米SONY、CESで新型4K Handycam『FDR-AX53』公開 [HANDYCAM/bloggie]
米SONYは、CES2016で4K ハンディカムの新製品『FDR-AX53』を公開しました。
米国での発売は3月を予定。価格は999ドルとなっています。
尚、国内での発売は未定となっています。
『FDR-AX53』は、『FDR-AX30』の後継にあたる製品ですが、レンズからイメージャー、マイクにいたるまで新開発し、画質と音質の両面が進化しているとしています。
進化点の一つがマイクとなっており、担当者によると「我々は4Kを押しているが、サウンドは画に加えて重要になる要素」とし、前後左右上方の5方向から音を取り込める様にした事で、クリアで臨場感のある音を取り込める様になったとしています。
また新開発のツァイスレンズを採用し。光学ズームが従来の10倍から20倍に強化されています。
担当者は「ソニーの技術進歩を反映させた」とし、光学ズームの倍率が上がったにも関わらず本体重量は従来モデルと同等を維持。また高倍率となる事で空間光学手ブレ補正ユニットも大型化しますが、これをうまく収めて従来モデルと同じサイズ感を実現したとの事です。
また、手ブレ補正も強化されています。AX30も「空間光学手ブレ補正」を搭載していましたが、AX53では「空間光学手ブレ補正」に「インテリジェントアクティブ」を組み合わせる事で、より強力な手ブレ補正が可能となっています。尚、インテリジェントアクティブ適用時には撮影解像度はフルHDに制限されます。
これにより従来の「13倍ブレない」がAX53では「15倍ブレない」に進化。この差は走りながらの撮影に威力を発揮するとし、例えば子供を追いかけながら撮影するシーンなどで手ブレを軽減できるとしています。
また、オートフォーカスも強化されています。担当者によると「ユーザーから他社製品に比べてAFが遅いという指摘があり、真摯に改善した」そうで、AX53ではαシリーズのファストインテリジェントAFのアルゴリズムを移植。被写体が奥から手前に、例えば奥の息子から手前の娘にピントを移すといったAFの動作が2倍に高速化したとしています。
HDモデルの『HDR-CX480』等では、空間手ブレ補正+インテリジェントアクティブを搭載していますし、4K ハンディカムへの搭載は当然の流れですが、HDサイズの撮影に限られるというのはどうなんでしょう?
BIONZ Xでの処理では4K動画の手ブレ補正処理が出来ないのか、インテリジェントアクティブのアルゴリズム自体がHDに最適化されているのか…。次世代モデルではインテリジェントアクティブの4K対応をして貰いたいですね。
オートズームに関しては面白いもので、その昔はハンディカムのAFはなかなか高速だったのがいつの間にか遅くなっており、SONY製αが登場した際は高速AFがウリだったのがいつの間にか遅くなり、α7で再び高速AFがウリになり、その技術をハンディカムに取り入れるという…。
α7シリーズでは動画撮影もウリにしてるんですから、もっとハンディカム開発チームとの連携を行って貰いたいものです。
米国での発売は3月を予定。価格は999ドルとなっています。
尚、国内での発売は未定となっています。
『FDR-AX53』は、『FDR-AX30』の後継にあたる製品ですが、レンズからイメージャー、マイクにいたるまで新開発し、画質と音質の両面が進化しているとしています。
進化点の一つがマイクとなっており、担当者によると「我々は4Kを押しているが、サウンドは画に加えて重要になる要素」とし、前後左右上方の5方向から音を取り込める様にした事で、クリアで臨場感のある音を取り込める様になったとしています。
また新開発のツァイスレンズを採用し。光学ズームが従来の10倍から20倍に強化されています。
担当者は「ソニーの技術進歩を反映させた」とし、光学ズームの倍率が上がったにも関わらず本体重量は従来モデルと同等を維持。また高倍率となる事で空間光学手ブレ補正ユニットも大型化しますが、これをうまく収めて従来モデルと同じサイズ感を実現したとの事です。
また、手ブレ補正も強化されています。AX30も「空間光学手ブレ補正」を搭載していましたが、AX53では「空間光学手ブレ補正」に「インテリジェントアクティブ」を組み合わせる事で、より強力な手ブレ補正が可能となっています。尚、インテリジェントアクティブ適用時には撮影解像度はフルHDに制限されます。
これにより従来の「13倍ブレない」がAX53では「15倍ブレない」に進化。この差は走りながらの撮影に威力を発揮するとし、例えば子供を追いかけながら撮影するシーンなどで手ブレを軽減できるとしています。
また、オートフォーカスも強化されています。担当者によると「ユーザーから他社製品に比べてAFが遅いという指摘があり、真摯に改善した」そうで、AX53ではαシリーズのファストインテリジェントAFのアルゴリズムを移植。被写体が奥から手前に、例えば奥の息子から手前の娘にピントを移すといったAFの動作が2倍に高速化したとしています。
HDモデルの『HDR-CX480』等では、空間手ブレ補正+インテリジェントアクティブを搭載していますし、4K ハンディカムへの搭載は当然の流れですが、HDサイズの撮影に限られるというのはどうなんでしょう?
BIONZ Xでの処理では4K動画の手ブレ補正処理が出来ないのか、インテリジェントアクティブのアルゴリズム自体がHDに最適化されているのか…。次世代モデルではインテリジェントアクティブの4K対応をして貰いたいですね。
オートズームに関しては面白いもので、その昔はハンディカムのAFはなかなか高速だったのがいつの間にか遅くなっており、SONY製αが登場した際は高速AFがウリだったのがいつの間にか遅くなり、α7で再び高速AFがウリになり、その技術をハンディカムに取り入れるという…。
α7シリーズでは動画撮影もウリにしてるんですから、もっとハンディカム開発チームとの連携を行って貰いたいものです。
2016-01-13 15:43
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