SCE、新会社「フォワードワークス」を設立。スマホゲーム市場に本格参入へ

SCEは3月24日、スマートデバイス市場に向けた新サービス事業を展開する新会社「株式会社フォワードワークス」を4月1日付けで設立すると発表しました。



フォワードワークスでは、PlayStation専用タイトルやゲームキャラクターなどのIP並びに、PlayStationで培ったゲーム制作のノウハウを活用し、スマホを含めたスマートデバイス向けに最適化したゲームアプリを、日本を含めたアジア市場に展開するとしています。

スマートデバイス市場という新たな市場で、ゲーム性を重視した本格的なゲームタイトルを提供し、多くのユーザーが楽しめる機会の創出を目指していくとしています。

資本金は1000万円で、ソニー・インタラクティブエンタテインメント（※SCEが4月1日付けで社名変更する名称）が100％出資。

代表取締役社長には、SCEJAのプレジデントを務める盛田厚氏が就任するとの事です。

PS4は米国を中心にヒットしていますが、日本やアジア圏はスマホゲームが強いですからね…。トロやバンディクー等の歴代PSのIPを使用したゲームを足がかりとして、PS4などより高品位なプラットフォームにユーザーを誘導したいという思惑が有るんじゃないでしょうか？

ただ、スマホゲームの開発費の回収は、課金ユーザーの課金頼みという構造が出来てしまっている以上、新会社のゲームも課金制になりそうですね…。そうなると、課金スマホゲーム反対派のワタシとしては、手は出しませんね…。

■プレスリリース（SCE）
株式会社フォワードワークス
設立のお知らせ
http://www.scei.co.jp/corporate/release/2016/160324.html