PS5の「アダプティブトリガー」は次世代VRシステム用コントローラーから流用された事が明らかに

PS5の標準搭載コントローラーであるDualSenseには、L・Rボタンの「押し込みの重さ」を変える「アダプティブトリガー」が採用されています。このアダプティブトリガーは、VR用コントローラーのプロトタイプをテストした際に生まれたことが、判明しました。


↑SIEが公開している次世代VRシステムのコントローラー

この事実は、海外メディアIGNの取材で判明。

SIEのプロダクト・ディレクター青木俊雅氏によれば、VRコントローラーでのテストの際に感銘を受け、これが着想の元になったとの事。

SIEの次世代VRシステム向けの新型ハンドコントローラーには、アダプティブトリガーが実装される事が判明しています。

今回の件は、VRプラットフォームとPlayStationの開発が、お互いに影響し合って事を示すケースと言えそうです。

コントローラーからのフィードバックはそもそもVRが先行していましたし、ちょっと考えれば当然ですよね。

次世代VRシステムでは、アダプティブトリガーに加えてゲーム体験を超える没入感、「センス・オブ・プレゼンス」の更なる追求を目指して設計されている、とSIEは公言していますから、今から全貌が明らかになる日が楽しみです。