米SONY、DolbyVision HDRやSACD対応のUHD BDプレイヤー『UBP-X1100ES』発売

米SONYは、4K Ultra HD Blu-ray対応のユニバーサルプレーヤー『UBP-X1100ES』を発売すると発表しました。



国内での発売日や価格は未定となっています。

Dolby Visionを始め、HDR10、Hybrid Log Gamma(HLG)のHDR方式に対応。HDR非対応テレビでも、HDRコンテンツが楽しめる様、独自の高精度HDR→SDR変換技術を搭載しており、4K/HDRの画質が楽しめるとしています。

また4Kアップスケーリング機能も備え、解像度の低い映像でも高精細な4Kに変換が可能。Dolby AtmosとDTS:Xもサポートします。

ディスクプレーヤーとして、UHD BDやBDに加え、SACD、DVDオーディオの再生にも対応。DSD(最大11.2MHz)/FLAC/ALAC/AAC/WAV/MP3等の音楽ファイルや、XVID/WMV/AVCHD/MPEG2/MPEG4等の映像ファイルの再生にも対応。Netflixなどの4Kストリーミング配信にも対応しています。



Wi-Fi機能を内蔵する他、Bluetooth出力もサポート。コーデックはLDACに対応、ヘッドフォン等と組み合わせて高音質なワイヤレス音声再生が可能。

筐体はSONY独自のFBシャーシを採用。振動や輻射ノイズを考慮した堅牢な構造とし、プレーヤーとしての高品位再生を実現。また高品質素材によるカスタム仕様のヒートシンクやディスクドライブを採用する事で、音質向上を図っているとしています。




映像・音声信号がセパレート伝送可能な、2系統のHDMI出力を装備。同軸デジタル、光デジタル、LRアナログ音声出力を各1系統搭載。LAN、RS-232Cの他、前面にUSB端子を備えています。

外形寸法は430×265×54(幅×奥行き×高さ)mmで、重量は3.9kg。

日本は下手にBS/CS4K放送が開始されたせいか、配信やUHD BDを購入してまで4Kコンテンツを楽しむという文化が浸透していない様な気がしますが、米国は相変わらずディスクを買って映画を楽しむという文化が浸透しているせいか、UHD BDプレイヤーもそれなりに売れている様ですね。

国内でもこうしたユニバーサルプレイヤー発売して欲しいんですが…。こうしたユニバーサルプレイヤーがなかなか無いおかげで、ストリーミングサービスやディスク毎に別の機器を立ち上げなくてはならない等、面倒が多いんで…。

■UBP-X1100ES製品ページ（米SONY/英文）
https://www.sony.com/electronics/blu-ray-disc-players/ubp-x1100es