SMC、周囲の音も聞ける左右分離イヤフォンXperia Ear Duoを国内発売 [携帯/スマホアクセサリ]
ソニモバは、MWC2018で発表した左右分離型で耳を塞がない完全ワイヤレスイヤフォン「Xperia Ear Duo XEA20」を発売すると発表しました。
発売日は4月21日。
販売予想価格は3万円前後。カラバリはブラックとゴールドの2色となります。
音楽を聴くイヤフォンとして利用できる他、スマホアプリと連携して、カレンダーの予定や情報の読み上げといった音声アシスタント機能を利用できる製品となります。
2016年に発売したXperia Ear『XEA10』は片耳タイプですが、Xperia Ear Duo『XEA20』はステレオに進化。通知やコミュニケーションだけでなく、音楽を聴く為の音質向上も実現しています。
SONYの技術・研究開発のプログラム「Future Lab Program」で開発した独自の音導管設計により、耳を塞がない構造ながら音漏れを低減。10mmのダイナミック型ドライバユニットを耳の後ろに配置、音導管を通して鼓膜へダイレクトに音を届けます。
↑耳をふさがない音導管設計
周囲の音と、機器からの音楽などがブレンドされる事により、音楽も会話も楽しめる新しいリスニングスタイル「デュアルリスニング」を提案しています。
↑会話しながらも音楽を聴ける
SONYのオーディオ部門が音響技術で協力。オープンな構造ながら高音質を実現し、自然でクリアな音を聴ける「Clear Phase」を搭載。また、周囲の音に合わせて、再生音量を自動調整するアダプティブボリュームコントロールにも対応します。
耳の下側を挟む様に装着する「下掛けスタイル」も採用。装着時に正面から目立ちにくく、メガネとの干渉が少なくなっています。SONYはこれまでのヘッドフォン開発において、人の耳の形状などについて独自の測定データを保有しており、耳の上部よりも下部の方が個人差が少ない事に着目。下掛けにした事で、より多くの耳にフィットするとしています。また、耳穴を塞がないため、長時間装着でも蒸れづらいのも特徴。耳穴の部分に装着するリングサポーターはS/M/Lの3サイズを用意します。
↑下掛けスタイル
左右イヤフォンの接続にはNFMI(近距離電磁誘導)を採用。アンテナ設計を工夫し、低遅延と左右の安定接続を実現。これにより、音を映像のズレが少ない高品位なリップシンクで、動画視聴にも適しているとしています。スマホなどの接続はBluetooth 4.2 LE。コーデックはSBCとAAC。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP。本体はIPX2防滴仕様となります。
本体左右合わせて4つのマイクで構成する「クアッドビームフォーミングマイク」を搭載。周囲の音声から、ユーザーの音声だけを分離してクリアな音声を実現。音声認識や通話品質を高めています。重量は左右それぞれ約10.6g。
↑クアッドビームフォーミングマイク
Android端末接続時は、独自のボイスアシスタント機能「Assistant for Xperia」を利用でき、声で音楽再生や電話、メッセージ、Web検索、タイマーなどの操作が可能。「ラジコをかけて」と話すとradikoをストリーミング再生します。ボイスアシスタントは、右側のタッチパッド長押しで起動。Googleのボイスコマンドにも対応します。
↑Android端末接続時のアプリ画面
Assistant for XperiaはLINEのAI「Clova」とも連携。SONYのアシスタントを使いながらClovaの機能を呼び出す事が出来、LINEメッセージを声で作成/送信できる他、音楽配信サービスのLINE MUSICに加入していれば「クローバ、リラックスできる曲を再生して」で音楽を聴く事も可能です。
尚、iPhoneとの接続時はSiriを利用出来ますが、Assistant for Xperiaには非対応。iOS 10以上に対応しますが、iPadには非対応となっています。
↑複数のボイスコマンドに対応
この他にも、Android端末と連携し、ユーザーの毎日の行動に合わせて情報を読み上げる「デイリーアシスト機能」を利用可能。既発売の『XEA10』と同様に、朝にスケジュールや天気、ニュースなどを読み上げる他、『XEA20』の新機能として、記念日などの「今日のひとこと」の読み上げや、家を出た時に音楽再生する事なども可能となっています。
また、職場に近づくと、その時の時刻や、次の予定などを音声で通知。会社を出ると、その時刻や「お疲れ様です」といった音声が流れます。家に近づくと次の予定や翌日の天気などを知らせます。自宅と職場は、アプリの地図上であらかじめ設定しておく必要があります。
更に、今後のアップデートにより、家を出た時の「いってらっしゃい」や、時刻、仕事中に休憩を促すなどの機能追加も予定しているとの事です。
ユニークな新機能として、『XEA20』ユーザー最大5人でトランシーバーのように通話できる「Anytime Talk」もAndroidアプリ経由で利用可能。このモードをONにすると、『XEA20』を耳に入れた時にメンバーと繋がり、タッチパッド長押しで自分の声が届きます。
↑Anytime Talk
話すのが難しい時も、ヘッドジェスチャーで予め録音しておいたサウンドを送信可能。アウトドアやショッピング等の時に、グループ間での通話に利用可能です。
タッチパッドは、前述のボイスアシスタント起動の他、右側は上下スライドで音量の増減、左側は1回タップで再生/一時停止、2回で曲送り、3回で曲戻し、長押しでAnytime Talk、上下スライドで音量調整となっている。機能の割り当て変更可能です。
頭を上下左右に振るヘッドジェスチャーによる操作も可能。手が離せない時等に頷いて着信に応答したり、首を横に振って着信を拒否可能。Assistant for Xperia利用時は、頷くと「はい」、首を振ると「いいえ」の操作になります。音楽再生時は、顔を右に振ると次曲を再生、左に振ると前曲に戻ります。
↑ヘッドジェスチャー操作可能
↑タッチパッド(左)とヘッドジェスチャー(右)の設定
尚、iPhone連携時もタッチ操作やヘッドジェスチャーに対応しますが、タッチ操作のボタン割り当てができない他、ヘッドジェスチャーは着信への応答/拒否、音楽のスキップのみ対応するなど、Androidに比べ機能が制限されます。
内蔵バッテリ容量は56mAh。連続使用時間は、音楽再生が約4時間、通話が約2.5時間。連続待ち受けは約22時間。付属ケースに740mAhのバッテリも内蔵し、イヤフォンを収納すると充電も可能。ケースからの充電を含めた場合の使用時間は音楽再生が約12時間、通話が約7.5時間。急速充電も可能で、約7分充電すると約1時間再生可能。充電ケースの重量は約76gとなります。
↑ケースに収納して充電
イヤフォン部には、近接/加速度/ジャイロ/コンパス/気圧の各センサーを内蔵。エコー/ウインドノイズキャンセレーション機能も備えています。USB Type-Cケーブル等が付属しています。
イヤフォンというよりは音質の良いスマートデバイスといった感じですね。スマートスピーカなんかより、よっぽど外出先でのスマートデバイスの使い勝手の方が良さそうなので、ちょっと欲しいです。
ボイスコントロールだけでなく、タップやジェスチャーコントロールが可能なのは外出先で助かりますし。あとは音漏れがどの程度なのかは気になりますね…。
■プレスリリース(Sony Mobile Communications)
耳をふさがず、周囲の音を聞きながら音楽やコミュニケーションを楽しめる
スマートプロダクトXperia Ear Duoを発売
~メッセージの通知や生活に合わせた情報を音声で届けるアシスタント機能も搭載~
http://www.sonymobile.co.jp/company/press/entry/2018/0411_1_smartproducts.html
発売日は4月21日。
販売予想価格は3万円前後。カラバリはブラックとゴールドの2色となります。
音楽を聴くイヤフォンとして利用できる他、スマホアプリと連携して、カレンダーの予定や情報の読み上げといった音声アシスタント機能を利用できる製品となります。
2016年に発売したXperia Ear『XEA10』は片耳タイプですが、Xperia Ear Duo『XEA20』はステレオに進化。通知やコミュニケーションだけでなく、音楽を聴く為の音質向上も実現しています。
SONYの技術・研究開発のプログラム「Future Lab Program」で開発した独自の音導管設計により、耳を塞がない構造ながら音漏れを低減。10mmのダイナミック型ドライバユニットを耳の後ろに配置、音導管を通して鼓膜へダイレクトに音を届けます。
↑耳をふさがない音導管設計
周囲の音と、機器からの音楽などがブレンドされる事により、音楽も会話も楽しめる新しいリスニングスタイル「デュアルリスニング」を提案しています。
↑会話しながらも音楽を聴ける
SONYのオーディオ部門が音響技術で協力。オープンな構造ながら高音質を実現し、自然でクリアな音を聴ける「Clear Phase」を搭載。また、周囲の音に合わせて、再生音量を自動調整するアダプティブボリュームコントロールにも対応します。
耳の下側を挟む様に装着する「下掛けスタイル」も採用。装着時に正面から目立ちにくく、メガネとの干渉が少なくなっています。SONYはこれまでのヘッドフォン開発において、人の耳の形状などについて独自の測定データを保有しており、耳の上部よりも下部の方が個人差が少ない事に着目。下掛けにした事で、より多くの耳にフィットするとしています。また、耳穴を塞がないため、長時間装着でも蒸れづらいのも特徴。耳穴の部分に装着するリングサポーターはS/M/Lの3サイズを用意します。
↑下掛けスタイル
左右イヤフォンの接続にはNFMI(近距離電磁誘導)を採用。アンテナ設計を工夫し、低遅延と左右の安定接続を実現。これにより、音を映像のズレが少ない高品位なリップシンクで、動画視聴にも適しているとしています。スマホなどの接続はBluetooth 4.2 LE。コーデックはSBCとAAC。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP。本体はIPX2防滴仕様となります。
本体左右合わせて4つのマイクで構成する「クアッドビームフォーミングマイク」を搭載。周囲の音声から、ユーザーの音声だけを分離してクリアな音声を実現。音声認識や通話品質を高めています。重量は左右それぞれ約10.6g。
↑クアッドビームフォーミングマイク
Android端末接続時は、独自のボイスアシスタント機能「Assistant for Xperia」を利用でき、声で音楽再生や電話、メッセージ、Web検索、タイマーなどの操作が可能。「ラジコをかけて」と話すとradikoをストリーミング再生します。ボイスアシスタントは、右側のタッチパッド長押しで起動。Googleのボイスコマンドにも対応します。
↑Android端末接続時のアプリ画面
Assistant for XperiaはLINEのAI「Clova」とも連携。SONYのアシスタントを使いながらClovaの機能を呼び出す事が出来、LINEメッセージを声で作成/送信できる他、音楽配信サービスのLINE MUSICに加入していれば「クローバ、リラックスできる曲を再生して」で音楽を聴く事も可能です。
尚、iPhoneとの接続時はSiriを利用出来ますが、Assistant for Xperiaには非対応。iOS 10以上に対応しますが、iPadには非対応となっています。
↑複数のボイスコマンドに対応
この他にも、Android端末と連携し、ユーザーの毎日の行動に合わせて情報を読み上げる「デイリーアシスト機能」を利用可能。既発売の『XEA10』と同様に、朝にスケジュールや天気、ニュースなどを読み上げる他、『XEA20』の新機能として、記念日などの「今日のひとこと」の読み上げや、家を出た時に音楽再生する事なども可能となっています。
また、職場に近づくと、その時の時刻や、次の予定などを音声で通知。会社を出ると、その時刻や「お疲れ様です」といった音声が流れます。家に近づくと次の予定や翌日の天気などを知らせます。自宅と職場は、アプリの地図上であらかじめ設定しておく必要があります。
更に、今後のアップデートにより、家を出た時の「いってらっしゃい」や、時刻、仕事中に休憩を促すなどの機能追加も予定しているとの事です。
ユニークな新機能として、『XEA20』ユーザー最大5人でトランシーバーのように通話できる「Anytime Talk」もAndroidアプリ経由で利用可能。このモードをONにすると、『XEA20』を耳に入れた時にメンバーと繋がり、タッチパッド長押しで自分の声が届きます。
↑Anytime Talk
話すのが難しい時も、ヘッドジェスチャーで予め録音しておいたサウンドを送信可能。アウトドアやショッピング等の時に、グループ間での通話に利用可能です。
タッチパッドは、前述のボイスアシスタント起動の他、右側は上下スライドで音量の増減、左側は1回タップで再生/一時停止、2回で曲送り、3回で曲戻し、長押しでAnytime Talk、上下スライドで音量調整となっている。機能の割り当て変更可能です。
頭を上下左右に振るヘッドジェスチャーによる操作も可能。手が離せない時等に頷いて着信に応答したり、首を横に振って着信を拒否可能。Assistant for Xperia利用時は、頷くと「はい」、首を振ると「いいえ」の操作になります。音楽再生時は、顔を右に振ると次曲を再生、左に振ると前曲に戻ります。
↑ヘッドジェスチャー操作可能
↑タッチパッド(左)とヘッドジェスチャー(右)の設定
尚、iPhone連携時もタッチ操作やヘッドジェスチャーに対応しますが、タッチ操作のボタン割り当てができない他、ヘッドジェスチャーは着信への応答/拒否、音楽のスキップのみ対応するなど、Androidに比べ機能が制限されます。
内蔵バッテリ容量は56mAh。連続使用時間は、音楽再生が約4時間、通話が約2.5時間。連続待ち受けは約22時間。付属ケースに740mAhのバッテリも内蔵し、イヤフォンを収納すると充電も可能。ケースからの充電を含めた場合の使用時間は音楽再生が約12時間、通話が約7.5時間。急速充電も可能で、約7分充電すると約1時間再生可能。充電ケースの重量は約76gとなります。
↑ケースに収納して充電
イヤフォン部には、近接/加速度/ジャイロ/コンパス/気圧の各センサーを内蔵。エコー/ウインドノイズキャンセレーション機能も備えています。USB Type-Cケーブル等が付属しています。
イヤフォンというよりは音質の良いスマートデバイスといった感じですね。スマートスピーカなんかより、よっぽど外出先でのスマートデバイスの使い勝手の方が良さそうなので、ちょっと欲しいです。
ボイスコントロールだけでなく、タップやジェスチャーコントロールが可能なのは外出先で助かりますし。あとは音漏れがどの程度なのかは気になりますね…。
■プレスリリース(Sony Mobile Communications)
耳をふさがず、周囲の音を聞きながら音楽やコミュニケーションを楽しめる
スマートプロダクトXperia Ear Duoを発売
~メッセージの通知や生活に合わせた情報を音声で届けるアシスタント機能も搭載~
http://www.sonymobile.co.jp/company/press/entry/2018/0411_1_smartproducts.html
2018-04-17 11:43
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