SONY、1.3mで100型投写できるシアタープロジェクター発売

SONYは、1.34mで100型投写が可能なホームシアター向けプロジェクタ"VPL-BW120S"を7月25日より発売すると発表しました。



販売予想価格は8万円前後との事。

0.59型/1,280×800pixの3LCD BrightEraパネルを採用した単焦点液晶プロジェクターで、低価格で大画面が楽しめる「カジュアルホームシアタープロジェクタ」市場に参入し、プロジェクタの魅力を訴求するとしています。

ボディカラーもインテリアとの親和性の高いホワイトとなっています。

レンズは単焦点で1.06mで80型、1.34mで100型の投写が可能。部屋が狭くても大画面を楽しめるとしています。輝度は2,600ルーメン、コントラストは4,000:1。ランプ出力は210W。交換用ランプ"LMP-E211"の価格は42,000円。


↑利用イメージ

画質モードはダイナミック、リビング、シネマ、スタンダード、ゲーム、プレゼンテーションの6種類が用意されています。

入力端子はHDMIとコンポジット、S映像、アナログRGB/コンポーネント共用(D-Sub-コンポーネント変換ケーブルが付属)、アナログ音声を装備。

出力2WのスピーカーやRS-232C端子も備えています。動作音は29dB。消費電力は最大290W(待機時3W、低設定時0.5W)、外形寸法は313.4×349.3×160.3(幅×奥行き×高さ)mm、重量は3.7kgとなっています。


↑前面


↑側面


↑背面

この製品、2011年7月に発売されたデータプロジェクター"VPL-SW125"をビデオプロジェクター用に改良したものみたいですね…。ボディのデザインも全く一緒なんで、パーツや生産ラインを共有化する事でコストダウンを図ってる様ですが、本体8万円で替えのランプが42,000円ってふざけた値段設定ですね…。

あと、単焦点で設置場所を選ばない事や、スピーカー内蔵というのはエントリーモデルとしては良いアイディアだと思いますが、SW125の流用だし、低コストモデルなんでしょうが無いとは言え、今時パネルはフルHDは欲しいですし、ビデオ入力も1080/24ｐ対応くらいして欲しかったです…。

■プレスリリース
家中どこででも映画やゲームなどのホーム エンタテインメントを楽しめる小型・軽量な 短焦点ホームシアタープロジェクターを発売
～約1.3ｍの近距離から100インチの大画面へ投影が可能～
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201207/12-0704/