SONY、4K/30p、60Mbps迄のXAVC S動画対応SDカード発売

SONYは、4K/60MbpsまでのXAVC S動画記録に対応したSD/microSDメモリーカード『SF-UY2』『SR-UY2A』シリーズを7月15日より順次発売すると発表しました。


↑128GBのSDXCカード『SF-128UY2』

販売予想価格は2,500円～56,000円前後。

microSDの128GB版『SR-128UY2A』のみ8月26日発売となります。

UHSスピードクラス1、SDスピードクラス10に対応したSD/microSDメモリーカードで、最大読み出し速度は70MB/Sec。

64GB以上のSDXD対応カードでは、4K/30pのXAVC S 60Mbpsまでの動画記録が行なえます。但し、4K/30pのXAVC S 100Mbps動画記録には対応しません。

↓容量と価格
●SDカード
SDXC
SF-256UY2 256GB 56,000円
SF-128UY2 128GB 28,000円
SF-64UY2 64GB 14,000円
SDHC
SF-32UY2 32GB 7,500円
SF-16UY2 16GB 4,000円
SF-8UY2　 8GB 　 2,500円

●microSDカード

SDXC
SR-128UY2A 128GB 30,500円
SR-64UY2A 64GB 15,500円
SDHC
SR-32UY2A 32GB 8,000円
SR-16UY2A 16GB 4,000円
SR-8UY2A　 8GB　 2,500円


↑128GBのSDXCmicroSDカード『SR-128UY2A』

4Kハンディカム『HDR-AXP35』やアクションカム『FDR X1000』では、4K/30pのXAVC Sで100Mbps/60Mbpsの2モードが用意されています。

60Mbps迄は、今回発売の『SF-UY2』『SR-UY2A』シリーズで対応。100Mbpsの場合、上位シリーズの『SD-UZ』『SR-UXA』シリーズで対応します。尚、最大60Mbpsまで保証の為、フルHD XAVC S最高ビットレートである50Mbpsにも対応しています。


↑『SR-UY2A』シリーズのパッケージ

SDメモリーカードは、速度性能を表す「SDスピードクラス」と、新規格のUHSインターフェイスにおける「UHSスピードクラス」が用意されています。『SF-UY2』『SR-UY2A』シリーズは、リード/ライトデータ転送速度最低10MB/Secを保証するClass 10に対応し、更にUHSインターフェイス機器でもリードライト最低転送速度10MB/Secを維持するUHS Speed Class1に準拠しています。

ちなみに、ファイルフォーマットがSDXCではeXFATに、SDHCではFAT32となる為、eXFATフォーマット記録のSDXCである64GB以上のカードのみXAVC S記録に対応となります。

また、購入者はフォトアルバムソフト「x-Pict Story」やユーティリティの「メモリーカードファイルレスキュー」をダウンロード可能。microSDの『SR-UY2A』シリーズにはSDカードアダプタも同梱されます。

『SD-UZ』や『SR-UXA』シリーズは90MB/Secの速度を誇りましたが高価な上、XAVC Sの100Mbpsにたは対応していなかったんで、ギリギリ60Mbps対応で低価格化モデルを発売したんですかね？

なんか、SDカードのラベルってSDHCとかSDXCとか規格名書かれるより、exFATとかファイルフォーマットが書かれた方が分かりやすいと思うのはワタシだけなんでしょうか…。新規格が出来る度にラベルがごちゃごちゃして来てますし…。