CES2015でのSMCの発表まとめ

さんざんぱら、Xperia Z4シリーズはCES2015で正式リリースされるだとか、ソニモバがCES2015の招待状を出しているから間違い無いとか言って来ましたが、結局、Z4シリーズの発表はありませんでした…。



平井社長曰く、米国ではT-mobileとVerisonからXperia Z3が年末から発売されたばかりとの事で、米国で発表するわけに行かなったとの事…。ということで、CES2015でソニモバが発表した内容をご紹介します。

まず、1つめ目は、XperiaシリーズへのAndroid5.0 Lolipopアップデートの話題です。

SONYは、プレルカンファレンスでXperia Zシリーズを2015年2月にAndroid 5.0 Lolipopへとアップデートすると、発表しました。

しかも、Z3やZ2世代だけでなく、全てのグローバルモデルのZシリーズが対応。

↓Android5.0 Lolipop対応機種（グローバルモデル）

Xperia Z
Xperia ZL
Xperia ZR
Xperia Tablet Z
Xperia Z1
Xperia Z1S
Xperia Z Ultra
Xperia Z1 Compact
Xperia Z2
Xperia Z2 Tablet
Xperia Z3
Xperia Z3v
Xperia Z3 Compact
Xperia Z3 Tablet Compact

これらはあくまでグローバルモデルなんで、国内市場向けはその限りではありません。国内モデルはZ2やZ3はアップデートするでしょうけど、Z1世代以前はどうでしょうかね？

何とかZ Ultraも対応して貰いたいものです。

続いては、スマートウェアの話題。ソニモバはSmartWatch 3『SWR30』のメタルバンドタイプやALTEWAISAOMEコラボのSmartBand 『SWR10』などを発表しました。


↑メタルバンドタイプのSWR30

SmartWatch 3メタルバンドタイプは単なる交換用リストバンドなので、機能拡張などは特にありません。発売は 2015 年 2 月より、グローバル展開される予定との事でしたので、国内でも近々に発売になりそうです。

また、名言はされていませんでしたが、プレルカンファレンス時のスライドにはレザーバンドタイプのものも映っていたので、恐らくこちらも近々情報が開示されるかと思います。

ALTEWAISAOMEコラボのSmartBand 『SWR10』は、以前 SONY が発表した、レディーススポーツカジュアルブランド ROXY とのコラボモデルと似たような物で、高級感のあるレザーバンド仕様となっています。


↑ALTEWAISAOMEコラボのSmartBand 『SWR10』


↑装着したイメージ

正直、SmartBandは安っぽくて普通に着けているとダサいんで、こうしたスタイリッシュなデザインは女性に受け入れられやすいんじゃないでしょうか？男性向けのブランドともコラボって貰えませんかね？

最後に、WEB版のLifelogの話題です。LifelogはSmartWatchやSmartBandで記録したログを管理するアプリですが、今までAndroidOS上でしか使用出来ませんでした。



今回WEBアプリ版が公開され、lifelog.sonymobile.comにアクセスし、SEN かGoogle のアカウントでログインする事で、WEBを利用したクラウド環境でのログ管理ができる様になります。



やはり視認性はPCの方が高い訳ですし、WEB版LifeLogの登場でスマートウェアの裾野が広がれば良いと思います。

ちなみに、冒頭で米国市場において、Xperia Z3がVerisonとT-mobileに提供された事を記しましたが、Version向け端末はグローバルモデルや国内で発売されているXperia Z3と異なっています。


↑Veraison版Xperia Z3のXperia Z3v

名称もXperia Z3vとし、デザインはグローバルモデルの様にエッジがラウンドしておらず、Z2の様な角ばったデザインとなっています。

また、Z3ｖはXperiaシリーズ初となる無線給電規格Qiに対応しているとの事。Xperia初の無線給電はこうしたローカルカスタマイズ機ではなく、Z4とかのグローバルモデルとして登場して欲しかったんですが…。Versionで発売する為のバーターですかね？

とこんな感じでCES2015におけるソニモバの発表レポートでした。本当に肩透かしを食らった印象ですが、まぁ、3月に開催されるWMC2015ではZ4シリーズも正式リリースになるでしょうから、楽しみがちょっと伸びたと思って待つしか無いですね…。