SONY、360 Reality Audioの欧米での今秋配信開始を発表 [Web/クラウド/配信サービス]
SONYとSony Home Entertainment & Sound Productsは1、没入感のある立体的な音場を実現する新音楽体験「360 Reality Audio」の提供を開始すると発表しました。
今年秋に欧米等から、Amazon Music HD、Deezer、nugs.net、TIDALの4つのストリーミングサービスを皮切りに、マーク・ロンソン、ファレル・ウィリアムズ、ビリー・ジョエル、ボブ・ディランなどの約1,000曲を新フォーマットで順次配信します。
SONYが提案する360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティーオーディオ)は、オブジェクトベースの空間音響技術を用いた新しい音楽体験。
コンテンツ制作時には、アーティストやクリエイターの創造性や音楽性に従って、ボーカル、コーラス、楽器等の音源に位置情報をつけて球状の空間に配置する事が可能。また再生時には、アーティストと同じ空間にいるかの様な、音に包まれる体験が楽しめるとしています。
サービス開始時点での、対応ストリーミングサービスは、Amazon Music HD、Deezer、nugs.net、TIDALの4つ。いずれも定額課金制サービスを予定しており、具体的なサービスプラン・展開国・地域は各社により異なるとの事。
秋以降、順次1,000曲の配信を予定しており、Sony Music Entertainmentの他、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック、ライブ・ネーション・エンタテインメントと協力し、コンテンツの拡大を目指すとしています。
具体的な対応コンテンツには、マーク・ロンソン、ファレル・ウィリアムスなど著名アーティストの楽曲に加え、ビリー・ジョエル、ボブ・ディランなどの往年の名曲も提供予定。更にライブ・ネーションが運営する施設で行なわれたチャーリー・エックス・シー・エックス、コーダラインなどのライブ音源100曲以上も配信予定となっています。
サービス開始時点では、ヘッドフォンやスピーカーで試聴可能。
↑360 Reality Audioコンテンツは、ヘッドフォンで再生可能
Deezer、nugs.net、TIDALの場合は、対応アプリをインストールしたスマホ(Android/iOS)があれば、全メーカーのヘッドフォンと組み合わせて楽しむ事が可能。SONYが推奨するヘッドフォンと、スマホ専用アプリ「Sony | Headphones Connect」を使うと、より没入感のある体験が可能。スマホで撮影した耳の画像から、独自開発したアルゴリズムで聴感特性を解析する事で、音場を一人一人に最適化するとしています。
尚、Amazon Music HDの場合は、対応スピーカーのEcho Studioで再生が行なえます。
今後幅広い機器で使える様にする為、Amazon Alexa、Google Chromecast built-inといったプラットフォーム、及びMediaTek、NXP Semiconductors、Qualcommのチップセットでの対応に向け、各社と検討を進めているとの事です。
SONYはライブ・ネーション・エンタテインメントのほか、SME、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージックと協力してコンテンツの拡大を進めると共にに、音楽スタジオ等とコンテンツの制作環境の整備も進めるとしています。
米国ではBattery Studios、Chiller Sound、Live Nation Content Studio等、イギリスではThe Crypt Studioなどで、既に制作が可能で、今後も拡大予定との事です。
提供開始のアナウンスと合わせ、欧州最大の応用研究機構に属しているフラウンホーファー IISと共同で、360 Reality Audioミュージックフォーマットの規格書を提供。同フォーマットによる音楽体験を、クリエイターやアーティスト、音楽ファンに向けて広く提案し、新しいエンタテインメントの創出を目指していくとの事です。
スマホで撮影した耳の画像から、独自開発したアルゴリズムで聴感特性を解析する事で、音場を一人一人に最適化するというのは面白いアイディアですね。最適化した音声を実際のヘッドフォン出力に適用出来るのはSONY製ヘッドフォンだけという事であれば、オープンな規格でも対応するSONY製ヘッドフォンの優位性は揺るがないですし、良い手法だと思います。
ただ、対応ヘッドフォンと汎用ヘッドフォンでどれぐらい差があるかは試してみたいですね。
■360 Reality Audio オフィシャルサイト(米SONY/英文)
https://www.sony.com/electronics/360-reality-audio
今年秋に欧米等から、Amazon Music HD、Deezer、nugs.net、TIDALの4つのストリーミングサービスを皮切りに、マーク・ロンソン、ファレル・ウィリアムズ、ビリー・ジョエル、ボブ・ディランなどの約1,000曲を新フォーマットで順次配信します。
SONYが提案する360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティーオーディオ)は、オブジェクトベースの空間音響技術を用いた新しい音楽体験。
コンテンツ制作時には、アーティストやクリエイターの創造性や音楽性に従って、ボーカル、コーラス、楽器等の音源に位置情報をつけて球状の空間に配置する事が可能。また再生時には、アーティストと同じ空間にいるかの様な、音に包まれる体験が楽しめるとしています。
サービス開始時点での、対応ストリーミングサービスは、Amazon Music HD、Deezer、nugs.net、TIDALの4つ。いずれも定額課金制サービスを予定しており、具体的なサービスプラン・展開国・地域は各社により異なるとの事。
秋以降、順次1,000曲の配信を予定しており、Sony Music Entertainmentの他、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック、ライブ・ネーション・エンタテインメントと協力し、コンテンツの拡大を目指すとしています。
具体的な対応コンテンツには、マーク・ロンソン、ファレル・ウィリアムスなど著名アーティストの楽曲に加え、ビリー・ジョエル、ボブ・ディランなどの往年の名曲も提供予定。更にライブ・ネーションが運営する施設で行なわれたチャーリー・エックス・シー・エックス、コーダラインなどのライブ音源100曲以上も配信予定となっています。
サービス開始時点では、ヘッドフォンやスピーカーで試聴可能。
↑360 Reality Audioコンテンツは、ヘッドフォンで再生可能
Deezer、nugs.net、TIDALの場合は、対応アプリをインストールしたスマホ(Android/iOS)があれば、全メーカーのヘッドフォンと組み合わせて楽しむ事が可能。SONYが推奨するヘッドフォンと、スマホ専用アプリ「Sony | Headphones Connect」を使うと、より没入感のある体験が可能。スマホで撮影した耳の画像から、独自開発したアルゴリズムで聴感特性を解析する事で、音場を一人一人に最適化するとしています。
尚、Amazon Music HDの場合は、対応スピーカーのEcho Studioで再生が行なえます。
今後幅広い機器で使える様にする為、Amazon Alexa、Google Chromecast built-inといったプラットフォーム、及びMediaTek、NXP Semiconductors、Qualcommのチップセットでの対応に向け、各社と検討を進めているとの事です。
SONYはライブ・ネーション・エンタテインメントのほか、SME、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージックと協力してコンテンツの拡大を進めると共にに、音楽スタジオ等とコンテンツの制作環境の整備も進めるとしています。
米国ではBattery Studios、Chiller Sound、Live Nation Content Studio等、イギリスではThe Crypt Studioなどで、既に制作が可能で、今後も拡大予定との事です。
提供開始のアナウンスと合わせ、欧州最大の応用研究機構に属しているフラウンホーファー IISと共同で、360 Reality Audioミュージックフォーマットの規格書を提供。同フォーマットによる音楽体験を、クリエイターやアーティスト、音楽ファンに向けて広く提案し、新しいエンタテインメントの創出を目指していくとの事です。
スマホで撮影した耳の画像から、独自開発したアルゴリズムで聴感特性を解析する事で、音場を一人一人に最適化するというのは面白いアイディアですね。最適化した音声を実際のヘッドフォン出力に適用出来るのはSONY製ヘッドフォンだけという事であれば、オープンな規格でも対応するSONY製ヘッドフォンの優位性は揺るがないですし、良い手法だと思います。
ただ、対応ヘッドフォンと汎用ヘッドフォンでどれぐらい差があるかは試してみたいですね。
■360 Reality Audio オフィシャルサイト(米SONY/英文)
https://www.sony.com/electronics/360-reality-audio
2019-10-25 14:15
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0