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LSPX-P1(SONYクロニクルズ) [その他映像関連機器]

『LSPX-P1』は、2016年2月13日に発売されたポータブル超短焦点プロジェクターとなります。

LSPX-P1_Review_01.jpg

P1はLife Space UXブランドの製品で、特徴はその小型製を生かし、壁面ギリギリに設置しても他の家具等の邪魔にならず、最大で80型の大スクリーン映写が可能な点(壁面にぴったりくっつけた場合22型が最大)となります。

また、プロジェクター本体と専用アプリをインストールしたスマホ間で通信する事で、プロジェクター内蔵の風景映像や時計表示を行ったり、スマホ内の静止画を映写出来る他、プロジェクターにバッテリーを内蔵している為、ワイヤレスHDMIユニット(LSPX-T1)にBDレコ等を接続すれば、『LSPX-T1』とプロジェクター間は完全無線接続で映写が可能となります。

実はこの製品、購入した訳ではなく仕事絡みでひょんな事から頂いた製品となります。ビデオプロジェクターでは無いので個人的に購入する事は無いと思っていたので逆にラッキーでした。

詳細のレビューは別途行うとして、今回はファーストインプレッションを記したいと思います。

まず、本体に関してはプロジェクター、『LSPX-T1』共に想像以上に小さいです。『LSPX-T1』はCDケースぐらいの大きさですが、実はプロジェクター本体も横置きにすると『LSPX-T1』の天面と同じ大きさに揃えられている事が分かります。

LSPX-P1_Review_05.jpg
↑比較の為にタバコの箱をおいてみました

次にプロジェクターの明るさですが、決して明るくありません。今時のビデオプロジェクターと比べるとかなり暗めの100ルーメンとなっています。ただ、輝度が低い割には発色が良い為、暗所で映写する分にはDLP等が登場する前のプロジェクターの様にボケボケという事はありません。

ただ、オフィシャル製品紹介ページには「BDレコ等と接続してテレビ代わりになる」としていますが、暗所じゃないとまともに画が見られない為、誇張しすぎな気がしました。

LSPX-P1_28.jpg
↑製品紹介のサンプルより

また、パネル解像度も1,366x768pixとハーフHDより少し高い解像度といったものですが、フルHDコンテンツを映写してもそこまで画質が悪い印象はありませんでした。

ワイヤレスHDMIユニット『LSPX-T1』に関しては、小型なのは良いのですが、プロジェクターとの無線伝送に5GHz帯の無線LANを使用している為、大容量伝送が可能なものの、プロジェクターの見通し線上に設置しないと無線接続が出来ませんでした。

ワイヤレスHDMIの規格が5GHz帯の無線接続で、以前SONYは薄型を謳った液晶BRAVIAでチューナー部分を液晶から切り離し、チューナーと液晶部をワイヤレスHDMI接続するといった製品が有りましたが、最近見なくなったのは5GHz帯接続でのHD動画伝送に無理が有ったからというのが良く分かりました…。

また、プロジェクター部にはモノラルスピーカーを内蔵しているので、動画コンテンツの音声もプロジェクターで聴く事が可能ですが、さすがに映画コンテンツ等の音を出力するには物足りない印象です。

まぁ、ビデオプロジェクターとしては難有りですが、テーブルに映写出来たり、ポスター機能でテーマに沿ったスライドが映写出来たりと色々と楽しむ事は出来そうです。


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画質  :★★★☆☆
音質  :★★☆☆☆
操作性 :★★★☆☆
機能  :★★★★☆
拡張性 :★★★★☆
価格  :★★☆☆☆
外観  :★★★★★
満足度 :★★★★☆

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購入価格:0円(戴き物)
購入時期:2018年1月26日




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