IFA2018でXperia XZ3シリーズ発表の噂

国内ではXperia XZ2シリーズがやっと出揃ったところですが、早くもXZ3シリーズの噂がネット上で飛び交っています。


↑Xperia XZのコンセプトモデル（アンオフィシャル）

米ファンサイトのXperia Blogは、ソニモバがベルリンにて開催のIFA2018に合わせ、新製品発表会を開くと伝えました。

発表日時は、現地時間で2018年8月30日午後1時との事。

ソニモバは毎年IFAに合わせて新しいフラッグシップモデルの発表を行い続けているので、次期フラッグシップが発表される事が推測されています。それを受けて順当に行けばXperia XZ3シリーズが登場するとされています。

Xperiaシリーズはスマホのトレンドである「多眼化」に大きく乗り遅れていることが指摘されています。この「多眼化」の流れに乗るのが次期Xperia XZ3シリーズではないかとしています。

海外フォーラムESATOにリークされたのが↓の画像となります。リアカメラ2つ、フロントカメラ2つ、計4つのカメラが並んでいます。中国で関係者向けに展示されたもののリーク画像とされています。



Xperia XZ3は、Snapdragon 845、メモリ6GB、解像度2880x1440（QHD+）の5.9インチディスプレイ、Android Pを搭載するとされています。解像度2880ｘ1440のアスペクト比は、XZ2同様18:9であり縦長となっています。

Xperia XZ3以外には、順当に行けばXperia XZ3 Compactが登場するのではとの噂も出ています。

他には、認証機関のページで見つかった型番『H8616』の機体で、UAProfで明らかになったところによれば、『H8616』は解像度3840x1920ピクセルの4Kディスプレイを搭載。おそらくXperia XZ3 Premiumと予想されます。

Xperia Premiumシリーズは伝統的に4Kディスプレイを搭載したファブレットで、これまで3840x
2160pixの解像度を維持してきましたが、スマホ業界ではベゼルレス化、縦長化が急速に進んでいおり、18:9や19:9の縦長ディスプレイがトレンドであり、XZ3 Premiumも18:9アスペクト比になるとされています。

XZ2 Premiumの16:9アスペクト比のディスプレイはトレンドの真逆を行く為、賛否両論でしたが、これについては2つの観点が有ります。

4Kファブレットというのは動画視聴が主目的であり、多くの映像作品が16:9の比率で作られている事から、動画視聴を重視するデバイスとしては縦長化が必ずしも求められていない事。また、Xperiaの搭載するQualcommのチップセットのサポートする解像度の上限が3840×2160で有る事から、ディスプレイを3840pix以上の長さにして縦長化するという選択肢が不可能でる事が推測できます。

Appleも同様の理由で、iPhoneは縦長ですが、iPadは頑なに16:9アスペクト比を保持しています。

長辺3840pixを延長するのでは無く、短辺2160pixを縮小する事で縦長化を実現すればコストダウンにも繋がりますしSoCの負荷も軽減するんで、ソニモバが16:9に固執する言われも無い為、あながち嘘では無さそうです…。

個人的には、スマホのアスペクト比の縦長化はあまり意味が無い様な気がしています。よくネット記事のレビュー等ではWebページの一覧性が高いとか書かれていますが、人間の上下の視野ってそんなに広く無いんですが…。

今年のIFAは8月31日からですが、それに向けてこれからネット上のリーク情報も多くなって来ると思うので、動向を追いたいと思います。