VGN-UX50(SONYの遺伝子) [VAIO]
この製品は2006年5月27日に発売された、モバイルPCです。
本体サイズは約150.2×95~100.5×32.2~38.2(幅×奥行き×高さ)mm、重量約520gのボディにWindows XP Home Edition(SP2)を搭載しており、Intel製CPU搭載のWindows XP対応PCとしては当時、世界最小、最軽量を誇る製品でした。
ボディは“Ultra mobile”、“Ubiquitous(ユビキタス)”、“User friendly”の「U」字型をモチーフとしたデザインを採用しており、本体部を「U」字型にくぼませ、液晶右隣にスティックポインター、左隣に左ボタン/右ボタン等を配し、両手で持ちやすい形状となっていました。
↑通常のホールディングポジション
入力はスタイラスによるタッチ方式の他、液晶をスライドすると現れる69キーボードで行なう仕様となっています。
液晶は、タッチパネル装備1,024×600pix表示対応4.5型クリアブラックLE液晶を搭載。アプリケーションソフトの「VAIOタッチランチャー」を利用して、縦画面表示にも対応していました。
↑縦表示時のホールディングポジション
CPUは超低電圧版Core Solo U1300(1.06GHz)、メモリ512MB(増設不可)、チップセットにIntel 945GMS Express(ビデオ機能内蔵)、HDD 30GB、31万画素Webカメラ、131万画素Webカメラを搭載。
インターフェイスは、USB 2.0×1、メモステデュオ、PROデュオ対応スロット×1、CFスロット×1、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、指紋センサーを備えていました。
また、付属のスタンド兼用ポートリプリケーターはUSB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、Ethernet、FeliCaリーダ、D-Sub15ピン×1、AV出力ポートを備えています。
↑付属のポートリプリケーター
尚、VOMでは、OSにWindows XP Professional(SP2)を搭載した”VGN-UX90PS”と、Windows XP Home Editioon(SP2)を搭載した”VGN-UX90S”の2モデルも用意されていました。
当時、SONYは既にCLIEから撤退しており、世間的にもPDAが凋落しながらも、まだスマホは一般的では無かった上、半導体メモリが高価だった為、PDAの代わりにこの製品を購入される方もいた様です(当然、シャットダウンはせずスリープモードで使用するのが一般的でした)。
斯く言うワタシも、デザインが好みだった事も有り、非常に惹かれたのですが、まだCLIE"PEG-TH55"は現役でしたし、HDDを搭載したPCにしてはコンパクトとはいえ、CLIEと比べたらかなり大ぶりなボディでかさばる事と、当時ワタシの周りに無線LAN環境が殆ど無かった為、購入には至りませんでした。
また、販売価格が17万円程だったのですが、同じ17万出すならサブノートを購入した方が液晶も見やすく、ハイスペックなモデルが購入出来てしまう為、完全にPDA代わりと割りきらないと、踏ん切りがつかない価格帯だったのも要因でした。
このサイズにXPを搭載し、モバイルマシン、ポータブルAV端末として利用出来るマルチマシン構想は、当時他のメーカーには無い考えだったと思います。
現在発売中のVAIO Pは、形状こそノート型ですが、小型ボディにMotion Eye、液晶脇の入力デバイス等を備えている為、type Uの後継機と言えるのでは無いでしょうか?
今でも成立する製品コンセプトの製品を、当時から発売していた事には驚かされると同時に、非常にSONYらしい製品だと言えるんじゃないでしょうか?
本体サイズは約150.2×95~100.5×32.2~38.2(幅×奥行き×高さ)mm、重量約520gのボディにWindows XP Home Edition(SP2)を搭載しており、Intel製CPU搭載のWindows XP対応PCとしては当時、世界最小、最軽量を誇る製品でした。
ボディは“Ultra mobile”、“Ubiquitous(ユビキタス)”、“User friendly”の「U」字型をモチーフとしたデザインを採用しており、本体部を「U」字型にくぼませ、液晶右隣にスティックポインター、左隣に左ボタン/右ボタン等を配し、両手で持ちやすい形状となっていました。
↑通常のホールディングポジション
入力はスタイラスによるタッチ方式の他、液晶をスライドすると現れる69キーボードで行なう仕様となっています。
液晶は、タッチパネル装備1,024×600pix表示対応4.5型クリアブラックLE液晶を搭載。アプリケーションソフトの「VAIOタッチランチャー」を利用して、縦画面表示にも対応していました。
↑縦表示時のホールディングポジション
CPUは超低電圧版Core Solo U1300(1.06GHz)、メモリ512MB(増設不可)、チップセットにIntel 945GMS Express(ビデオ機能内蔵)、HDD 30GB、31万画素Webカメラ、131万画素Webカメラを搭載。
インターフェイスは、USB 2.0×1、メモステデュオ、PROデュオ対応スロット×1、CFスロット×1、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、Bluetooth 2.0+EDR、指紋センサーを備えていました。
また、付属のスタンド兼用ポートリプリケーターはUSB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、Ethernet、FeliCaリーダ、D-Sub15ピン×1、AV出力ポートを備えています。
↑付属のポートリプリケーター
尚、VOMでは、OSにWindows XP Professional(SP2)を搭載した”VGN-UX90PS”と、Windows XP Home Editioon(SP2)を搭載した”VGN-UX90S”の2モデルも用意されていました。
当時、SONYは既にCLIEから撤退しており、世間的にもPDAが凋落しながらも、まだスマホは一般的では無かった上、半導体メモリが高価だった為、PDAの代わりにこの製品を購入される方もいた様です(当然、シャットダウンはせずスリープモードで使用するのが一般的でした)。
斯く言うワタシも、デザインが好みだった事も有り、非常に惹かれたのですが、まだCLIE"PEG-TH55"は現役でしたし、HDDを搭載したPCにしてはコンパクトとはいえ、CLIEと比べたらかなり大ぶりなボディでかさばる事と、当時ワタシの周りに無線LAN環境が殆ど無かった為、購入には至りませんでした。
また、販売価格が17万円程だったのですが、同じ17万出すならサブノートを購入した方が液晶も見やすく、ハイスペックなモデルが購入出来てしまう為、完全にPDA代わりと割りきらないと、踏ん切りがつかない価格帯だったのも要因でした。
このサイズにXPを搭載し、モバイルマシン、ポータブルAV端末として利用出来るマルチマシン構想は、当時他のメーカーには無い考えだったと思います。
現在発売中のVAIO Pは、形状こそノート型ですが、小型ボディにMotion Eye、液晶脇の入力デバイス等を備えている為、type Uの後継機と言えるのでは無いでしょうか?
今でも成立する製品コンセプトの製品を、当時から発売していた事には驚かされると同時に、非常にSONYらしい製品だと言えるんじゃないでしょうか?
2010-07-29 21:09
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