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VAIO、新ヒンジ機構採用の2 in 1 PC「VAIO A12」発売 [VAIO]

VAIO株式会社は、12.5型着脱式2in1 PC「VAIO A12」を発売すると発表しました。

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発売日は11月22日。

販売価格は、カスタマイズモデル(タブレット単体)で店頭予想価格が121,800円からとなっています。

12.5型フルHD(1,920×1,080pix)液晶ディスプレイを搭載した、キーボード着脱式の2in1 PC。クラムシェルノートとして必要な機能を搭載しつつ、タブレットとしても使えるとしています。

キーボードユニットとタブレット本体の結合ヒンジ部には、新開発の「スタビライザーフラップ」機構を採用。ディスプレイを開いた際にヒンジ下部のフラップが開き、支点を後方に移動させて安定性を向上させています。

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↑ヒンジ部は新開発の「スタビライザーフラップ」機構を採用

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↑ヒンジ部の背面

従来の着脱式2in1では、クラムシェルモード時に後ろへ倒れない様、重りを載せたり、開く角度を制限したりといった対策が行なわれていましたが、本機構によって膝上でも使える安定性と軽量化の両立を謳っています。

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↑「スタビライザーフラップ」により多段階でのディスプレイ角度調整が可能

キーボードはVAIOのクラムシェルノートと同等の入力を実現しており、19mmピッチの静寂キーボード、高精度タッチパッドを搭載。またオプションで無線接続にも対応し、取り外した状態でもキーボードを利用可能。

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↑高性能タッチパッドを搭載

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↑タッチパッドはWindows 10のジェスチャー操作にも対応

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↑オプションでキーボードの無線接続も選択可能

また、タブレットをキーボードから分離する際に使用するリリーススイッチを、本体内側と外側の両方に設置した「デュアルリリーススイッチ」機構を搭載。ディスプレイを開いた状態でも、閉じた状態でもすぐにタブレットを取り外し、持ち出すことが可能となっています。

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↑デュアルリリーススイッチ

インターフェイスはビジネスシーンを考慮し、キーボード側にミニD-Sub15ピンやHDMI、Gigabit Ethernetなども備えています。

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↑充実したインターフェイス

重量はキーボード装着時で約1,099gとなっており、約7.4~8.1時間駆動を実現。セカンドバッテリ搭載のワイヤレスキーボード装着時には、約14.4~15時間の長時間駆動が可能となっています(約1,209g)。

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↑キーボードユニット

タブレット本体は約607~622g(構成で変動)の軽量仕様で、オプションでワコムAES方式のデジタイザーペンも用意。4,096段階筆圧検知によるペン入力も可能となっています。

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↑デジタイザーペン

カスタマイズモデルの主な仕様は、CPUがCore i7-8500Y(2コア/4スレッド、1.5GHz)/Core i5-8200Y(同1.3GHz)/Core m3-8100Y(同1.1GHz)/Celeron 3965Y(2コア/2スレッド、1.5GHz)、デュアルチャネルLPDDR3メモリ4GB/8GB/16GB、NVMe SSD 256GB/同512GB/同1TB/SATA SSD 128GB/同256GB、OSがWindows 10 Home/Proから選択可能。

WANオプションではMicro SIMカードスロットを備え、3GのBand 1/2/4/5/6/8/19、LTEのBand 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/38/39/40/41/66に対応しています。

本体インターフェイスはUSB 3.0 Type-C、IEEE 802.11ac無線LAN、WAN(オプション)、Bluetooth 4.1、207万画素Windows Hello対応/92万画素前面カメラ、799万画素背面カメラ(オプション)、指紋認証センサー(オプション)、音声入出力。加速度およびジャイロセンサーのほか、WANモデルではGPS/GLONASSも備えています。

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↑オプションで指紋認証センター搭載可能

キーボード側インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、SDXCカードリーダ、HDMI、ミニD-Sub15ピン。

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↑キーボード側インターフェイス

本体サイズはキーボードユニット装着時で約305.5×211.9×17~21(幅×奥行き×高さ)mm、タブレット単体が約305.5×199.4×7.4(同)mm。

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↑タブレット(指紋センサー搭載モデル)単体

周辺アクセサリとして、USB×3、HDMI、ミニD-Sub 15ピン、Gigabit Ethernet、SDカードスロットを搭載した「拡張クレードル」も用意。クレードルに接続したタイミングで所定の動作をさせる機能もあり、指定したアプリの起動などを自動化できるとしています。

アクセサリ類の税別店頭予想価格は、キーボードユニットが34,800円、ワイヤレスキーボードユニットが41,800円、拡張クレードルが23,800円、デジタイザペンが7,980円、専用タブレットケースが4,980円、専用PCケースが3,980円となっています。

また、プレミアムエディションとして、天板のVAIOロゴやオーナメント、スタビライザーフリップの裏面まですべてつや消しの黒で統一した「ALL BLACK EDITION」も用意。販売予想価格は209,800円から。

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↑ALL BLACK EDITION

法人向けモデル「VAIO Pro PA」も用意され、販売予想価格は126,800円からとなっています。

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↑VAIO Pro PA

新生VAIOの久しぶりとなる新モデルの投入ですが、ヒンジ機構が新しいだけで、2 in 1やデジタイザーペン対応などはVAIO Zから継承したものですし、そこまで目新しいさは無いですね。

Windowsマシンだとどうしても、ディスプレイ解像度のデフォルトのアイコンの大きさやフォントの大きさが左右されるんで、あまりディスプレイ解像度を高くする事にメリット無いですし、16:9ディスプレイのおかげで、デジタイザーペンを使用しても、イラストを描くといった際にはPC単体では使い辛そうです。

絵を描く際には、タブレットとしてデジタイザーペンを利用しつつ、外部モニターに画を出した方が良いかもしれません…。

■VAIO株式会社>総合トップ>個人向けPC>製品ラインナップ>VAIO A12>特長
https://vaio.com/products/a121/




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