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SIE、あらゆるゲームをマルチプレイに出来る特許を取得 [PlayStation]

ハードウェアスペックは好評されつつも、依然として謎に包まれた部分が多いPS5ですが、SIEがあらゆる1人用のゲームを多人数で遊べるマルチプレイに出来る特許を取得した事が明らかとなりました。

PS5_rumor_08.png

「ビデオゲームでのコントロールの共有とコントロール受け渡しの分岐」と題された特許を発見したのは、オランダのテック系サイトLetsGoDigitalとなります。

SIEが2018年半ばに米特許商標庁(USPTO)に申請し、12月5日に承認されたものとなります。

これはDUALSHOCK4等の複数のコントローラーを1つのゲームコントローラーの様に使える様にするものです。基本的にはXbox OneのCopilotの延長上の技術ですが、Copilotはローカルで2人(2つ目のコントローラーをゲーム機本体に接続する必要)に限られていたのに対して、こちらはローカルおよびクラウドゲームの両方で最大4人迄が想定されています。

例えば2人のプレイヤーがFPSをプレイする場合、1人がプレイキャラクターの移動を担当し、もう1人が射撃の照準を担当できるといった具合に利用出来ます。更に、3人目が射撃のトリガーを引く係となり、4人目に装備の使用を割り振るといった事も可能です。

勿論、他のジャンルでも利用でき、格闘ゲームで1人が移動の立ち回り、もう1人が攻撃ボタンを受け持つ遊びかたも可能です。同じ部屋で一緒にプレイする事も、クラウド経由で別々の場所でも良く、全てのゲーマーは同じプレイ画像を見る事が可能です。メインプレイヤーがSNS経由で招待状を送信し、他のプレイヤーに参加して貰う形となります。

更にメインプレイヤーが、他の参加プレイヤーが担当する操作部分を割り振ったり、時間制のローテーションを組むのも可能との事。例えば4対4でのチーム戦の場合、キャプテンが誰がどのボタンや操作を受け持つかを決められる他、2分毎に次の人に交代する設定も可能です。特許に添付されたイメージでは、「鉄拳7」のような対戦格闘ゲームで4 vs. 4のチーム戦をする場合が図示されています。

他、仮想通貨を支払って操作を引き継ぐ事や、ゲームプレイを引き継ぐ人を投票で決める事も想定されており、可能性は無限に広がっています。

特許のイメージ図に有る様な、対戦格闘ゲームの手足や方向キーを個別に操作するというのは現実的ではありませんが、一両の戦車に複数のプレイヤーがクラウド経由で乗り込んで車長や通信手、操縦手、砲手等を役割分担して戦うといったゲームの登場が想像されます。

恐らくPS5での実装を目指した特許だと思いますが、使い方によっては非常に面白そうなゲームが開発出来そうですね。




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