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米SONY、CESでプレミアムAVプレイヤー『UHP-H1』公開 [BD/DVD/LDプレイヤー]

米SONYは、CES2016でプレミアムAVプレイヤー『UHP-H1』を公開しました。

UHP-H1_1.jpg

BD、DVD、CD、SACDに加えハイレゾ音源の再生も可能なメディアプレイヤー。

また、CD音源や圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリング「DSEE HX」も搭載。HD映像を4Kにアップコンする機能も搭載しています。

尚、映像メディアはDisc/USB/Net/DLNAのいずれにもアップコン対応するとの事。

UHP-H1_2.jpg

↓現在判明している仕様

・4Kアップコン(2160/60P:Disc/USB/Net/DLNA)
・Bluetooth、Wi-Fi、スクリーンミラーリング(MIRACAST)
・SA-CD
・対応フォーマット:FLAC、DSD(DSDIFF/DSF)、ALAC、HEAAC(V.1/V.2/LEVEL2)、DTSデコーディング(7.1ch)、DOLBY TRUE HD

また、HDMI出力を2系統搭載している為、テレビとプロジェクー2台の表示でバイスに接続しておけば、ホームシアター環境の構築が楽になります。

UHP-H1_3.jpg
↑HDMI出力を2系統搭載

CES2016では残念ながらUHD BDプレイヤーの発表は無く、肩透かしを食らった感が強いですが、まぁ色々な思惑が有るみたいですから、現状『UHP-H1』は映像でも音楽でもUHD BD以外のものは何でも対応。HDや圧縮音源も全てアップスケールして出力してくれるというまさにマルチAVプレイヤーといったこの製品は、現状のSONY製最強プレイヤーとなりますね。

ちなみに、UHD BD対応プレイヤー/レコーダーは ソニー・ビデオ&サウンド事業本部 V&S商品企画部統括部長の北島行啓氏によると「作っていない訳ではない。2016年度中には」とインタビューに回答しています。

また、ソニービジュアルプロダクツ社長(兼ソニービデオ&サウンドプロダクツ社長)の高木一郎氏によると、「SPEからUHD BDのパッケージソフトの発売も予定している為、ディスクメディアを軽んじている訳では無いが限られた時間とリソースの中でビジネスを行う為には、テレビ等アウトプットデバイスを先に展開する必要が有る。昔と違ってアウトプットデバイスのコンテンツはディスク以外のメディアが先行している。4Kに関してはストリーミング、放送、最後にディスクとなるので、市場希望を見極めてからの展開を行いたい」としています。

確かに、ビジネス的には正しい判断ですよね。元々国内でしかレコーダーは普及していませんし、BD迄と異なり、4Kではコンテンンツの主流がストリーミングになっている訳ですから、専用プレイヤーが必要無い時代に来ています。

Netflixなどが4Kコンテンツを配信してくれる訳ですから、躍起になってUHD BD対応プレイヤー/レコーダーをいち早く市場投入したところで、4K対応製品のシェア獲得に繋がる訳でも無いでし…。

ただ、SONYが新規規格の製品を一番乗りで発売しないというのは寂しい気もします。

今のところ、個人的には映像コンテンツはパッケージソフトを購入したり、録画したりして手元に置いておきたいと思いますが、量が増えて来るとどうしても所有し続ける訳には行きませんし、ちょっと前まで小説やマンガも同様に紙媒体の本を手元に置いておきたいと思ってましたが、部屋の模様替えを機に、新しく購入した本棚に入る分だけ所有し、新規購入は電子書籍という考えになりましたから…。

ただ、みんながみんな高速回線を使用している訳では無い事に加えて、みんなが4K放送をストリーミングする様な時代にネットインフラが対応出来るのかが甚だ疑問です。我が家や光回線を引いていますが、時間帯によってはHDコンテンツでもコマ落ちしたりしてますから…。




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