池を内蔵したモバイルバッテリーの新製品として、容量10000mAhの"CP-F10LSAVP"と、小型で容量1400mAhの"CP-VLSVP"を4月20日に発売すると発表しました。


↑、容量10000mAhの"CP-F10LSAVP"

販売予想価格は"CP-F10LSAVP"が9,000円前後、"CP-VLSVP"が1,700円前後との事です。

”CP-F10LSAVP”は、容量が10000mAhのリチウムイオンポリマー充電池を内蔵し、スマホを約4回分充電できるというポータブルバッテリーとなります。

厚さ16.5mm、重さ約260gと薄型・軽量で、アルミボディはフラットなデザインを採用。繰り返し充電は約1000回。電池残量は、ランプの点滅回数により4段階で表示されます。

本体にはUSBポートを2つ搭載しており、2ポートの合計で5V、3.6Aまでの出力に対応。スマホやタブレットを2台同時に充電可能。また、パッケージに同梱されるUSBケーブルは50cmなので、鞄などにバッテリー本体を入れたまま充電を行えるとしています。


↑2ポート合計で5V 3.6A出力、2台同時に充電可能

内蔵バッテリーの充電時間は同梱のACアダプターで約7時間、外部のUSBポートからの充電で約23時間。出力できる時間は連続約100分。大きさは約70.4×130.6×16.5mmで、重さは約260gとの事です。

”CP-VLSVP”は容量1400mAhのリチウムイオンポリマー充電池を内蔵したモデル。スマホを約50％充電できるとしています。


↑容量1400mAhの”CP-VLSVP”

軽量・コンパクトなスティックタイプで、カラバリは『ブラック』、『ホワイト』、『ピンク』、『オレンジ』の4色ををラインナップしています。繰り返し充電は約500回。電池残量は、ランプの点滅回数により4段階で表示されます。USBポートからの出力は5V、1Aとの事。

内蔵バッテリーの充電時間は外部のUSBポートからの充電で約3時間。出力できる時間は連続約40分。大きさは約36.9×121×15.9mmで、重さは約62gとなっています。

"CP-F10LSAVP"の10,000mAhというのは今時重宝しますが、Amazonでは10,000mAhの製品が2,000円代から購入出来ますからね…。実売がどこまで下がるか分かりませんが、正直高い印象を受けます。

”CP-VLSVP”に関しては、いくら薄型といっても1,400mAhはちょっと容量少なすぎな気が…。まぁSONYもスマホを50％充電と言ってるので嘘は有りませんが（3.6V→5.0V電圧変換によるロスで、表示容量の80％位しか出力出来ない為）…。

■プレスリリース
マートフォンとタブレットなど2台同時に充電できる高容量なフラットタイプと、
携帯しやすい軽量・コンパクトなスティックタイプのUSBポータブル電源2機種を発売
～長持ち・高出力のアルカリ乾電池　新「STAMINA　X」シリーズ13種も発売～
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201303/13-0305/