SIE、PS VRの「シアタールームVR」アプリで初となる3D映画配信開始

Sony Interactive Entertainmentは、PlayStation VR用動画視聴アプリ「シアタールームVR」β版において、初となる3D映像の映画「スパイダーマン:ホームカミング」や、劇場版アニメ「攻殻機動隊S.A.C SOLID STATE SOCIETY-ANOTHERDIMENSION-」等、計3タイトルの有料配信を開始しました。



配信は19日から開始。日本国内向けとなっています。

レンタル料金は600～700円。

配信タイトルとレンタル料金、更に初回再生からの再生可能時間は↓

・スパイダーマン:ホームカミング(吹替版) 700円 48時間
・バイオハザード:ザ・ファイナル(吹替版) 700円 48時間
・攻殻機動隊S.A.C SOLID STATE SOCIETY-ANOTHERDIMENSION- 600円 72時間

「スパイダーマン:ホームカミング」では、MARVELが誇るスーパーヒーローが3D映像で飛び回る様子が楽しむ事が可能としています。映像は16:9ではなく、シネスコ仕様となっています。

「バイオハザード：ザ・ファイナル」も、3D映像による恐怖の演出が楽しめるワイドスクリーン仕様。「攻殻機動隊」は、“それは、観る人を電脳化する3D”として2011年に公開された劇場版アニメ。

「シアタールームVR」は、VRで映像シアター体験ができるアプリ。2D映像だけでなく、3D映像の映画やアニメも楽しむ事が可能。同アプリだけの先行配信や、仮想空間だからこそ実現できる環境下で映像が観られるといった特長が有ります。

対応タイトルの視聴・購入は、アプリ内課金で可能。シアタールームVR内でタイトルを選択し、購入手続きを行なう形となります。支払い方法はPlayStation Storeと同様に、PlayStation Networkのアカウントで使っているウォレットから行ないます。尚、PlayStation Videoより購入されたタイトルを、シアタールームVRで視聴する事は出来ません。

シアタールームVRのアップデートも実施。仮想現実空間を、もっと実体験に近づける為に、内装を大型シアター風にアップデート。館内にかわいらしくリアクションするキャラクターも設置されました。


↑新内装｢大型シアター｣を追加


↑館内にキャラクター配置も

新内装｢大型シアター」では、ワイヤレスコントローラーのDUALSHOCK 4のタッチパッドボタンを押すと｢設定メニュー｣が表示され、シート位置(計6ポジション)、部屋の色、スクリーンと部屋の明るさを変更可能。

同じく新内装｢宇宙空間｣は、｢設定メニュー｣から宇宙空間モードを選択し、空間内で□ボタンを押す事でスクリーンが自分の真正面に固定される設計で、｢PlayStation Camera｣の認識範囲内であれば様々な姿勢で映像が楽しめる為、「リラックスして宇宙(そら)に身を委ねて視聴してみるのもオススメ」としています。

更に、DUALSHOCK 4表示のON/OFFも、｢設定メニュー｣から切り替え可能となり、より映像に没頭で出来る様になっています。


↑｢設定メニュー｣から表示のON／OFFの切り替えが可能に

PlayStation Video用コンテンツとシアタールームVRでは動画の形式等違うんですかね？シアタールームVRで購入したものをPSVideoアプリで再生出来なくても、その逆は出来ても良いと思うんですが…。

また、シアタールームVRはソファ等に座って視聴する分には良いんですが、寝そべって観るとどうしても変な位置からスクリーンを観ている様な形になる為、新内装「宇宙空間」は良いかもしれませんね。

まぁ、PS VRのHMDは後頭部をホールドする形になるので、完全に頭を付けて寝る事は出来ないんですが、それは首筋にクッション等を挟んで何とかするしか無いですかね？

■プレスリリース（PlayStation Blog）
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/8005/20181219-theaterroom-vr.html