SONY、新サウンドバー『HT-MT500』、『HT-MT300』を国内でも発売 [ホームサラウンド]
SONYは、CES2017で発表した、スリム&コンパクトな新サウンドバー『HT-MT500』と『HT-MT300』を国内でも発売すると発表しました。
↑上位モデルの『HT-MT500』
発売日は3月11日。
販売予想価格は、HDMIを備えたハイレゾ対応の上位モデル『HT-MT500』が7万円前後、光デジタル音声入力の『HT-MT300』が33,000円前後となっています。
『HT-MT500』、『HT-MT300』ともに、サウンドバー部とワイヤレスサブウーファから構成される2.1chのサラウンドサウンドシステムとなります。
サウンドバーとしては小型な、幅約500mmのバースピーカーにより、テレビ前への設置性を向上。加えて、縦/横両対応で、厚み100mm以下のワイヤレスサブウーファを採用し、ソファの下などに置けるなど、設置自由度が特徴のシステムとなります。
上位モデルのMT500は、HDMI出力やEthernetと無線LAN、Bluetoothレシーバを備えたサウンドバーで、ネットワーク経由でのハイレゾ再生が可能。Spotify ConnectやChromecast bulit-inに対応し、スマホや音楽配信サービスとの連携も特徴となります。カラーはブラックのみ。
MT300は3万円台に価格を抑え、このクラスで高いシェアを持つBoseの「Bose Solo 5 TV」に対抗するモデルと見られます。音声入力は光デジタル音声やBluetoothのみとなります。
●HT-MT500
『HT-MT500』は、サウンドバー部の出力が30W×2ch、サブウーファ部が85Wの総合145W出力。アンプはSONY独自のS-Master HXとなります。
サウンドバーには、高磁力ネオジウムマグネットと発泡マイカ振動板を採用した、アコースティックサスペンション型のハイレゾ対応フルレンジユニットを搭載し、ハイレゾ再生に対応。サブウーファは強度の高いMDF材と160mmの大型ユニットの採用により重低音再生を可能としています。
サブウーファは5.2GHz帯の無線を採用し、電源ケーブルさえ接続できれば、自由な設置が可能。ソファ下にも設置可能で、その際のユーザーからの距離の違いや、ソファで減衰してしまう帯域を補正して、迫力ある低域を実現する「ソファモード」が選択可能。ソファ下の設置の為、「ルンバより薄い」という100mm以下に拘ったとの事です。
↑サブウーファーは薄さに拘ったデザイン
↑ソファモード
↑ソファ下設置時には、低域を強調
HDMI出力は1系統で、ARCに対応。テレビからのHDMI出力音声をHDMI入力し、MT500から出力可能。尚、HDCP 2.2には非対応、UHD BDの音声の再生は出来ません。
HDMIの他、光デジタル音声、アナログ音声(ステレオミニ)入力も装備。入力したサラウンド信号は、S-Force Proフロントサラウンドにより、広がりある音場とサイズを超えた臨場感を実現するとしています。
↑上面
Ethernetと無線LAN、Bluetooth、USBを装備し、ネットワークやUSBメモリ経由のハイレゾ楽曲再生に対応。DSDは5.6MHzまで(PCM変換)、PCM系は最高192kHz/24bitまでの音源を再生可能。SongPalアプリを使って、ホームネットワークやPC、USB内の楽曲操作が行なえます。
また、「h.ear go(SRS-HG1)」等ワイヤレスサラウンド対応スピーカーを組み合わせて、リアルサラウンドシステムを構築できる「Wireless Surround」にも対応します。
加えて、音楽配信サービス「Spotify」の出力スピーカーとして利用できる「Spotify Connect」や、「Google Play Music」のようなCast対応アプリ/サービスから出力先として動作する「Chromecast built-in」にも対応。
NFCを装備し、Bluetoothのワンタッチペアリングが可能。Bluetoothコーデックは、SBC、AACに加えて、高音質なLDACもサポートしています。
高音質化機能のDSEE HXやセリフを聞き取りやすくする「クリアボイス」などの機能も備えています。消費電力はバースピーカー部が約30W、サブウーファが約20Wとの事。
サウンドバー部の外形寸法/重量は500×110×64(幅×奥行き×高さ)mm/2kg。サブウーファは95×380×383(同)mm/6.6kg。リモコンやHDMIケーブル(1.5m)が付属します。
↑付属リモコン
●HT-MT300
『HT-MT300』は、HDMI入力やネットワーク機能を省き、売れ筋の3万円台を狙ったサウンドバーシステムとなります。サウンドバー部は40mm×100mmのアコースティックサスペンション型フルレンジユニットを搭載し、出力は25W×2。アンプはS-Master。サブウーファ部はバスレフ方式で、ユニットは120mm径。2.4GHz帯を用いてワイヤレス化しています。
カラバリはブラックとホワイトの2色を用意。音声入力は光デジタル音声とアナログ音声(ステレオミニ)、Bluetooth。HDMIは備えていません。USB端子はUSBメモリ等が接続可能で、96kHz/24bitまでのWAVファイルを再生可能となります。
↑USB入力も可能
入力したサラウンド信号は、S-Force Proにより音場感や臨場感を向上。クリアボイスやサウンドオプティマイザーなどの機能も備えています。
↑『HT-MT300』のサウンドバー部の側面
Bluetoothの対応コーデックはSBCのみ。NFCによるワンタッチペアリングに対応します。消費電力はバースピーカー部が約25W、サブウーファが約20W。サウンドバー部の外形寸法/重量は500×103×54(幅×奥行き×高さ)mm/1.4kg。サブウーファは95×365×383(同)mm/4.9kg。リモコンや光デジタル音声ケーブル(1.5m)が付属します。
米SONYが発表した際は気づかなかったんですが、上位モデルのMT500でもHDCP2.2に対応していないんですね…。4Kテレビに接続して4Kコンテンツの音声出力は出来ないとは思いませんでした…。
まぁ、4Kテレビを所有するユーザーはもっと良いサラウンドシステムを買えという事でしょうかね。
また、MT300はBluetoothの対応コーデックがSBCのみなんですね…。せめてAACは対応じゃないととてもじゃないですが、音楽プレイヤーからの無線再生は聞けたものじゃないですね…。
まぁ、小型/薄型を訴求している時点でローエンド~ミドルエンド向けという事は予想していましたが、スペックがここまで中途半端だとは思いませんでした…。MT500みたいに7万円前後ならHDCP2.2パススルー対応でも良いと思うんですが…。
■プレスリリース
スリム&コンパクトで、インテリアに調和するデザインのサウンドバー2機種を発売
~手軽に置きやすいサイズで、臨場感あふれるサウンドを実現~
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201701/17-0125/
↑上位モデルの『HT-MT500』
発売日は3月11日。
販売予想価格は、HDMIを備えたハイレゾ対応の上位モデル『HT-MT500』が7万円前後、光デジタル音声入力の『HT-MT300』が33,000円前後となっています。
『HT-MT500』、『HT-MT300』ともに、サウンドバー部とワイヤレスサブウーファから構成される2.1chのサラウンドサウンドシステムとなります。
サウンドバーとしては小型な、幅約500mmのバースピーカーにより、テレビ前への設置性を向上。加えて、縦/横両対応で、厚み100mm以下のワイヤレスサブウーファを採用し、ソファの下などに置けるなど、設置自由度が特徴のシステムとなります。
上位モデルのMT500は、HDMI出力やEthernetと無線LAN、Bluetoothレシーバを備えたサウンドバーで、ネットワーク経由でのハイレゾ再生が可能。Spotify ConnectやChromecast bulit-inに対応し、スマホや音楽配信サービスとの連携も特徴となります。カラーはブラックのみ。
MT300は3万円台に価格を抑え、このクラスで高いシェアを持つBoseの「Bose Solo 5 TV」に対抗するモデルと見られます。音声入力は光デジタル音声やBluetoothのみとなります。
●HT-MT500
『HT-MT500』は、サウンドバー部の出力が30W×2ch、サブウーファ部が85Wの総合145W出力。アンプはSONY独自のS-Master HXとなります。
サウンドバーには、高磁力ネオジウムマグネットと発泡マイカ振動板を採用した、アコースティックサスペンション型のハイレゾ対応フルレンジユニットを搭載し、ハイレゾ再生に対応。サブウーファは強度の高いMDF材と160mmの大型ユニットの採用により重低音再生を可能としています。
サブウーファは5.2GHz帯の無線を採用し、電源ケーブルさえ接続できれば、自由な設置が可能。ソファ下にも設置可能で、その際のユーザーからの距離の違いや、ソファで減衰してしまう帯域を補正して、迫力ある低域を実現する「ソファモード」が選択可能。ソファ下の設置の為、「ルンバより薄い」という100mm以下に拘ったとの事です。
↑サブウーファーは薄さに拘ったデザイン
↑ソファモード
↑ソファ下設置時には、低域を強調
HDMI出力は1系統で、ARCに対応。テレビからのHDMI出力音声をHDMI入力し、MT500から出力可能。尚、HDCP 2.2には非対応、UHD BDの音声の再生は出来ません。
HDMIの他、光デジタル音声、アナログ音声(ステレオミニ)入力も装備。入力したサラウンド信号は、S-Force Proフロントサラウンドにより、広がりある音場とサイズを超えた臨場感を実現するとしています。
↑上面
Ethernetと無線LAN、Bluetooth、USBを装備し、ネットワークやUSBメモリ経由のハイレゾ楽曲再生に対応。DSDは5.6MHzまで(PCM変換)、PCM系は最高192kHz/24bitまでの音源を再生可能。SongPalアプリを使って、ホームネットワークやPC、USB内の楽曲操作が行なえます。
また、「h.ear go(SRS-HG1)」等ワイヤレスサラウンド対応スピーカーを組み合わせて、リアルサラウンドシステムを構築できる「Wireless Surround」にも対応します。
加えて、音楽配信サービス「Spotify」の出力スピーカーとして利用できる「Spotify Connect」や、「Google Play Music」のようなCast対応アプリ/サービスから出力先として動作する「Chromecast built-in」にも対応。
NFCを装備し、Bluetoothのワンタッチペアリングが可能。Bluetoothコーデックは、SBC、AACに加えて、高音質なLDACもサポートしています。
高音質化機能のDSEE HXやセリフを聞き取りやすくする「クリアボイス」などの機能も備えています。消費電力はバースピーカー部が約30W、サブウーファが約20Wとの事。
サウンドバー部の外形寸法/重量は500×110×64(幅×奥行き×高さ)mm/2kg。サブウーファは95×380×383(同)mm/6.6kg。リモコンやHDMIケーブル(1.5m)が付属します。
↑付属リモコン
●HT-MT300
『HT-MT300』は、HDMI入力やネットワーク機能を省き、売れ筋の3万円台を狙ったサウンドバーシステムとなります。サウンドバー部は40mm×100mmのアコースティックサスペンション型フルレンジユニットを搭載し、出力は25W×2。アンプはS-Master。サブウーファ部はバスレフ方式で、ユニットは120mm径。2.4GHz帯を用いてワイヤレス化しています。
カラバリはブラックとホワイトの2色を用意。音声入力は光デジタル音声とアナログ音声(ステレオミニ)、Bluetooth。HDMIは備えていません。USB端子はUSBメモリ等が接続可能で、96kHz/24bitまでのWAVファイルを再生可能となります。
↑USB入力も可能
入力したサラウンド信号は、S-Force Proにより音場感や臨場感を向上。クリアボイスやサウンドオプティマイザーなどの機能も備えています。
↑『HT-MT300』のサウンドバー部の側面
Bluetoothの対応コーデックはSBCのみ。NFCによるワンタッチペアリングに対応します。消費電力はバースピーカー部が約25W、サブウーファが約20W。サウンドバー部の外形寸法/重量は500×103×54(幅×奥行き×高さ)mm/1.4kg。サブウーファは95×365×383(同)mm/4.9kg。リモコンや光デジタル音声ケーブル(1.5m)が付属します。
米SONYが発表した際は気づかなかったんですが、上位モデルのMT500でもHDCP2.2に対応していないんですね…。4Kテレビに接続して4Kコンテンツの音声出力は出来ないとは思いませんでした…。
まぁ、4Kテレビを所有するユーザーはもっと良いサラウンドシステムを買えという事でしょうかね。
また、MT300はBluetoothの対応コーデックがSBCのみなんですね…。せめてAACは対応じゃないととてもじゃないですが、音楽プレイヤーからの無線再生は聞けたものじゃないですね…。
まぁ、小型/薄型を訴求している時点でローエンド~ミドルエンド向けという事は予想していましたが、スペックがここまで中途半端だとは思いませんでした…。MT500みたいに7万円前後ならHDCP2.2パススルー対応でも良いと思うんですが…。
■プレスリリース
スリム&コンパクトで、インテリアに調和するデザインのサウンドバー2機種を発売
~手軽に置きやすいサイズで、臨場感あふれるサウンドを実現~
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201701/17-0125/
2017-01-26 10:40
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