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SONY、31型4K・HDR対応マスモニ『BVM-HX310』発売 [プロフェッショナル映像機器]

SONYは、新開発の4K液晶パネルを採用した31型のHDR対応マスモニ『BVM-HX310』を発売すると発表しました。

BVM-HX310_01.jpg

発売は2019年1月。

価格は398万円となっています。

業務用モニター開発で培った映像評価の基準となる画質と、高い信頼性を結集させた「TRIMASTER HX」を搭載。

4K映像制作の基準モニターである有機ELマスターモニター『BVM-X300』の画質性能や深い黒と正確な色再現を継承しながら、独自仕様のパネルと、新開発の信号処理技術を組み合わせて、全白時1,000nitsと100万:1の高コントラストを同時に実現するとしています。

SONYは、『BVM-HX310』を新たな基準モニターとして、放送局や映像制作プロダクションにおける品質管理、編集やカラーグレーディング、CG/VFX製作、企業や大学等の商品開発や研究、産業用に提案していくとしています。

4K/4,096×2,160pixの31型液晶パネルはSONY独自仕様のもので、深い黒や正確な色表現を保ちながら、全白時の高い輝度表現を実現。全白時の輝度は1,000nitを可能とした事が、『BVM-X300』との大きな違いとなります。

パネル表面はAR(アンチ・リフレクション)コーティングにより、スクリーン内部からの光の散乱を抑制。外光の反射も抑える為、高解像度かつ高コントラストな映像をそのまま表示可能。コントラストは100万:1となります。

HLG、S-Log3、S-Log3(Live HDR)、SMPTE ST.2084等、主要なHDR方式をサポートします。

1本の同軸ケーブルで4K/60p映像を伝送する「12G-SDI」を入力、出力とも各2系統搭載。HDMI入力×1(HDCP 2.3)やシリアルリモート(LAN、RJ-45)端子、ステレオミニの音声モニター出力やヘッドフォン出力も装備する。

また、4K HDRの各種方式と、色域やRGBレンジなどを組み合わせた複雑なモニター設定を、SDI信号に重畳されているビデオペイロードID(VPID)に基づき、自動で切り替え可能。

消費電力は約450W。外形寸法は778×230×519.5(幅×奥行き×高さ)mm、重量は約30kg。

少し前からX300が発注しても購入出来なくなっていた事から、後継モデルの発売と、有機ELパネルの高騰から販売価格の値上げを行っていた為、まことしやかに液晶パネルのX300後継モデルの噂が出てましたが、IBC開催に合わせて発表する形となりました。

しかし、液晶なので全白1,000nits表示可能なのは分かりますが、有機EL並の暗部の表示が可能というのは、信号処理だけで可能なんですかね?偏光膜、配向膜が多重になっているとかじゃないんでしょうか?

とりあえず、SONYの内覧会とか有れば是非見て来たいと思います。

■プレスリリース
忠実な色再現と100万:1の高コントラストを実現する
31型4K液晶マスターモニター発売
HDR制作に適した全白時1,000nitsと高コントラストを独自仕様のパネルと信号処理技術で両立
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201809/18-075/index.html




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