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米SONY、独自シネマ技術の劇場を今春ラスベガスにオープン [プロフェッショナル映像機器]

米Sony Electronicsは、新たな映画館「Sony Digital Cinema Premium Large-format Auditorium」を発表しました。

Sony_Digital_Cinema_Auditorium_01.jpg

Galaxy Theatresが2019年春にオープンする米国ラスベガス最大の劇場Las Vegas Boulevard Mall内に導入されるとの事です。

Sony Digital Cinemaは、4K/HDR対応デュアルレーザープロジェクションシステムの映像や、Dolby Atomos等パワフルな音響、リクライニングシート等の設備を備え、PLF(大型スクリーンで楽しめる映画館)の新たな体験として提案。

HDRプロジェクションシステムにより、映画製作者の意図通りの映像を観客に届けられるとしています。

Sony Electronicsのシネマ担当責任者Bob Raposo氏は、「SONYは撮影、ワークフロー、ポストプロダクションから、制作と配給、劇場ソリューションまで、映画に関わるあらゆる機能とツールを持っており、映画館と観客の体験を高められる」とコメントしています。

米国の業界紙等調べてみたところ、DCPはIMAXやDolby Cinema同様独自形式の他通常のDCPの再生も可能となっていました。

尚、購入した場合設備投資額は100万ドルを越える事になるが、SONYはビジネスモデルに関して名言していないとの事です。

米国は劇場料金が劇場によって異なっており、日本より安い価格で見られる事が多かったのですが、IMAXやDolby Cinema等の大型スクリーン等の付加価値をつける事により、劇場料金が高騰しています。

米国の興行チェーンは莫大な規模だったりしますから、そうした興行主に訴求する為にPLFの開発に乗り出したんでしょうね。

しかし、またしても新たな方式、独自DCPとか作ると配給会社は劇場毎に別々のDCP作る必要が有るので嫌がられると思うんですが…。

また、こうしたデジタルシネマ関連の設備がソニービジネスソリューションではなく、米SONY本体から発表されるのは珍しいですね。完全に米SONYのみで動いていたのか、SIEの様にデジタルシネマは開発部門から全て米国に移管するんでしょうか?




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