PlayStationが「世界で一番売れたゲーム機」にギネス認定

SIEは、初代PlayStationの誕生日である12月3日、歴代PSが「史上もっとも売れたゲーム機ブランド」としてギネス記録に認定された事を発表しました。



認定の対象となった初代プPS〜PS4迄の累計販売台数は約4億5000万台(VZChartz調べ)。

都内で催された「認定式」には、SIEの現CEO ジム・ライアン氏と共に、PSの生みの親である久夛良木健氏も姿を現しました。

歴代PSの販売台数は、VZChartzによれば

・PlayStation 　 1億0250万台
・PlayStation2　1億5768万台
・PlayStation3　8741万台
・PlayStation4　1億0253万台

ちなみに、PSPは公式で2012年時点7640万台。PS Vitaは非公開です。

尚、最も売れた家庭用ゲーム機「ブランド」という言い回しから、定義による販売数トップを疑われそうですが、任天堂はファミコン、スーパーファミコン、ニンテンドウ64、ゲームキューブ、Wii、Wii U、Nintendo Switchの合計でも3億数千万台なので、任天堂ブランドと比較しても文句なくPSが一番売れた家庭用据え置きゲーム機本体シリーズになります。

久夛良木健氏は、「ギネス世界記録に認定されたことを大変誇りに思うと同時に、プレイステーションをここまで暖かくサポートしていただいた関係者の皆様、そしてなにより、25年の長きにわたり、プレイステーションの上でたくさんのゲームを遊んでいただいた全世界のユーザーの皆様に、心より感謝を申し上げます」とコメントしています。

SIEは、12月3日PlayStation Award 2019を開催。PlayStationブランド25周年という事もあり、今回のギネス認定の申請を行ったんだと思うのですが、SIEのオフィシャルサイトにもSONYのオフィシャルサイトにもギネス認定に関するプレスリリース出ていないんですよね…。

久夛良木氏はエレクトロニクス部門の不振や、自身が推奨、開発したPSXの失敗によりSONY本体の副社長から退任、PS3の不振によりSCEからも退任させられた（会長職にはなりましたが、完全に蚊帳の外に追いやった形です）という経緯がありますから、プレスリリースを出すと、久夛良木氏にも触れざるを得ないというのが理由でしょうかね？

そんなわだかまりを持ったビジネススタイルでいると、今後の成長は見込めないと思うんですが…。まぁ、全部ワタシの想像なんで真意は分かりません。別の理由だと良いですね。