VAIO株式会社、来月にも日本市場にスマホ事業に参入

VAIO株式会社は25日、VAIOブランドのスマホを来月に日本市場に投入すると発表しました。



MVNO事業者の日本通信が構想するMSP事業に必要なモバイル機器について、2社は協業することで合意しており、具体的な製品については、「製品発売を決定した段階で、改めて発表する」としています。

端末はVAIOと日本通信が共同で企画・開発したもので、生産はEMS(受託生産サービス)が手がけるとの事です。

ディスプレイサイズは5.0インチ前後で、OSにはAndroidを採用するとの事。

尚、日経新聞によると、総務省は2015年5月以降に発売する端末について、SIMロック解除を義務化する予定で、VAIOとしても急増が見込まれるMVNO需要を見越し、デザイン性に優れた割安スマホを発売すれば後発でも需要を取り込めると判断したと伝えられています。

Xperiaはハイエンド機オンリーにシフトするそうなんで、価格帯的には古巣のSONYと競合しないとは思いますが、新生VAIOはSONY時代では叶わなかったエッジの利いた製品を投入して行くというコンセプトなんで、格安スマホっていうのはPCのコンセプトと逆な気がするんですが…。

デザイン性が高く、超安い端末というのであればある意味エッジは利いていると思いますが…。SONYと競合しないという足かせが有るんであれば、Windows Phoneに挑戦して欲しかったですね…。

それなら、端末が殆ど流通していない国内市場でのインパクトが有りますし、うまくいけば国内のWindows Phone市場を独占出来たと思うんですが…。価格が高くてもマニア層なら買うと思いますし。

プレスリリース（PDF）
日本通信株式会社と VAIO 株式会社が協業
スマートフォンの市場投入を準備中
https://vaio.com/news/pdfdata/pr05.pdf

さて、今年はちょっと早いですが本日でブログの更新は終了となります。Xperia Z3のレビュー記事や、VAIOの歴史など続きが書けていない連載は正月休みに書き溜めて順次アップしたいと思います。

年明け早々CESの開催でXperia Z4シリーズの発表も噂されているので、1月も沢山記事が書けそうですw

では、良いお年をお迎えください。