SSブログ

SNC、MVNE事業を分社化 [その他]

ソニーネットワークコミュニケーションズは5月1日、同社のMVNE事業を分社化する会社分割を行なったと発表しました。

Sony_Network_Communications_Platform_01.jpg

新会社ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォームを設立し、MVNE事業に関する権利義務を吸収分割させることで継承させました。

これにより、MVNE事業の主体は新会社に移行。

新会社では、事業運営や意思決定のスピードをこれまで以上に高め、MVNEサービスに加えて様々なIoTサービスを支える基盤となる通信プラットフォームサービスを提供するとしています。

MVNEとは「Mobile Virtual Network Enabler」の略で、「仮想移動体サービス提供者」となります。
簡単に言うと、MNO(大手キャリア)とMVNO(格安SIM)の中間業者の様な役割を行っています。

格安SIMは、ドコモやauなどの大手キャリアの回線網をレンタルして運営していますが、ノウハウの無い新規参入のMVNOが、簡単に格安SIM事業を始められる訳ではありません。

MVNEは、格安SIM事業を運営する為の技術やノウハウを提供する業者となります。単純にコンサルタント業務を行う訳では無く、MVNO業者の要望に応える形のプラン設定やSIMカードの製造、配送管理システム等の提供も行っています。

よくよく考えたら今までSNCって、MVNEであり、MNVOだったんですね…。しかし、MNVOも手がけるISPの子会社がMVNE業者っていうのは複雑な構造な気が…。

■プレスリリース(Sony Network Communications)
https://www.sonynetwork.co.jp/corporation/release/2019/pr20190507_0013.html




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。