米SONY、7.1.2ch対応『HT-X8500』等サウンドバー2モデル発表

米SONYは、ラスベガスで開催されたCES2019で、7.1.2chの立体音響を仮想的に再現するサブウーファー内蔵サウンドバー『HT-X8500』と、サブウーファーをセットにしたサウンドバー『HT-S350』を発表しました。


↑HT-X8500

米国での発売は春以降。

価格はX8500が399ドル、S350が199ドルを予定。

どちらも日本での発売は未定となっています。


↑HT-S350

●HT-X8500

『HT-X8500』は、2.1chのサブウーファー内蔵サウンドバー。Dolby Atmos、DTS:Xの音声フォーマットに対応。SONY独自の「Vertical Surround Engine」を搭載し、7.1.2ch構成の3次元立体音響をバー形状のスピーカーだけで仮想的に再現。

またスリムで設置性の高いデザインながら、2つのサブウーファーを内蔵。仮想サラウンド技術と合わせて、臨場感溢れる立体音響が楽しめるとしています。

入力された4K信号をそのまま4Kテレビへ伝送できる4Kパススルーに加え、各種HDR信号のパススルー機能も搭載。UHD BD等に採用されるHDR10方式や4K放送のHLG方式、VODやUHD BD等のDolby Vision方式の伝送をサポート、eARC対応のHDMI端子も搭載。Bluetoothにも対応します。



↑利用イメージ

●HT-S350

『HT-S350』は、サウンドバーとワイヤレス接続のサブウーファーがパッケージになったシアターシステム。サブウーファーは直径約16cmの大型ユニットを採用し、パワフルな音と重低音、大出力を実現したという。

ARC対応のHDMI端子を搭載し、別売のHDMIケーブル1本でテレビと接続が可能。またBluetoothにも対応し、スマホ等の音楽データをシステムで再生する事が出来ます。


↑16cmの大型ユニットを採用。接続はワイヤレス


↑利用イメージ

Dolby AtmosやDTS:Xみたいなマルチチャンネルオーディオこそ、一般ユーザーに取って、サウンドバー1本で再生可能というのは複数台サラウンドスピーカーを設置しなくて良い分、必要となっては来ますが、疑似サラウンドがどこまで効果的か？というのが疑問ですよね。

特にホームシアターのサラウンドシステムはスイートスポットが狭いですし、複数人で試聴した際にどれだけ効果があるか…。

ソニーストア含めて、なかなかサウンドバーをちゃんと試聴出来る空間が無いんで、どっか聴けるところないですかね？ヨドバシアキバのホームシアターコーナーとかSONY製をがっつり聴けるコーナー無いんですよね。

■プレスリリース（英SONY/英文）
https://presscentre.sony.co.uk/pressreleases/cinema-quality-in-the-comfort-of-your-living-room-introducing-sonys-new-home-audio-visual-range-2821259