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SONY、α9、α7RIII、α7IIIの大幅アップデートをアナウンス [Cyber-shot/α]

SONYは、ミラーレスカメラ「α9」「α7R III」「α7 III」のソフトウェアアップデートを予告をしました。

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↑α9『ILCE-9』

アップデート予定時期は3月〜夏頃。

アップデートの適用で進化した瞳AF等が利用出来る様になります。

α9_α7RIII_α7III_α6400_2019_update_01.jpg

[新月]α9の主なアップグレード内容

3月頃にVer.5.0のソフトウェアアップデートを予定。その後、夏頃にVer.6.0を提供予定としています。

AFの強化では、狙った被写体を自動検出・追尾し続ける、新開発「リアルタイムトラッキング」を搭載。AIによる物体認識を含む最新のアルゴリズムの採用で、被写体との距離、模様、輝度などの空間情報を高速に検出。複雑な動きやスピードに緩急のある動体でも、高精度に認識して追尾し続けるとしています。

特に被写体が人物や動物の場合は、AIにより瞳の位置情報を並行してリアルタイムに認識。これは静止画・動画どちらでも利用可能。カスタムキーに「押す間トラッキング」を設定しておけば、狙ったタイミングに追尾を開始する事も可能。タッチトラッキングを設定すれば、モニター上をタッチして追尾する被写体を選べます。

AIによる物体認識で、瞳を検出するリアルタイム瞳AF機能が進化。AF-C(コンティニュアスAFモード)時もシャッターボタンを半押しするだけで、瞬時に被写体の瞳を検出し続け、高精度に追従。

フォーカスする瞳を「オート」「右目」「左目」から任意で選択したり、「右目/左目切替機能」でカスタムボタンを押すたびに左右を切り替える設定も可能。尚、動画撮影時は「瞳AF」に対応しません。

Ver.6.0では、一部の動物にも対応予定。野生動物やペットの瞳も高速・高精度に検出し、追従出来るとしています。

進化したアルゴリズムを採用する事で、像面位相差検出AFセンサーの活用領域を拡大。AF-Cかつ連写時にオートフォーカスが可能な絞り値をF11からF16に拡大し、屋内スポーツなど照度の低い環境でも性能が向上。スローシャッター時の絞り値を大きく設定した撮影でも、迅速に自動でフォーカスを合わせます。

動画撮影時には、位相差検出AFとコントラスト検出AFを併用したファストハイブリッドAFの内、位相差検出システムをより効果的に活用する事で、AFの精度・速度が向上。被写体の手前を何かが横切った場合や、絞り値を大きく設定した撮影時でも、スムーズでふらつきの少ないピント合わせが可能としています。

モニター画面上の被写体にタッチしてフォーカスを合わせるタッチフォーカスに加え、新たに液晶モニター上を指でなぞる事でスムーズにフォーカスの位置を変更出来るタッチパッド機能にも対応。タッチトラッキング機能を設定しておくと、タッチによる被写体の選択と追従も可能。

カメラ内のJPEG生成アルゴリズムも最適化。より滑らかな階調表現を実現。連続撮影モード時に、短い間隔の連写を繰り返す場合の、オートホワイトバランスの正確性・安定性も向上。全体的な色再現性が向上します。

前後ダイヤルや背面コントロールホイールの柔軟なカスタマイズに対応する「マイダイヤル」機能も追加。メモリーカードの容量オーバー時に、もう一方のメモリーカードに記録先を自動で切り替えるリレー記録、撮影した静止画に5段階で設定出来るレーティング機能、再生時の一覧性が向上する連写グループ表示も追加。

Ver.6.0ではインターバル撮影に対応し、タイムラプス用の画像をカメラだけで撮影可能。撮影後は、PC用アプリ「Remote」、「Viewer」、「Edit」で編集し、タイムラプス動画が作成出来ます。

プロ向けの画像転送アプリ「Transfer & Tagging add-on」と連携し、FTPバックグラウンド転送や、画像の転送後にモバイル機器上でのIPTCメタデータ付与なども新たにサポート。

[新月]α7R III/α7 IIIのアップデート内容

α7R III/α7 IIIのソフトウェアVer.3.0へのアップデートは、4月頃を予定。AIを活用した新技術により、リアルタイム瞳AF機能が進化。AF-C時もシャッターボタンを半押しするだけで、リアルタイムに被写体の瞳を検出し続け、高精度に追従します。

更に、一部の動物にも対応予定。これにより、野生動物やペットの瞳も高速・高精度に検出し、追従出来るとしています。

インターバル撮影機能も追加。タイムラプス用の画像撮影をカメラだけで撮影可能。撮影後は、PC用アプリ「Remote」、「Viewer」、「Edit」で編集し、タイムラプス動画が作成可能。

ファームウェアのアップデートで瞳AFの進化というのは分かりますが、アルゴリズムの変更でAF-Cかつ連写時にオートフォーカスが可能な絞り値を拡大というのは凄いですね。

ちょっと前なら新型として発売してもおかしくない内容をアップデートで対応するとは…。そろそろミラーレス機も普及しきったので、レンズ等アクセサリ販売に重点を置く前触れでしょうか…。

■プレスリリース
『α9』のオートフォーカスや画質などカメラの基本性能をさらに進化させるソフトウェアアップグレード実施
~ソフトウェアソリューション「Imaging Edge[トレードマーク]」に共有・納品を高速化する2つのモバイルアプリも追加~
https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201901/19-0116B/




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