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米SONY、海外市場でCybershot RX1RII発表 [Cyber-shot/α]

米SONYは、35mmフルサイズセンサー搭載のレンズ一体型デジタルカメラRX1R II『DSC-RX1RM2』を発表しました。

DSC-RX1RM2.jpg

米国での価格は3,300USドル、11月に発売予定。

欧州では3,500ユーロ、12月発売。日本での発売は未定となっています。

現行のサイバーショット『DSC-RX1』および『DSC-RX1R』の後継とみられる製品で、米国ダラスでのイベント「CEDIA 2015」で発表されました。

現地ではSONY平井社長が登壇してお披露目するという力の入った発表となりました。

見た目は現RX1およびRX1Rに近いものの、撮像素子はExmor Rで有効画素数は、約2,430万画素から約4,240万画素へと大幅に増加。

有効4,240万画素の35mm判サイズのExmor Rとの事なので、先に発売されたα7R IIと同じ阻止が採用されていると思われます。14bit RAW記録もサポート。

更に、ローパスフィルターの効果をoff/standard/highから選択する機能を有しています。2枚のローパスフィルターの間に液晶を挟んだ構成を取り、その液晶を電圧で制御してローパスフィルターの効果を変化させる仕組みで、世界初としています。モアレの出具合に応じて切り替えたり、ブラケティング撮影が可能です。

画像処理エンジンはBIONZ Xを採用。最高感度はISO25600、拡張でISO102400となります。

レンズはSonnar T* 35mm F2。RX1/RX1Rと同様、鏡胴にマクロモードへの切り替えスイッチを、先端に49mm径のフィルターネジ枠を装備。RX1/RX1Rのレンズフード『LPH-1』も引き続き使用可能となっています。

ファストハイブリッドAFの搭載を謳い、399点の位相差AFを搭載。AF速度はRX1Rより30%高速化したとの事。尚、RX1/RX1RはコントラストAFのみとなっていました。RX1/RX1RになかったAF-Cも利用可能と予想され、前面のAFモードダイヤルに「C」のポジションがあるこ事ら伺えます。

RX100 IVを思わせるポップアップ式のEVFを本体に内蔵しますが、外形寸法は113.3×72x65.4×72(幅x高さx奥行き)mmと、RX1/RX1Rとほぼ変わらないサイズを維持しています(奥行きが2.4mm増加)。その代わり、内蔵ストロボが省略されています。ホットシューは引き続き搭載。

ボディはマグネシウム製。RX1/RX1RのサムグリップTGA-1も利用可能となっています。

EVFのスペックは、236万pixの有機EL(OLED)、倍率は0.74倍。ツァイスT*コーティングも施されています。内蔵EVFに加えて、RX1/RX1R用の外付けEVF、『FDA-EV1MK』も装着可能の様です。

背面モニターは3型120万pixのチルト式で、白画素入りのWhiteMagicタイプを搭載しています。

連写性能は、AF追従で5コマ/秒。動画記録はXAVC Sをサポート。60p、30p、24pのフルHD記録に対応します。

RX1/RX1Rに続き、鏡胴の根元には絞りリングを装備。撮影モードダイヤル、露出補正ダイヤルも備えています。カスタマイズ可能なC1ボタンおよびC2ボタンも搭載。

バッテリーはRX1/RX1Rと同じく、『NP-BX1』を使用となっています。Wi-Fi、NFCも搭載。PlayMemories Camera Appsにも対応しています。

サイバーショットRXシリーズにまさかのα7RIIと同じセンサーを搭載とか…。また価格が跳ね上がりそうです…。

まぁ、α7シリーズ同様、RX1シリーズもプロカメラマンのサブ機として人気が有る様なので、多少高くても問題無さそうですが…。

■ニュースリリース(米SONY/英文)
http://blog.sony.com/2015/10/sony-introduces-new-palm-sized-rx1r-ii-camera-with-42-4-mp-full-frame-image-sensor/




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