W900(世界のSONYから) [フィーチャーフォン]
この製品は、2005年10月17日に海外市場向けにソニエリが発表した、ウォークマン携帯としては初めての3Gネットワークに対応した端末となります。
”W900”は、それまでのウォークマン携帯と同様、本体に音楽機能に直接アクセスできるキーを備え、付属のPCソフト「Disc2Phone」とUSBケーブルを使ってPCから楽曲を転送する事が可能です。
しかし、それ以前のモデルと異なるのは、3Gネットワークを介して携帯キャリアの音楽ダウンロードサービスから直接楽曲をダウンロードできる様になった点でした。
メモリのユーザー領域は470M、120~240曲を格納できるとしていました。またメモステPro DUOを使えば最大で1000曲を保存できると謳っていました。対応する音楽フォーマットはMP3、AAC、AAC+、MIDI、WAV、XMFと初代ウォークマン携帯より対応フォーマットが増えています。
音楽機能の他、LEDフラッシュとピクチャーライト付きの2Mpixカメラを搭載、毎秒30フレームでの動画撮影も可能となっています。
↑カメラはピクチャーライト付2Mpix
またSMSとMMS、インスタントメッセージング、プッシュ型メール、テレビ電話、FMラジオ、HTMLブラウザなどの機能を備え、Bluetoothと赤外線通信にも対応しています。
尚、”W900”は海外向けのウォークマン携帯として、初めてリモコン付きヘッドフォンが付属したモデルでもあり、Stereo Portable Handsfree ”HPM-80”が付属していました。
ちなみに、”W900”には”W900i”と”W900c”の2モデルがあり、900iは欧州、アジア太平洋地域、中東、アフリカ、900cは中国本土向けに提供されました。
通信方式はUMTS(2100MHz)とGPRS 900/1800/1900のデュアルモードとなっています。
実はこの製品、海外市場向けとして開発されましたが開発拠点は東京でした(当時、ソニエリの開発拠点はスウウェーデンのルンド、中国の北京、米国のノースカライナ、日本の東京の4箇所だった)。
当時日本市場では、比較的大きな端末でも受け入れていた為、海外市場でも機能さえいっぱい入れれば大きな端末でも受け入れられると開発チームは考えていました。
それにより、当時としては超ハイエンド機ですし、それらの機能を詰め込む為、国内でも"SO505i"等で採用されたリボルバースタイルという大ぶりなデザインを採用しています。
↑かなり分厚く、大ぶりな端末
しかし、海外市場では写真の画質が世界一きれいだとか、ストリーミング映像の再生がスムーズだといったことをウリにしても、結局重い、大きい、と敬遠されてしまい、結果ビジネスとしては決して成功といえる製品では有りませんでした。
この様に、確かにヒットした端末では有りませんが、国内でガラケーの機能が恐竜的な進化を果たす中、その様なハイエンド機を海外市場にも投入しようという意気込みは非常に評価出来ると思います。
まぁ、この製品が有ったからこそ、その後世界的にスマッシュヒットとなった”W880”という端末が生まれる事になるんですが、それはまたの機会にご紹介したいと思います。
”W900”は、それまでのウォークマン携帯と同様、本体に音楽機能に直接アクセスできるキーを備え、付属のPCソフト「Disc2Phone」とUSBケーブルを使ってPCから楽曲を転送する事が可能です。
しかし、それ以前のモデルと異なるのは、3Gネットワークを介して携帯キャリアの音楽ダウンロードサービスから直接楽曲をダウンロードできる様になった点でした。
メモリのユーザー領域は470M、120~240曲を格納できるとしていました。またメモステPro DUOを使えば最大で1000曲を保存できると謳っていました。対応する音楽フォーマットはMP3、AAC、AAC+、MIDI、WAV、XMFと初代ウォークマン携帯より対応フォーマットが増えています。
音楽機能の他、LEDフラッシュとピクチャーライト付きの2Mpixカメラを搭載、毎秒30フレームでの動画撮影も可能となっています。
↑カメラはピクチャーライト付2Mpix
またSMSとMMS、インスタントメッセージング、プッシュ型メール、テレビ電話、FMラジオ、HTMLブラウザなどの機能を備え、Bluetoothと赤外線通信にも対応しています。
尚、”W900”は海外向けのウォークマン携帯として、初めてリモコン付きヘッドフォンが付属したモデルでもあり、Stereo Portable Handsfree ”HPM-80”が付属していました。
ちなみに、”W900”には”W900i”と”W900c”の2モデルがあり、900iは欧州、アジア太平洋地域、中東、アフリカ、900cは中国本土向けに提供されました。
通信方式はUMTS(2100MHz)とGPRS 900/1800/1900のデュアルモードとなっています。
実はこの製品、海外市場向けとして開発されましたが開発拠点は東京でした(当時、ソニエリの開発拠点はスウウェーデンのルンド、中国の北京、米国のノースカライナ、日本の東京の4箇所だった)。
当時日本市場では、比較的大きな端末でも受け入れていた為、海外市場でも機能さえいっぱい入れれば大きな端末でも受け入れられると開発チームは考えていました。
それにより、当時としては超ハイエンド機ですし、それらの機能を詰め込む為、国内でも"SO505i"等で採用されたリボルバースタイルという大ぶりなデザインを採用しています。
↑かなり分厚く、大ぶりな端末
しかし、海外市場では写真の画質が世界一きれいだとか、ストリーミング映像の再生がスムーズだといったことをウリにしても、結局重い、大きい、と敬遠されてしまい、結果ビジネスとしては決して成功といえる製品では有りませんでした。
この様に、確かにヒットした端末では有りませんが、国内でガラケーの機能が恐竜的な進化を果たす中、その様なハイエンド機を海外市場にも投入しようという意気込みは非常に評価出来ると思います。
まぁ、この製品が有ったからこそ、その後世界的にスマッシュヒットとなった”W880”という端末が生まれる事になるんですが、それはまたの機会にご紹介したいと思います。
2014-08-12 11:52
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