SONY、左右完全分離型イヤフォン『WF-SP900』を国内でも発売

SONYはIFAで発表した、左右完全分離型イヤフォンで水中でも使用できる『WF-SP900』を国内でも発売すると発表しました。



発売日は10月27日。

販売予想価格は30,000円前後となっています。

カラバリはブラック、ホワイト、イエローの3色を用意。


↑カラバリは3色

左右分離型のBluetoothイヤフォン。IP68の防塵防水仕様になっており、ノズルから水が入らない様にした付属の防水用イヤーピースを装着する事で、水中でも使用可能。

4GBのストレージメモリも搭載しており、音楽ファイルをイヤフォンに保存し、スマホが無くても再生が可能となっています。

装着安定性を高める為に、ノズルに装着するイヤーピースの位置を、深い位置、浅い位置の2つから選べる機構を採用。更に、耳穴の周囲に固定するためのアークサポーターも3サイズ同梱。


↑イヤーピース装着位置の調整が二段階で可能


↑アークサポーターも3サイズ同梱

イヤフォン自体の重さは約7.3gと軽量で、落下しにくいとしています。また、左右のイヤフォンを接続するリーシュコードも付属。水中で万が一落とした場合でも探しやすくなっています。


↑リーシュコード（手前）も同梱

左右イヤフォンの接続にはNFMIを使用。低遅延、左右イヤフォンの接続安定性を高める為に、アンテナ構造などを刷新。Bluetoothの対応コーデックはSBC/AACとなります。

ドライバは、『XBA-100』等にも使用している、SONY製BAドライバを搭載。小型・防水を実現しながら、クリアなサウンドを実現したとしています。


↑SONY独自開発のBAドライバを搭載

防水イヤーピースを装着している時の音質も高める為、ボーカル帯域のニュアンスを聴き取れる音質チューニングを行なっているとの事です。

外音を取り込む「アンビエントサウンドモード」を搭載。外の状況が把握できる為、装着したまま周囲の人とコミュニケーションを取る事も可能。

本体に搭載したボタンで、再生制御や、プレーヤー/ヘッドセットモードの切り替えなどが可能。


↑本体のボタンでプレイヤー操作も可能

内蔵メモリ使用時の連続再生時間は最大6時間、Bluetooth接続では最大3時間。付属のケースに本体を収納すると、3回分の充電が可能。充電所要時間は、本体が約2.5時間、ケースが約3.5時間となります。



↑付属ケース

重量は、本体が約7.3g、ケースが約75gとなります。

水中での利用を押したイヤフォンなので、ハイレゾ対応とはいいませんが、Bluetoothのコーデックが今どきSBCとAACしか対応していないのは痛いですね…。

Walkman等SONY製のプレイヤーは軒並みAACに対応していないので、SONY製品で固めると必然的にSBCコーデックに限定されちゃいますし…。せめて、aptXぐらい対応して欲しかったです。

■プレスリリース
スマートフォンとのBluetooth接続に加え、内蔵メモリーで本体だけでも自由に音楽を楽しめる
海水でも使える防水・防塵（ぼうじん）性能の完全ワイヤレス型ヘッドホン『WF-SP900』発売
https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201809/18-0926/